旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション165 「きらきら弁当」(新潟駅)

2022-05-14 11:08:03 | 駅弁コレクション
【きらきら弁当】(新潟駅)
                            2022.5.14投稿

2012年(平成24年)7月29日
 「きらきらうえつ号」車内売店で購入 価格1,050円
                        [製造元](株)三新軒

 「きらきらうえつ号」と沿線の景勝地「笹川流れ」の写真、「きらきらうえつ号」の車体色をデザインした掛紙(スリーブ)です。


 御飯は、新潟産新潟牛の牛蒡煮が載った白飯と、イクラの載った自家製鯛めしの2種類で、新潟産コシヒカリが使われています。
 おかずは、煮物の蕗・椎茸・木の葉南瓜の上に星型蒲鉾と星型人参が載っています。人参・牛蒡・インゲン・高野豆腐を油揚げで巻いて、干瓢で結んだ田舎巻。海老フライは新潟産の南蛮海老。玉子焼き。自家製鮭の焼漬。村上産越乃黄金豚。佐渡産一夜干しイカ。香の物は庄内産赤かぶの漬物です。




 羽越本線の観光列車「きらきらうえつ号」の運行開始10周年に伴い、2011(平成23)年11月にリニューアルされた駅弁です。
 掛紙(スリーブ)に車掌さんイラストと「私たちが企画しました」というキャッチフレーズあるとおり、JRの乗務員さんと三新軒が沿線の名物を中心に考案したそうです。
 車窓を楽しみながらゆっくり味わう駅弁でした。
 『本州一周普通列車の旅』6日目の昼食として、「きらきらうえつ号」の車内売店で購入しました。
 2019年(令和元年)のデスティネーションキャンペーンに合わせ、ハイブリッド式気動車を使用した新たな観光列車「海里(かいり)」の運行に伴い、2019年12月15日の「きらきらうえつ号」ラストランと共に「きらきら弁当」は終売になりました。

 製造・販売の「三新軒」は、1928年(昭和3年)に新津駅の構内営業業者として発足し営業を開始しました。
1956年(昭和31年)に、新発田支店を「株式会社新発田三新軒」、新潟支店を「株式会社新潟三新軒」としてそれぞれ独立させ3社体制となりました。
 しかし、「新発田三新軒」は本社機能を三新軒本社と同じ場所に移転し、1999年(平成11年)には 新津に三新軒・新発田三新軒共同の調理場を設置しています。


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