越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

ヒトリシズカ(一人静)

2024-05-06 08:23:17 | 山野草(白花)

【ヒトリシズカ(一人静)】
野草   : センリョウ科 センリョウ属
花期   : 4月~5月
別名   : ヨシノシズカ(吉野静)、マユハキソウ
名の由来 :「静」は静御前のことで,花穂が 1 本であることから一人静ということです。

山地の林や草地に生える。憂いのある名前だが、実際に生育している姿は数本が群をなしていることが多い。

ヒトリシズカの花は、普通の花とは全然違う不思議な形をしている。

白く突き出る棒状のものは、雄しべの花糸で花びらではない。

花糸は普通、雄しべの葯を支え、その先端に葯がついているものなのであるが、このヒトリシズカでは逆になっている。また、一見花は一つだが、実はたくさんの花が集まっている穂だ。

茎は根茎から数本または多数出て、高さ10~30cmに伸びる。

茎の頂に2対の葉が出ると同時に、1本の花穂(穂状花序)を立て、白いブラシのように多数咲かせはじめる。

◎2024年4月13日 石川県にて 写真5枚 追加しました

 

◎以前の画像 富山県にて 写真2枚



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