落ちこぼれ社会人学生の戯言

当初はMOT取得が目的でしたが、現在は諸事情により中断しています。
本文は趣味の口調です。 ご理解下されば幸いです。

BJB,BPB-300Rの弦交換と弦アース

2009-08-03 19:45:14 | 音楽
毎日少しずつでも練習しているせいか、BPB-300R,BJB-300Rの弦が大分汚くなってきた。
ストリングクリーナで手入れはしているけど、触った感じがどうも気持ち悪くなったんで、ここいらが交換の時期だろう。
BJB-300Rは購入後二回目の交換になるが、買ってまだそれほど経過していないBPBの方はこれが初めての交換になる。

使ってる弦はバッカスの純正のBBS45。 とにかく安い! アキバやお茶の水界隈の楽器屋を巡っても、これほど安い弦は見当たらない。
あまりに安いと「品質は?」となるけど、自分が使う分には特に不満は無い。 早め早めの交換を心掛ければ大丈夫だと思う。 
今はとにかく基礎練習の連続で、少しでも長くベースに触れている時間を作るようにしているから、他メーカの数千円もする弦を短サイクルで交換するのはさすがにキツい。 当分はBBS45で行くつもり。
まぁ、名も無きメーカが出してるんじゃなくて、バッカスが出してるんだから心配は無いだろう。



話は変わるが・・・・。

BJB-300Rの弦交換をするついでに弦アースをちょこっと確認。
前に配線を触った時に修正したんだけど、直した個所がその後どうなったかを目視確認したかったんで・・。

自分のBJB-300Rって、最初は弦アースがよく効いていなかった。
普通は弦に触れるとノイズが消えるんだけど、自分のBJB-300Rはそれほどノイズが消えてくれなかった。
「変だな・・」と思ってブリッジ←→ジャック周辺の金属部間の抵抗値をテスタで測ってみると・・・・3.5Ωもあった。
弦アースはブリッジ下部にワイヤをカマせて取っている場合が多いと聞くが、正常に・・と言うか、普通に接触させているんだったらこれほど抵抗値が高くなる筈が無い。 間に何も回路は挟まっておらず、単なる金属同士の接触抵抗なんだから・・(大抵は0.nΩになるだろう)
 
ブリッジって大きな力がかかるパーツだから、正直あんまし触りたくなかったけど、取り敢えずブリッジを取っ払ってみて驚いた。
・・・・ごくフツーの被覆線がほんの気持ち程度(数mmぐらい)被覆を剥がしてポン!と置かれているだけ・・・・。
接触を確保する為に何か加工した・・って雰囲気は全く無し!!
これじゃあなぁ・・・・

手持ち部材に3Mの極薄銅箔テープ(35μm厚)があるんで、コイツを適当な大きさに切って貼り、ブリッジとの接触面積を確保することにした。(銅箔にはアース線を半田付けする)
そんでもって、ボディには線を通す穴が長円形に開けられていたから、この部分に半田付けした銅箔部分を埋め込むようにし、ブリッジがボディから浮き上がらないようにした。

この作業後、ブリッジとジャック(当然ながら外側)間の抵抗値を測ってみると・・・・0.2Ω。 アンプにBJBを繋いで確認すると、今度は弦アースもバッチシ効くようになった。


今日の弦交換でBJBのブリッジを外したのは、単に作業した部分がその後おかしくなっていないかを確認しただけ。 半田付けした部分や穴に押しこんだ銅箔部が(振動等で)破ける・・とかのような不具合が出ていないか、それを確認したかった。
特に問題は無かったから、今後ブリッジを外す予定は無い。 何回も外すと穴がバカになってしまうんで・・・・。
木材にヘリサートは向かないし、接着剤で穴補強する羽目になったらメンドイから・・・・。


それにしても、後に買ったBPB-300Rの方は何ともなかったのにねぇ・・。 購入後すぐに抵抗値を測ったが、こちらは何もしなくても0.3Ωぐらいだった。 だからBJBのような作業は行っていない。
購入直後に速攻で気付いたポットのガリと言い、弦アースの不具合と言い、自分が買ったBJBが単にハズレだったのか?? 中国の量産品はやっぱ怖いや・・。


弦アースのチェックぐらい、テスタでちょっと当たればすぐ判る筈なのに、何で製造時に確認しなかったんだろう??
マトモな所ならば、検査で「○○-△△間をテスタで測定し、値がnΩ以下なら合格とする」とか、検査手順と基準値を明確にするもんだけど・・・・。


前にも書いたけど、アチラの国に出すんだったら「指導」をきっちりやって欲しい。