たわ言

思いつくまま

重陽の節句

2024-09-09 14:06:06 | 日記
今日は東京神宮館蔵版の『令和6年福寿暦』の上では、重陽の節句の日である。節句とは季節の変わり目・節目となる日を祝う、日本の伝統的な行事。 
 節句は五つあって、最初は一月七日の人日(じんじつ)七草の粥を食べる日、二つ目は3月3日桃の節句・ひな祭り、 次は5月5日 端午の節句 その次は7月7日 七夕。 最後の五つ目は9月9日重陽の節句・菊の節句 で 菊酒や菊を風呂に浮かべて入り、無病息災や長寿を願う日である。

 菊の節句といっても、今は花屋さんでは年中菊の花があるが、時節的には夏菊が終わり、秋菊はまだ蕾も着けていない時期である。  本来ならこの祝日は時代的にみても旧暦でするのは季節感と合致する。今年の旧暦の9月9日は太陽暦では10月11日にあたる。その頃になると早いのは咲き始める。最盛期は11月3日ごろである。

 重陽の節句といえば、あの俳聖・芭蕉翁は、この日奈良を発って暗峠を超えて、大坂に着いたのたのが、彼の最後の旅となったのである。もっと涼しい気候を想像しているのだが、

 今日も猛暑日。   今朝は畑に出なかった。取り急ぎのすることもなく、蕪・大根の畝の水分が保たれていると思って。       まいる
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