宮古駅で、三陸鉄道北リアス線に乗り換えます。
三陸鉄道北リアス線は、1972年(昭和47年)に開通した宮古駅・田老駅間の国鉄宮古線と、1975年(昭和50年)に開通した普代駅・久慈駅間の国鉄久慈線に加え、日本鉄道建設公団が建設を中断していた田老駅・普代駅間の工事を再開し、宮古駅・久慈駅完を全通させ1984年(昭和59年)第三セクターとして開業した路線です。
(地図は多少古く、平成15年のものです)
三陸鉄道北リアス線 久慈行
宮古 13:14発
山口団地 13:17着 13:17発
愛称は、源義経が滞在したとされる黒森神社の名前に由来する「黒森の鼓動」。
一の渡 13:23着 13:24発
愛称は、周囲を山に囲まれ、ウグイスやカッコウの声が聞こえることに由来する「うぐいすの小径」。
佐羽根 13:28着 13:28発
愛称は、黒森神楽の伝承の地であることに由来する「神楽の里」。
ホームには、三陸鉄道を勝手に応援する会の皆さんが寄贈した木彫りのクマ、シカ、タヌキ、ウサギ、ヨタカ、テン、サルの合計15匹があります。
田老 13:32着 13:35発
愛称は、アワビの養殖やサケ漁が盛んな港町の駅であることに由来する「銀色のしぶき」。
ツアーで乗車した皆さんはここで下車し、震災当時の説明を受けていました。
北リアス線で一番長い、6,532mの真崎トンネルを抜けると、トンネル内外の気温差のため窓ガラスが曇って、しばらくは景色が見えません。
摂待 13:43着 13:44発
愛称は、ここに住んでいた3人兄弟の末っ子、「八郎」にまつわる伝説があることに由来する「旅の八郎」。
岩泉小本 13:48着 13:49発
愛称は、龍泉洞から湧き出る水が流れ込む小本川の河口近くに位置することに由来する「泉湧く岩」。
開業時の駅名は小本駅でしたが、2014年(平成26年)にJR岩泉線がはいしされ岩泉線岩泉駅が廃止されて以来、岩泉町内から「岩泉」の名称をもつ駅が消えていたため、岩泉町からの要請で駅舎を兼ねた「小本津波防災センター」がかんせいした2015年(平成27年)12月に「岩泉小本駅」に改称しました。
島越 13:57着 13:58発
愛称は、宮沢賢治の童話『グスコーブドリの伝記』の舞台の一つ、カルボナード火山島に由来する「カルボナード」。
ここは東日本大震災の津波で、駅舎の土台、階段の一部等を除き駅舎、ホーム、高架線路の全てが消失した被害の一番大きかったところです。
再建された駅舎は、以前の南欧風の八角形のドーム屋根の面影をもっています。
この付近の路線は震災前の高架構造から津波防波堤を兼ねた築堤に変更されています。
旧駅舎があった駅前広場には、津波にも流失しなかった宮沢賢治の詩碑(「発動機船 二」)と旧駅舎よりホームへ向かうための階段が震災遺構として保存されています。
田野畑 14:01着 14:01発
愛称は、宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』に登場する人物に由来する「カンパネルラ」。
近くには三陸鉄道の車両と同じ塗装の平井賀川の水門がありましたが、現在は取り壊されてありません。
普代 14:11着 14:11発
愛称は、駅のある普代村の花、ハマユリに由来する「はまゆり咲く」。
白井海岸 14:16着 14:17発
愛称は、白井海岸がウニの産地として知られていることに由来する「ウニの香り」。
白井海岸駅と堀内駅の間には、三陸鉄道北リアス線を代表する景観「大沢橋梁」があり、列車は観光停車します。
列車の写真を撮るポイントは、国道45号線堀内大橋がいいそうです。
堀内 14:23着 14:23発
愛称は、源義経にゆかりのある鵜鳥神社が近くにあることに由来する「義経の祈り」。
NHKで2013年(平成25年)に放送された連続テレビ小説『あまちゃん』に出てきた「北三陸鉄道リアス線」の「袖が浜駅」はここがモデル。
現在でもその駅名票も残っています。
堀内駅と野田玉川駅の間には、長さ302m、高さ33m、三陸鉄道一の絶景ポイントといわれる安家川橋梁があります。
ここでも観光停車しました。北の方には青空が広がっています。
山側にある下安家漁協のサケ・マスふ化場施設は、東日本大震災で被害を受けた後に復旧したのですが、2016年(平成28年)の台風10号で再び被害を受けました。現在はほぼ復旧工事が終わっているようです。
野田玉川 14:30着 14:33発
愛称は、西行がこの地に庵を結んだという伝承に由来する「西行の庵」。
十府ヶ浦海岸 14:36着 14:36発
2017年(平成29年)3月25日開業した、三陸鉄道で一番新しい駅です。愛称は「はまなす香る砂浜」。
駅付近には、東日本大震災の復興事業で整備された米田高台団地があり、その最寄駅として野田村が建設費を負担(全額岩手県からの補助金)してつくられた請願駅です。なお、 かつては、海水浴場開設に合わせて夏季限定で仮設の臨時駅、十府ヶ浦駅が営業していました。海水浴場オープンは中止しております。またシャワー・公衆トイレは流失しております。
現在この地区は海岸防潮堤工事が行われており、海水浴場は中止、駐車場や砂浜への立ち入りは制限されています。また、愛称にもあるはまなすの群生は工事に伴い一部を移植・保護していますが群生地自体は今はありません。
駅周辺では、津波防災緑地公園を整備中です。
以前は見えた海岸線も高い防潮堤が作られ見ることはできません。
陸中野田 14:39着 14:40発
愛称は、江戸時代ここで作られた塩を内陸へ運ぶ「塩の道」があったことに由来する「ソルトロード」。
陸中宇部 14:44着 14:45発
愛称は、縄文時代の遺跡が発掘されていることに由来する「縄文の花」。
久慈 14:53着
久慈駅からは、久慈駅と八戸駅を結ぶJR八戸線に乗ります。
八戸線 普通リゾートうみねこ 八戸行
東日本大震災後の青森デスティネーションキャンペーンおよび東北新幹線全線復旧に併あわせて、2011年(平成23年)4月29日にきらきらみちのくから改造を受けて運行を開始した。ジョイフルトレインです。
休日を中心に、通常の普通列車の車両を置き換える形で普通列車として運行されています。
リゾートうみねこで運行されるときは、上りは1号車、下りは3号車が指定席で510円の追加料金が必要です。なお、自由席は残りの2両となります。
2号車は、木目調の内装で畳仕様ののボックス席です。
久慈 15:01発
陸中夏井 15:05着 15:05発
陸中中野駅までは、内陸部を進みます。
侍浜 15:20着 15:20発
陸中中野 15:27着 15:28発
陸中中野駅を過ぎると、太平洋を見ながら進みます。
有家 15:31着 15:31発
陸中八木 15:35着 15:36発
宿戸 15:40着 15:41発
玉川 15:43着 15:44発
種市 15:48着 15:49発
種市駅前では「種市夏まつり」が開かれていました。
平内 15:52着 15:52発
角の浜 15:55着 15:56発
階上 15:59着 16:02発
階上駅構内に進入したところで、緊急停止信号で非常ブレーキがかかり緊急停車しました。
八戸からの対向列車も停まっています。
その後ホームに入りましたが、10分ほど遅れて発車しました。
大蛇 16:05着 16:06発
金浜 16:08着 16:09発
大久喜 16:12着 16:12発
久しぶりに青空を見るような気がします。
種差海岸 16:15着 16:15発
陸奥白浜 16:18着 16:19発
岬に突き出た砦のような「葦毛崎展望台」観光客の姿が見えます。
鮫 16:26着 16:27発
白銀 16:30着 16:31発
陸奥湊 16:33着 16:39発
小中野 16:42着 16:42発
本八戸 16:45着 16:46発
馬淵川を渡ると八戸臨海鉄道線が合流します。三菱製紙専用線のみです。
長苗代 16:50着 16:50発
八戸 16:55着
階上駅での緊急停止の原因について説明のないまま、6分ほど遅れて到着しました。
青い森鉄道 普通 青森行
八戸 17:13発
陸奥市川 17:19着 17:20発
下田 17:23着 17:24発
向山 17:28着 17:28発
三沢 17:32着 17:33発
小川原 17:38着 17:38発
上北町 17:41着 17:42発
乙供 17:47着 17:47発
千曳 17:52着 17:53発
野辺地 17:59着
おしまい
三陸鉄道北リアス線は、1972年(昭和47年)に開通した宮古駅・田老駅間の国鉄宮古線と、1975年(昭和50年)に開通した普代駅・久慈駅間の国鉄久慈線に加え、日本鉄道建設公団が建設を中断していた田老駅・普代駅間の工事を再開し、宮古駅・久慈駅完を全通させ1984年(昭和59年)第三セクターとして開業した路線です。
(地図は多少古く、平成15年のものです)
三陸鉄道北リアス線 久慈行
宮古 13:14発
山口団地 13:17着 13:17発
愛称は、源義経が滞在したとされる黒森神社の名前に由来する「黒森の鼓動」。
一の渡 13:23着 13:24発
愛称は、周囲を山に囲まれ、ウグイスやカッコウの声が聞こえることに由来する「うぐいすの小径」。
佐羽根 13:28着 13:28発
愛称は、黒森神楽の伝承の地であることに由来する「神楽の里」。
ホームには、三陸鉄道を勝手に応援する会の皆さんが寄贈した木彫りのクマ、シカ、タヌキ、ウサギ、ヨタカ、テン、サルの合計15匹があります。
田老 13:32着 13:35発
愛称は、アワビの養殖やサケ漁が盛んな港町の駅であることに由来する「銀色のしぶき」。
ツアーで乗車した皆さんはここで下車し、震災当時の説明を受けていました。
北リアス線で一番長い、6,532mの真崎トンネルを抜けると、トンネル内外の気温差のため窓ガラスが曇って、しばらくは景色が見えません。
摂待 13:43着 13:44発
愛称は、ここに住んでいた3人兄弟の末っ子、「八郎」にまつわる伝説があることに由来する「旅の八郎」。
岩泉小本 13:48着 13:49発
愛称は、龍泉洞から湧き出る水が流れ込む小本川の河口近くに位置することに由来する「泉湧く岩」。
開業時の駅名は小本駅でしたが、2014年(平成26年)にJR岩泉線がはいしされ岩泉線岩泉駅が廃止されて以来、岩泉町内から「岩泉」の名称をもつ駅が消えていたため、岩泉町からの要請で駅舎を兼ねた「小本津波防災センター」がかんせいした2015年(平成27年)12月に「岩泉小本駅」に改称しました。
島越 13:57着 13:58発
愛称は、宮沢賢治の童話『グスコーブドリの伝記』の舞台の一つ、カルボナード火山島に由来する「カルボナード」。
ここは東日本大震災の津波で、駅舎の土台、階段の一部等を除き駅舎、ホーム、高架線路の全てが消失した被害の一番大きかったところです。
再建された駅舎は、以前の南欧風の八角形のドーム屋根の面影をもっています。
この付近の路線は震災前の高架構造から津波防波堤を兼ねた築堤に変更されています。
旧駅舎があった駅前広場には、津波にも流失しなかった宮沢賢治の詩碑(「発動機船 二」)と旧駅舎よりホームへ向かうための階段が震災遺構として保存されています。
田野畑 14:01着 14:01発
愛称は、宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』に登場する人物に由来する「カンパネルラ」。
近くには三陸鉄道の車両と同じ塗装の平井賀川の水門がありましたが、現在は取り壊されてありません。
普代 14:11着 14:11発
愛称は、駅のある普代村の花、ハマユリに由来する「はまゆり咲く」。
白井海岸 14:16着 14:17発
愛称は、白井海岸がウニの産地として知られていることに由来する「ウニの香り」。
白井海岸駅と堀内駅の間には、三陸鉄道北リアス線を代表する景観「大沢橋梁」があり、列車は観光停車します。
列車の写真を撮るポイントは、国道45号線堀内大橋がいいそうです。
堀内 14:23着 14:23発
愛称は、源義経にゆかりのある鵜鳥神社が近くにあることに由来する「義経の祈り」。
NHKで2013年(平成25年)に放送された連続テレビ小説『あまちゃん』に出てきた「北三陸鉄道リアス線」の「袖が浜駅」はここがモデル。
現在でもその駅名票も残っています。
堀内駅と野田玉川駅の間には、長さ302m、高さ33m、三陸鉄道一の絶景ポイントといわれる安家川橋梁があります。
ここでも観光停車しました。北の方には青空が広がっています。
山側にある下安家漁協のサケ・マスふ化場施設は、東日本大震災で被害を受けた後に復旧したのですが、2016年(平成28年)の台風10号で再び被害を受けました。現在はほぼ復旧工事が終わっているようです。
野田玉川 14:30着 14:33発
愛称は、西行がこの地に庵を結んだという伝承に由来する「西行の庵」。
十府ヶ浦海岸 14:36着 14:36発
2017年(平成29年)3月25日開業した、三陸鉄道で一番新しい駅です。愛称は「はまなす香る砂浜」。
駅付近には、東日本大震災の復興事業で整備された米田高台団地があり、その最寄駅として野田村が建設費を負担(全額岩手県からの補助金)してつくられた請願駅です。なお、 かつては、海水浴場開設に合わせて夏季限定で仮設の臨時駅、十府ヶ浦駅が営業していました。海水浴場オープンは中止しております。またシャワー・公衆トイレは流失しております。
現在この地区は海岸防潮堤工事が行われており、海水浴場は中止、駐車場や砂浜への立ち入りは制限されています。また、愛称にもあるはまなすの群生は工事に伴い一部を移植・保護していますが群生地自体は今はありません。
駅周辺では、津波防災緑地公園を整備中です。
以前は見えた海岸線も高い防潮堤が作られ見ることはできません。
陸中野田 14:39着 14:40発
愛称は、江戸時代ここで作られた塩を内陸へ運ぶ「塩の道」があったことに由来する「ソルトロード」。
陸中宇部 14:44着 14:45発
愛称は、縄文時代の遺跡が発掘されていることに由来する「縄文の花」。
久慈 14:53着
久慈駅からは、久慈駅と八戸駅を結ぶJR八戸線に乗ります。
八戸線 普通リゾートうみねこ 八戸行
東日本大震災後の青森デスティネーションキャンペーンおよび東北新幹線全線復旧に併あわせて、2011年(平成23年)4月29日にきらきらみちのくから改造を受けて運行を開始した。ジョイフルトレインです。
休日を中心に、通常の普通列車の車両を置き換える形で普通列車として運行されています。
リゾートうみねこで運行されるときは、上りは1号車、下りは3号車が指定席で510円の追加料金が必要です。なお、自由席は残りの2両となります。
2号車は、木目調の内装で畳仕様ののボックス席です。
久慈 15:01発
陸中夏井 15:05着 15:05発
陸中中野駅までは、内陸部を進みます。
侍浜 15:20着 15:20発
陸中中野 15:27着 15:28発
陸中中野駅を過ぎると、太平洋を見ながら進みます。
有家 15:31着 15:31発
陸中八木 15:35着 15:36発
宿戸 15:40着 15:41発
玉川 15:43着 15:44発
種市 15:48着 15:49発
種市駅前では「種市夏まつり」が開かれていました。
平内 15:52着 15:52発
角の浜 15:55着 15:56発
階上 15:59着 16:02発
階上駅構内に進入したところで、緊急停止信号で非常ブレーキがかかり緊急停車しました。
八戸からの対向列車も停まっています。
その後ホームに入りましたが、10分ほど遅れて発車しました。
大蛇 16:05着 16:06発
金浜 16:08着 16:09発
大久喜 16:12着 16:12発
久しぶりに青空を見るような気がします。
種差海岸 16:15着 16:15発
陸奥白浜 16:18着 16:19発
岬に突き出た砦のような「葦毛崎展望台」観光客の姿が見えます。
鮫 16:26着 16:27発
白銀 16:30着 16:31発
陸奥湊 16:33着 16:39発
小中野 16:42着 16:42発
本八戸 16:45着 16:46発
馬淵川を渡ると八戸臨海鉄道線が合流します。三菱製紙専用線のみです。
長苗代 16:50着 16:50発
八戸 16:55着
階上駅での緊急停止の原因について説明のないまま、6分ほど遅れて到着しました。
青い森鉄道 普通 青森行
八戸 17:13発
陸奥市川 17:19着 17:20発
下田 17:23着 17:24発
向山 17:28着 17:28発
三沢 17:32着 17:33発
小川原 17:38着 17:38発
上北町 17:41着 17:42発
乙供 17:47着 17:47発
千曳 17:52着 17:53発
野辺地 17:59着
おしまい
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