
4月から5月にかけて 沢沿いを歩くと ラショウモンカズラが咲いている
羅生門で鬼退治をした時に 切り落とした鬼の腕に見立てて・・と何処にでも書いてあるが
しそ科の花特有の形は 鬼の腕に見えないと私はいつも思う

今年の春は 巨大地震の後の余震で 毎日が落ち着かずに時間だけは過ぎていった
まだ大きな余震があるかもしれないと思うと 気軽に出歩けなかった
加えて 今日のような強風が吹き荒れたかと思うと スコールのような雨が降る
思い切って出かけてみると 色あせ始めたヤマルリソウが一面に咲いていた
毎年もっと色鮮やかな時に見るのだけれど・・・

イチリンソウももう遅かったのか それともこれからなのか?

うっすらとピンク色の花弁の裏側が 乙女を思わせた

ルリシジミの雌 少しすれて痛んだ翅を開いてくれた
明日は姪が山椒を摘んで送ってくれると言う
今まさに摘んでいる所だとメールが来ている
明日は雨がいい・・・