旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション235 「札幌駅弁よくばり膳」(札幌駅)

2022-08-21 09:23:17 | 駅弁コレクション
【札幌駅弁よくばり膳】(札幌駅)
                            2022.8.21投稿

2016(平成28年)12月25日 札幌駅で購入 価格1,250円
                    [製造元](株)札幌駅立売商会

 既存の駅弁4種類の掛紙を組み合わせた掛紙(スリーブ)です。


 左上は「石狩鮭めし」。昆布飯の上に錦糸玉子・いくら・鮭そぼろ・椎茸煮が載っています。
 右上は「ひぐまの笹寿司」。通常版は5種類ですが鮭と鰊の2種類です。
 左下は「知床とりめし」。知床どりの炊き込み御飯の上に鶏照り焼き・しめじ煮が載り、大根の桜漬けが添えられています。
 右下は「海鮮えぞ賞味」。酢飯の上にズワイ蟹のほぐし身・いくら・トビッコ・茶菜昆布・蒸しウニ・帆立煮のほぐし身あ載っています。




 人気の札幌駅弁4種類が同時に食べられると、2016年(平成28年)9月に発売されたと言うことで、『札沼線の旅』の帰途、札幌駅で購入しました。
 発売の翌2017年(平成29年)にリニューアルし、「笹寿司」が「牛めし」に変更されました。
 この駅弁はすでに終売のようですが、既存の4種類の駅弁については現在も販売中(一部休止)で、公式ホームページに紹介されています。
石狩鮭めし ¥1,250(税込)
 大正12年からのロングセラー駅弁。札幌駅の味として親しまれてきた鮭めしにいくらをたっぷりとのせた本場ならではの醍醐味を存分にお召し上がり下さい。
 鮭のほぐし身とイクラの醤油漬け・鮭の昆布巻き・山フキ煮・かまぼこ・おしんこ


ひぐまの笹寿司 ¥1,100(税込)※休止中
 北海道産を中心にかなり贅沢な5種類の笹寿司をお詰めしました。翌日までお召し上がりいただける、新お土産駅弁です。
 厚切りサーモン炙り・うに・ホタテ・柔らか活タコ煮・ズワイガニ・鰊親子


知床とりめし ¥900(税込)
 北海道の雄大な自然環境の中で育てられた「知床どり」を使い、美味しいとりめしに仕上げました。
 

海鮮えぞ賞味 ¥1,100(税込)
 この一箱で蝦夷の幸を賞味できます。カニ・イクラ・ウニが入った贅沢な海鮮ちらし寿し駅弁です。
 カニ酢漬け・サーモン酢漬け・蒸しウニ・ボイル帆立貝・イクラの醤油漬け・酢飯


 製造元の「札幌駅立売商会」のルーツは、1890年(明治23年)の駅弁販売開始までさかのぼります。
「札幌駅立売商会」となったのは、1943年(昭和18年)と大分後になります。
 駅弁の販売や構内食堂などは『弁菜亭』の名称です。
 2021年(令和3年)には新型コロナウイルスに伴う注文減少を受け、コープさっぽろ系列の「コープトレーディング」の傘下に入り、弁当共同開発やコープさっぽろ白石中央店で駅売りより容量を減らした安価な弁当販売を怪死しています。


コメントを投稿