キクザキイチゲの花は咲いたでしょうか
わたしはいま西原村に居ません
イチゲの花は咲いたでしょうね
今年の花を 観ることができないのが少し残念です
けして 小さな花ではありません
ひかえめで可憐なイチゲの花
春一番に気になる花です
春はいろいろと忙しいので つい見逃すことが多い 野の花
西原村の何気ないあぜ道で 出会ってみませんか
曇りや雨の日は 花弁が閉じています
晴れた日にはちゃんと太陽を見上げています
キクザキイチゲです
雨の多い4月です。
車を走らせていると、イチリンソウを見つけました。
ここは大津から西原村に向かう道路です。
毎年咲きます。初めて見たのは20年以上前です。我が家の庭に植えたのもここの一株です。
雨の中に花弁が半開状態で咲いていました。
車が多いので気をつけなければいけません。
道路に沿って100m位は咲いています。
晴れた日に見たいですね・
キクザキイチゲの咲く畑の土手にもイチリンソウが咲いているでしょう。
晴れたらいいな。
つぼみは下向きです。
暖かな日が2、3日続けば開くでしょう。
例年は25日には満開でした。
3日間冷たい雨が降りました。
キクザキイチゲの白い花弁が下を向いていました。
この斜面に一輪草が咲くのが楽しみです。
家の庭にも花が咲き始めています。
チクシイバラ
一重のはなびら。香りもほのかにある。
北部九州の自生地は天然記念物に指定されているとか。聞いたことがあります。
挿し木にしてもすぐ大きくなります。 丈夫なバラ。
とげはありますが、さほど硬くはありません。
改良種が、花屋に出ています。一斉に咲くと見事です。
とげの多いアザミ
庭に向かない花です。
あまり世話もしないのに、かってに広がっていきます。
紫、ピンク、紅、白 オレンジに近い色も。
父母はどうしてこの花を選んだのか。それを考えるのも今の私の楽しみ。
今年は咲くのかな?
昨年、庭を雑草の海にしてしまったので、弱い花は消えているかもしれない。
阿蘇の仙酔峡は中岳(火口)の東側にある。
近年は中岳から仙酔峡に至る道は立ち入り禁止になっている。
数十年前にはロープウエイが、中岳山頂から仙酔峡まで運航していた。
一度乗ったことがあるが、スリリングな大パノラマだった。
毎年、5月半ばに熊本放送がミヤマキリシマのニュースを流す。
平日の駐車場は午前中ならば大丈夫である。
山頂にはこんな風景がある。
この観音はむかいの高岳の岩場「鷲ヶ峰」に向いている。
岩登りの途中で亡くなった若い人たちの慰霊のために、遺族が建てた石碑である。
鷲ヶ峰を望む。
仙酔峡は高岳登山の入口になっている。
尾根つたいの道と、鷲ヶ峰の谷道。
かれたミヤマキリシマ
ウイルスの侵入で木が枯れていた。
熊本では戦後間もなくから、長い間ミヤマキリシマの保存問題が協議されていた。
大半の意見は自然に任せるだった。
道路ができた頃から消毒をするようになった。
しかしミヤマキリシマは毎年何本か枯れている。
何十年、何百年の古木だからだいじに残したいが。
この3年間の中岳の噴火で、火山灰もかぶっている。
地震で道も通行不能に。重ねて、残念なことである。
エビネランは知らないことが多い。
父が元気なころ、エビネランの展示会があると遠くまでも訪ねて行ったそうだ。
実家に帰る時は、エビネランの花の時期ではなかったから
どんな花なのか知らかった。
15年以上前、母とエビネの植え替えをした。
そのときに、分けられた小さな苗を別の場所に植え替えた。
それが写真の花である。
その後、大株は消えてしまった。
なにがいけなかったのかわからない。
ピンクの欄は、はかなげな花で美しい。
白いエビネランも目を引く。
最近は改良種が主流だそうだが。
九州の山にこんな花が咲いていたと思うと複雑な気持ちになる。
山からの贈り物だと思う。
3月 暖かい日当たりのよい場所にはスミレが咲き乱れます。
プランターに咲く肥後スミレ
白花細葉スミレが駐車場のコンクリートの隙間にびっしり咲いているのを見つけると
生命力を感じますが、スミレはとてもデリケートな花です。
わずかな環境の変化で翌年には全く消えてしまうこともあります。
西原村には色とりどりのスミレが咲きます。
その小ささのため、ほとんど見過ごされてしまうことが多いのですが。
今年はスミレを探して歩きましょう。
春を待つ今日この頃 庭が花であふれます。
あの日(2016年4月16)夜が明けて愕然としたと思うのですが、あまりおぼえてはいません。
頭は次のことばかり考えていました。コンクリートブロックを探して、かまどを作り、
ご飯を炊くこと、 湯を沸かしてお茶を飲むこと。
雨露をしのぐ場所を確保すること、しなければいけないことは山ほどありました。
家の中から使えるものを 探すのも一苦労。
そんなおり、黒豚が我が家の庭に入ってきました。
庭のあちらこちらを、鼻先で掘り返していたのです。その時の写真はありません。
あまりの驚きで黒豚を追い払うことしか頭になかったから。
これは別の日の写真です。
「ぶーこ」 「家におかえり!」「ここにきてはだめ!」
可愛そうなブーコだったのに、同じ被災者だったのに。私はその時、
自分のことしか考えられなかった。反省、はんせい、ハンセイ。
自分のブログでは「プロフィール」の写真を黒豚のブーコにしています。
ブーコと私の共通点を忘れないように。
もちろん私とブーコにそれ以上の共通点はありませんよ。
ブーコはある日私達の前を通り過ぎて、山に向かってどこまでも行ってしまいました。
「山に行ってはだめ!」 「帰っておいでブーコ」
ブーコが行ってしまった山道に「だいぎり」の花が満開でした。
阿蘇の草原は草が芽吹く前に野焼きが行われて来ました。
ここは俵山のすそ野です。西原村の農産物が売られている「萌の里」の近く、ポピーの種まきが終わったばかりでしょうか、畑が見えます。この畑は秋にコスモスが咲いていました。。ブログに書いた「捨てられた山羊たち」の話の舞台です。
野焼きが行われなくなった阿蘇の草原は荒れていきます。灌木と笹竹に埋まり、人が入ることができない山になってしまいます。
野焼きは日曜日に実施されます。消防団の方や農家の若い人たちが、仕事を休める日に行われるからです。風が強い日は実施されません。雨はもちろん、前日が大雨でもダメです。枯草が湿っていると火をつけるのが難しいからです。
炎が10メートルくらい上がっているのがわかりますでしょうか。
怖いです。離れていますがパチパチ篠竹が焼ける音が聞こえます。
「萌の里」では春休みに観光野焼きをやっていましたよ。でも今年はどうかしら。草地が一所「萌の里」のために残してありました。夕方残照の中で赤々ともえる草原は幻想的でしたよ。
山も崩れたので、人が登れる状況ではないかもしれませんから、野焼きは無理でしょうか。でもいつか元の草原に戻る事でしょう。
私も山にはまだ入っていません。草原の草花を見に行ける日を、楽しみに待つことにしましょう。
「萌の里」の野焼きからまもなくの草原です。先に野焼きが行われたところは草が青く芽吹いていますね。
こうして毎年の草が育つのですね。蕨が頭を持ち上げています。写真はすべて地震の前のものです。
「春を待つ」 「春が来る 」 「春を楽しむ」 「春を惜しむ」
春への尽きない思いと庭の花々。
2月は春を前にして、その期待がどことなく胸騒ぎに代わりませんか。
3月は椿と桜が我が家の庭の主役です。しかし、今年は例年と少し違っています。 地震で壊れた石垣の修復工事のために、かなりの庭の木々を切ってしまいました。桜はほとんど切り倒しました。椿も切りました。椿は数年もすればもとの大きさに戻るとは思いますが。
庭の椿の数年前の写真を載せました。
当時はブログの予定がなく、適当に撮りためてきたものです。
「肥後椿」が庭の主流です。3月には今年のはなを紹介したいですね。
赤の肥後椿です。
肥後椿は白、ピンク、赤と白の絞り、ピンクと赤の絞りと赤の咲き分け、などの木があります。大輪の薔薇くらいの大きさの花です。
チューリップ椿、しぼりの江戸錦、侘助つばきの写真です。
これは山茶花です。ほかにも山茶花はありますが写真はありません。
山茶花は花の時期が長く、12月から3月まで咲いている木もあります。
つばきが好きな方は3月をお楽しみに!