たわ言

思いつくまま

施餓鬼会

2024-08-08 17:09:07 | 日記
今日はちょっと早いがお盆の墓参。 乗り継ぎ時間がギリギリの繰り返しでどうにか墓参ができた。  当地も田舎も雲一つない快晴。じりじりした暑さが身に堪える。

  本堂ではお盆の施餓鬼会が行われていた。仏教経典には悪道に落ちて飢饉の苦しみを受けている餓鬼や、天災などで不慮の死を遂げた無縁仏に飲食を施す法会である。『盂蘭盆経』によってお盆施餓鬼会が広く行われている。ただ、真宗や禅宗にはない法会という。

 寺檀制度のもとで、檀家に祖先供養として強く求めてきた。施餓鬼会には祖先の戒名を書いて布施を添えて供養してもらう。 祖先が地獄の亡者になっているのでない。普段のお説教にいうように、みんな阿弥陀仏の極楽世界に往生しているというのと異なるのではないか。
 
 布施は坊主の懐にするのでなく、 施餓鬼を文字通りに考えるなら、ガザやバングラデシュの戦災による被災者やウクライナの戦死者のために役立つよう送って生かしたらよい。異教徒でもいい。そこに仏教が世界宗教として現在的意義があるのにと思う。       まいる
 
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