Heart Beat

草なぎ剛くんのこと、読書記録など・・・気ままに更新♪(コメント&TBは承認制となっています)

777

2007-11-10 21:27:46 | ひとりごと

今日、お菓子やジュースをいくつか買ったら、レシートの金額がちょうど777円でした。
「いいことあるかも!」と思うと捨てられないよー
o(^-^o)(o^-^)o




民営化ショック?

2007-11-06 12:41:38 | ひとりごと

今日、速達を出しに近くの郵便局へ行くと「今日の速達の集配は終わったので、今日預かっても今日中に届きません」と言われました。びっくりしてると、「普通郵便の集配も1日1回になったけど、1時にあるので、どっちで出しても届くのは明日です」と教えてくれました。結局、普通郵便にして送りました。
その郵便局は大きな郵便局まで車で10分足らずのところにあります。そんな街なかの郵便局でこれだから、地方の郵便局だったらどんだけ不便になってることだろうと、思わず心配になりました。



fromケータイ




『夜のピクニック』

2007-11-06 00:19:21 | 読書

2007 No.14 10/21~10/30



作者:恩田  陸(新潮文庫)



評価:★★★★★ 5.0


第2回本屋大賞受賞作品。
すごく良かった!
本屋大賞、あなどれません。

とある進学校の伝統行事「歩行祭」。朝の8時から翌朝の8時まで80キロもの距離を歩き通すという年に1度の大イベント。この歩行祭に参加するのもついに最後となった3年生たちが主人公です。
秘かに付き合ってるんじゃないかと噂されている貴子と融の意外な関係を軸に、2人の友人たちの友情や淡い恋が交錯し、感傷と興奮が入り混じった不思議な高揚感が伝わってきて、ただ歩くだけの1日を追ったストーリーなのに全く退屈しませんでした。
そして印象的だったのが、貴子の友人で帰国子女の杏奈。彼女は育ったアメリカに戻り転校しているので、この歩行祭に参加していませんが、彼女のかけた「おまじない」がうまく作用して、その場にいないのに抜群の存在感を示していました。
そして読者も、いつのまにかすっかり一緒に歩行祭に参加しているような気分になってしまいます。
中学や高校時代に読んでいたら、もしかすると違う人生になってたかも!?
ぜひ、10代の子たちに読んでみてほしいな。

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さて、この歩行祭というイベントは、実在する行事だそうです。茨城県の公立高校(作者の恩田さんの母校らしい)が有名みたいですが、他の府県でもあるそうですよ。
私の高校にもいくつか伝統行事がありましたが、こんな大がかりなイベントはさすがになかったですね。
ちょっと変わったものというと、女子だけに伝わるものがありました。



      
  


女子は1年生の1学期の家庭科の授業で、スカートを作らされます。しかも、好きな生地で好きなデザインのスカートを作るのではなく、みんなおそろいの紺地に小さな白の水玉模様の超ミニスカートを作ります。生地をたっぷり使うので、床に広げると円のようになります。サーキュラースカートというそうです。
これを、2学期の体育祭に、ブルマの上に履くのです。競技に出場するときはスカートを脱いでブルマだけになるのですが、出番のないときはずっとスカート姿なのです。
ブルマで1日うろうろすることを思うとありがたいけれど、なんだかおかしかったなぁ。

私はつい見栄を張って、ウエストを少々小さめに作ってしまったので、おかげで3年間、体育祭前はダイエットに励まざるを得ませんでした(^▽^;)

このスカートが本領発揮される場面は3年生のときに訪れます。
そうです。フォークダンスの時です! 唯一スカートで参加する種目です。
体育祭の時だけ履いてきたスカートともついにお別れ。その最後の晴れ舞台が高校最後の体育祭のフォークダンスですよ。なんだかちょっと切なかったのを覚えています。
同じ3年に彼氏or彼女がいた子、もしくは片想いしていた子などは、きっと特別な想い出になったんだろうな。
私はその頃、彼氏もなければ好きな子さえいなかったのですが、なんと!!!小学校時代に好きだった男の子とペアになる瞬間があったのです。クラスは数クラス離れてたけど、クラスによって文系・理系で女子と男子の数に差があったため、違うクラスでも必ずペアになる配置だったのです。だから、練習のときを入れると、何度も手をつなぐ機会がありました。彼のことはもうなんとも思ってなかったけど、うれしかったなぁ。わずか数十秒間だったけど、彼のことがすごく好きだった小学校時代を思い出してドキドキしたりして(*^_^*)

そのときに踊った曲を聴くと、当時を思い出してちょっと切ない気分になっちゃいます。



『ボッコちゃん』

2007-11-04 10:26:43 | 読書

2007 No.13 10/13~10/28



作者:星 新一(新潮文庫)

評価・・・★★★★★ 5.0


今回で読むのは3回目くらいです。何度読んでもおもしろい!
ユーモアたっぷりで、シニカルで、ときにファンタジックで、ときに背筋が寒くなるようなホラーもあって。いろんなジャンルのストーリーが読めるからすごいお得感がある。
中学の国語の教科書にあった『おみやげ』が載っているのもポイント。
近未来を描いた作品については、何年か後にはそのとおりになってるかも・・・と想像するのもおもしろいです。
今度、他の作品集も読んでみようっと!