Heart Beat

草なぎ剛くんのこと、読書記録など・・・気ままに更新♪(コメント&TBは承認制となっています)

『ハウルの動く城』

2006-07-23 20:07:00 | 映画

TVにて鑑賞。

評価・・・★★★★ 4.0

  


劇場公開時には見そびれて、DVD化してからもいろいろとタイミングが悪くて借り損ねていて、ようやくTV放映されてから観ることができました。
「なぜ? どうして?」と深く考えるとわからないことが結構あるのですが、次から次に起こる出来事を楽しむことに集中したらかなり楽しめました。



気になっていた声優陣についてですが、私はハッキリ言って、アニメでも洋画でもドラマでも、声の出演はプロの声優さんにお願いしたいと思ってしまうタイプなんですが、この作品は違和感なく作品世界にとけ込むことができました。

ソフィーが呪いをかけられて老婆の姿になってしまってから、言動がおばあちゃんくさくなったところがコメディーぽくて笑えました。
宮殿に登城する場面では、きつい階段を登るのに苦労する荒れ地の魔女を、憎いはずなのに同じおばあちゃん同士ということで励ますところもおかしかった(^▽^)
荒れ地の魔女は魔力を失ってから、ソフィーに食事を食べさせてもらったりしてすっかり老け込んでしまったかと思ったら、イイ男にはすばやく反応したり、ハウルの心臓に執着したりとやっぱり一筋縄ではいかなくて、かなりおもしろいキャラでした。
おばあちゃんパワー炸裂という感じでした。

ソフィーがときどき10代から50歳くらいの姿にまで若返るところは不思議でたまりませんでした。
ラストでは呪いは解けたみたいなのに、髪の毛だけは銀髪のままでした。でも、ハウルは「星の色だね」というふうに言ってくれてました。そういえば、ソフィーもハウルに「あなたがどんな姿をしていても好き」というようなことを言ってました(かなりうろ覚え)。自分をありのままに受け入れてくれる人と出会えるということは最高の幸せ、ということなんでしょうか。

ハウルとカルシファーのつながりの本当の意味にはちょっとビックリしましたが、カルシファーとの契約解除後、ハウルの魔力は弱くならなかったのかな?
ラストはみんな新しい動く城で楽しく暮らしているようで、特にハウルとソフィーはラブラブみたいでよかったです。
機会があればぜひ原作を読んでみたいな。原作を読むといろいろ謎が解決するみたいです。



『ハイド・アンド・シーク ~暗闇のかくれんぼ~』

2006-07-23 20:00:00 | 映画

DVDにて鑑賞。



評価・・・★★★★☆ 4.5



   


ロバート・デ・ニーロダコタ・ファニングの“名優対決”というような作品でした。



ダコタちゃん演じるエミリーの友だち・チャーリーとは誰なのか? 本当に存在するのか?
ラストで明かされるその正体(父親)には驚きました。
でも、ロバート・デ・ニーロにはこれくらいの設定がなくちゃダメだよね、と納得したので衝撃は薄かったですね。
父親役がネームバリューの低い俳優だったら、もっと衝撃は大きかったと思います。
演技面では、ロバート・デ・ニーロには申し訳ないけど、ダコタちゃんの演技の方が印象に残っています。子役が素晴らしい演技をしていると、どうしても大人の俳優は分が悪いですね。
母親を失ってショック状態の表情、怖いくらいクールな表情、怖がって泣きじゃくるところとか、演技だということを忘れて見入ってしまいました。



ラストのエミリーの描いた絵は、なんとも意味深でゾクゾクしました。
DVDにはもう一つのエンディング(エミリーの宿命編)が入っていたのですが、こちらは怖くなかったです。状況がわかりにくい。このエンディングだけでは父親の起こした怖ろしい行動にショックを受けて、精神を病んで入院しているとも考えられるから。
劇場公開用のエンディングの方が余韻を残して、まさに“エミリーの宿命”を感じさせて良かったと思います。 



『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』

2006-07-23 19:52:00 | 映画

DVDにて鑑賞。



評価・・・★★★★☆ 4.5



    


クィディッチ・ワールドカップの会場にデス・イーター(死喰い人)が現れて大惨事が起きるシーンは、今までの作品と違う雰囲気で衝撃的でした。
シリーズを重ねていくたびに、だんだん怖ろしいシーンが増えてきました。
そしてハリー達は大きくなっていって・・・
私の頭の中のハリー達はいつまでもシリーズ当初のかわいい子どものイメージのままなんですけど、映画の中のハリー達が「いつまでも子どもじゃないんだよ」ということを教えてくれるので助かります(^^;)



今回は思春期にさしかかったハリー達の関係の変化が興味深かったです。
ハリーとロンは一時仲たがいするところも。
ロンとハーマイオニーの恋の芽生えも、映画で観るとより楽しめました。今後が楽しみです。
ロンのドレスローブ姿のシーンは大爆笑してしまって、そのあとも何度も思い出し笑いしちゃいました。
         (ノ▽≦、)ノ彡☆ バンバンッ!!

ヴォルデモートの復活後の外見は・・・キモイけど、それほど怖くなかったかも。

ラストでハーマイオニーが「みんな変わっていくのね」と泣くところはちょっと唐突な感じがしました。そして「そのセリフはこっちのセリフだよ」とも。
次の作品では、みんなもっと大人っぽくなってるんだろうな~

結構前の作品を忘れているところがあるので、一度いままでの作品を一気に見直してみたいな!



『フライトプラン』

2006-07-23 19:47:00 | 映画

DVDにて鑑賞。



評価・・・★★★★ 4.0



    


映画館で観たかったのに、見そびれてしまった作品です。
冒頭のシーンは、現実と妄想が入り混じったようで、不思議な印象を受けました。これが後にいきてくるんですよね。
飛行機の中で娘が行方不明になり、探してもどこにもいなくて、搭乗記録は残ってないし、病院からは娘は夫と同じように死亡していると連絡が入るし、とうとう母親(ジョディ・フォスター)も自分の妄想では、と憔悴しきってしまうところは胸が締めつけられるようでした。
ここで「この作品はサスペンスアクションじゃなくて心理サスペンスだったの!?」と動揺してしまいました。
でも、そのとき窓ガラスに娘の描いたハートマークが浮き上がって・・・
「やはり娘は生きていて飛行機のどこかにいるはず!」と母親がそれまでの表情をガラッと変えて行動を起こすところは、ワクワクしました。
母親の航空機設計という設定を活かした行動はすごくおもしろかった!
でも、その設定が活かされたシーンが思いのほか少なかったのが残念でした。もっとジョディの活躍するシーンが見たかった!!! その点がちょっと物足りなかったな。

ジョディ演じる母親に対する乗客の視線が
 気の毒な母親→イカレ女→たった一人で娘を救ったすごい母親
と変わっていったのはおもしろかった。

あと、文句を少し言うとしたら、娘がおとなしくない女の子ならこのような展開はありえなかったということ。また、親子の周りに子ども好きな乗客や優秀な乗務員がいたら、同じようにこのような展開はありえなかったでしょう。
ま、映画ですから、それくらいのことは気にするべきじゃないかもしれませんが・・・



『日本沈没』見てきました!

2006-07-23 09:46:19 | SMAP
ようやく『日本沈没』を観てきたので更新します!
更新の前に自分のブログをチェックしたら、18日に「ぴったんこカンカン」を見るのをすっかり忘れていたことに気づきました。
あはははは…

気を取り直して、続けます…

21日にレイトショーで観てきました。
両親も見たいと言ってくれたので、私のおごりで3人で行ってきました。
一番大きなスクリーンで上映してくれていたのでラッキーでした。
公開初日は2番目に大きいスクリーンでの上映だったのです。
公開初日に行けなかったけど、わたし的には行けなくて良かったかも
ちなみに『ホテルビーナス』のときは、当初地元では上映されなかった(約2ヶ月後には短期間で上映されましたが)ので、公開初日に大阪・天王寺まで初回上映を見に行きました。
今回は大作ということもあり、地方在住者にとっては上映の心配をする必要がないのがうれしかったです

前置きが長くなりました。
肝心の映画の感想ですが…正直、かなり物足りなかったです。
剛くんが主演なのに、そのわりに出番や見せ場が少なかったような。
中盤では、潜水艇パイロットとしては結城の方が断然目立ってましたよね。
結城が危険な仕事にトライする理由を聞かされた時点で、小野寺は自分のすべきことに気づくのだと思ってたので、ちょっとガッカリでした。
ま、結果的には小野寺がなかなか決心しなかったからあのラストにつながったんですけどね。

今回はかなり剛ファン目線を忘れて映画を見るように努めていたので、あまり書けることがないなぁ

映画の剛くんより、フォトブックの剛くんの方がかわいかったように思います

玲子との掘削船“ちきゅう”のてっぺんで語るシーンや、“ひょっとこ”のベランダ(物干し場!?)のシーンは、正直「長い…」と感じてしまいました。
緊張感あるシーンが続いたあとのことなら、心のオアシス的シーンとして生きてくるんでしょうが、映画の構成上の問題で緊張感があまり感じられない中であのようなシーンを入れられてしまうと、なんだか間延びしてしまう印象を受けてしまいました。
私としては、小野寺が再度海に潜ろうと決意するあたりからようやくおもしろくなってきたな、と感じました。

テントでの玲子とのシーンですが、「ついにそのときが来たかー!」と身構えてしまったのに、肩すかしでした。
でも、小野寺の運命を思うと、小野寺がそうしなかったのはよく理解できる。
玲子を想えばこそ、の決意ですもんね。
玲子としては、しばらくは後悔が残るかもしれないけど、もし小野寺とそうなっていたとしても後悔するときが来たかもしれないし、難しいですね。

小野寺の膝枕で眠る玲子のシーンは予告で何度も映されてましたが、剛くんの表情が美しい
神々しくさえありました!
最初は「聖母マリアみたい!」と思ってしまいました。
他に例えるならなんでしょう。
ヨーロッパの彫刻や絵画の中に登場する神々や美青年とか、穏やかさと気高さを感じさせる仏像とか…
誉めすぎでしょうか?
もう少し剛くんの美しい横顔をじ~っくり映してほしかったな!

ヘリコプターのシーンも素晴らしかった!
セリフはないけど、二人の想いがすごく伝わってきて、ウルウルしちゃいました

この膝枕&ヘリコプターのシーンについて、私は設定を完全に誤解していただけに、感動は倍増でした。
なるべく映画の予備知識を入れないようにしていて正解でした。

小野寺の最後の潜水は、観ていて辛かったです。
いろんなトラブルがまた発生したけど、小野寺が奇蹟を起こしてくれました!
任務をやり遂げたあとの小野寺の心は、穏やかなものであったと信じたい…
ここのあたりの剛くんがどんな表情をしていたかよく覚えてないんです
“そのとき”がいつくるのかソワソワしてしまったので…

ラストの危機管理担当大臣の大地真央さんのセリフでは、またウルッときてしまいました。


いろいろと不満の残る作品でもありましたが、まあまあ良かったと思います。
編集前の作品はもっと良かったと思う!
DVD化の際には再編集して「完全版」を作ってほしい!!!
できれば、今からでも再編集して「完全版」を上映してほしいくらいです!!!!!

少なくとも、あともう1回は観に行って、もっと細かく剛くんの演技や表情に注目したいと思います。


             

 参考に…ネタばれしまくり+文句いいまくりの感想はコチラ
 別館の方の記事で、剛ファン目線を一切省いた感想です。
 本当にネタばれしまくりですので、まだご覧になっていない方はご注意くださいね。