市立図書館から借りてた本の期限が今日までだったんで、会社帰りに寄って返却。
19:00に閉館するのだが、定時後すぐにすっ飛んで行っても窓口に着くのは18:45ぐらい。
ホントに期限ギリギリだ・・
返却したのは杉原千畝氏関連のが一冊と、日露戦争の従軍記が一冊。
で、今日新たに借りたのは「POPヨシムラの伝説(上/下巻)」
ジャンルがまるっきり違うが、何となく読みたくなったんで・・・・
バイク乗りでレース好きならば、「ヨシムラ」の名を知らない者はいないと思うけど、この本は「ヨシムラ」の創業者で、「エンジンの神様」と呼ばれた吉村秀雄さん(ポップ吉村)の伝記のようなものだ。
尤も、本の内容はレースが中心なんで、個人の伝記とは言い難い部分もあるが・・
「ヨシムラ」についてはプロジェクトXでもやってたそうだ。
(・・そうだ と書いたのは、残念ながら再放送も含めて見逃したから。 普段からあんまし地上波放送は見ないし、TV欄もチェックしないことが多くて・・)
番組のタイトルは「不屈の町工場 走れ魂のバイク・本田宗一郎をうならせた伝説の技術者」とか。
番組の中身は判らないが、本田宗一郎氏の名前も出てるってことは、ヨシムラの歴史を語る上でよく取り上げられる「ホンダとの確執」だったのかもしれない。
今日借りてきた本にも出て来るが、あるレースでホンダの研究所が作ったバイクよりも、POP吉村がチューニングしたバイクの方がストレートで伸びたんだと。
それを宗一郎氏が見てて、ヨシムラ製のマシンを借りてパワーをチェックしてみると・・
ヨシムラ製の方がパワーが出てたんだとさっ!
宗一郎氏って「あの」性格だから、メーカの自分らが「素人」に負けるとはどーゆーことじゃい! って激怒しまくったとか。
(宗一郎氏が本当にPOPのことを「素人」なんて言葉で表現したのかどうか定かではない。複数の書籍で取り上げられてはいるのだが・・)
これ以降、ホンダの人間の中でPOPに対して敵愾心を持つようになった者がいて、それが確執の始まり・・と言われている。
自分はお二方とも尊敬してるんで、お二方が率いる会社が対立した! って構図は嬉しくないが・・
それはそうと、番組タイトルではPOPを「技術者」と表現しているが、それよりも「職人」の方が相応しいような気がする。
NC使えば1/1000mm単位の精度を出せるが、POPは手加工でそれを上回ったとか、伝説は色々あるもんなぁ・・
番組のカラーからして「技術者」って呼びたいんだろうが、無理にそう呼ばなくてもねぇ・・
自分も最近は仕事で各種設計ツールを使うけど、頻繁にVer-Upしたりするんで、ツールの使い方を覚えるのが仕事の中心になってるような気がしなくもない。
だから、このような「伝説の職人」には無条件で尊敬の念を抱いてしまう。
憧れ! って表現の方が正しいかも。
POPと宗一郎氏・・
お二方とも「怖いオヤジ」って感じだけど、周囲の人間から慕われたって点でも共通している。
それに、「確執」についても、実際にはこのお二方って互いに認め合っていたそうだ。
プロジェクトX内で「確執」をどんな風に扱っていたのか、ちょっと確認したくなった。
DVDは入手出来るが、買おうかな?
それか再々放送してくんないかなぁ・・
19:00に閉館するのだが、定時後すぐにすっ飛んで行っても窓口に着くのは18:45ぐらい。
ホントに期限ギリギリだ・・
返却したのは杉原千畝氏関連のが一冊と、日露戦争の従軍記が一冊。
で、今日新たに借りたのは「POPヨシムラの伝説(上/下巻)」
ジャンルがまるっきり違うが、何となく読みたくなったんで・・・・
バイク乗りでレース好きならば、「ヨシムラ」の名を知らない者はいないと思うけど、この本は「ヨシムラ」の創業者で、「エンジンの神様」と呼ばれた吉村秀雄さん(ポップ吉村)の伝記のようなものだ。
尤も、本の内容はレースが中心なんで、個人の伝記とは言い難い部分もあるが・・
「ヨシムラ」についてはプロジェクトXでもやってたそうだ。
(・・そうだ と書いたのは、残念ながら再放送も含めて見逃したから。 普段からあんまし地上波放送は見ないし、TV欄もチェックしないことが多くて・・)
番組のタイトルは「不屈の町工場 走れ魂のバイク・本田宗一郎をうならせた伝説の技術者」とか。
番組の中身は判らないが、本田宗一郎氏の名前も出てるってことは、ヨシムラの歴史を語る上でよく取り上げられる「ホンダとの確執」だったのかもしれない。
今日借りてきた本にも出て来るが、あるレースでホンダの研究所が作ったバイクよりも、POP吉村がチューニングしたバイクの方がストレートで伸びたんだと。
それを宗一郎氏が見てて、ヨシムラ製のマシンを借りてパワーをチェックしてみると・・
ヨシムラ製の方がパワーが出てたんだとさっ!
宗一郎氏って「あの」性格だから、メーカの自分らが「素人」に負けるとはどーゆーことじゃい! って激怒しまくったとか。
(宗一郎氏が本当にPOPのことを「素人」なんて言葉で表現したのかどうか定かではない。複数の書籍で取り上げられてはいるのだが・・)
これ以降、ホンダの人間の中でPOPに対して敵愾心を持つようになった者がいて、それが確執の始まり・・と言われている。
自分はお二方とも尊敬してるんで、お二方が率いる会社が対立した! って構図は嬉しくないが・・
それはそうと、番組タイトルではPOPを「技術者」と表現しているが、それよりも「職人」の方が相応しいような気がする。
NC使えば1/1000mm単位の精度を出せるが、POPは手加工でそれを上回ったとか、伝説は色々あるもんなぁ・・
番組のカラーからして「技術者」って呼びたいんだろうが、無理にそう呼ばなくてもねぇ・・
自分も最近は仕事で各種設計ツールを使うけど、頻繁にVer-Upしたりするんで、ツールの使い方を覚えるのが仕事の中心になってるような気がしなくもない。
だから、このような「伝説の職人」には無条件で尊敬の念を抱いてしまう。
憧れ! って表現の方が正しいかも。
POPと宗一郎氏・・
お二方とも「怖いオヤジ」って感じだけど、周囲の人間から慕われたって点でも共通している。
それに、「確執」についても、実際にはこのお二方って互いに認め合っていたそうだ。
プロジェクトX内で「確執」をどんな風に扱っていたのか、ちょっと確認したくなった。
DVDは入手出来るが、買おうかな?
それか再々放送してくんないかなぁ・・
あまりバイクは詳しくないのですが、
先日友人に頼まれ、
フェラーラにあるバイク屋に、
古いバイクを買いに行った際、
そこの店主が、
以前メカニックをしていた際の、
ヨシムラ・チューンのバイクを見せてくれて、
『値段も高かったが、モンツァで2回も勝ち
一度も壊れることはなかった』
とPOPの事をほめていました。
イタリア人の友人も、
『日本人はイタリアのバイクを真似して、
最初はいやな奴らだと思ったが、
実力で抜き去ったんだ胸を張れ』
と言ってくれます。
自分も含めて若造の日本人は、
こういう先人に胡坐をかいてるなぁと、
そういう話をされるたびに考えてしまいます。
>先日友人に頼まれ、フェラーラにあるバイク屋に、
>古いバイクを買いに行った際、
イタリアで購入されたんですか? いいなぁ・・
私はDUCATI乗りですけどイタリアには行ったことが
無くて・・(泣)
>そこの店主が、
>以前メカニックをしていた際の、
>ヨシムラ・チューンのバイクを見せてくれて、
>『値段も高かったが、モンツァで2回も勝ち
> 一度も壊れることはなかった』
>とPOPの事をほめていました。
スズキGSかな? どのレースの事なのか私の勉強不足
で・・ 申し訳ないです。
しかし、さすがにゴッドハンドと呼ばれた方ですね。
同じ日本人として誇らしいです。
>イタリア人の友人も、
>『日本人はイタリアのバイクを真似して、
> 最初はいやな奴らだと思ったが、
> 実力で抜き去ったんだ胸を張れ』
>と言ってくれます。
MotoGP(世界GP)の世界ではMVアグスタ以来永く日本
車の独占状態が続いていましたが、今年はついにDUCATI
がタイトルを取りました! 素晴らしい!
今頃イタリアでは大騒ぎでしょうか(笑)
互いに切磋琢磨して実力を競い合うような関係がずっ
と続いて欲しいと願っています。
>自分も含めて若造の日本人は、
>こういう先人に胡坐をかいてるなぁと、
>そういう話をされるたびに考えてしまいます。
今の日本は「とにかくお手軽に!」って風潮が蔓延っ
ているように感じられますので、この先どうなるんだ
ろう? と不安になることもあります。
しかしながら、技術の世界で全く新しい発想の若者も
出て来ていますから、今までとは違った進歩が待って
いるのかもしれませんね。