Heart Beat

草なぎ剛くんのこと、読書記録など・・・気ままに更新♪(コメント&TBは承認制となっています)

『フライトプラン』

2006-07-23 19:47:00 | 映画

DVDにて鑑賞。



評価・・・★★★★ 4.0



    


映画館で観たかったのに、見そびれてしまった作品です。
冒頭のシーンは、現実と妄想が入り混じったようで、不思議な印象を受けました。これが後にいきてくるんですよね。
飛行機の中で娘が行方不明になり、探してもどこにもいなくて、搭乗記録は残ってないし、病院からは娘は夫と同じように死亡していると連絡が入るし、とうとう母親(ジョディ・フォスター)も自分の妄想では、と憔悴しきってしまうところは胸が締めつけられるようでした。
ここで「この作品はサスペンスアクションじゃなくて心理サスペンスだったの!?」と動揺してしまいました。
でも、そのとき窓ガラスに娘の描いたハートマークが浮き上がって・・・
「やはり娘は生きていて飛行機のどこかにいるはず!」と母親がそれまでの表情をガラッと変えて行動を起こすところは、ワクワクしました。
母親の航空機設計という設定を活かした行動はすごくおもしろかった!
でも、その設定が活かされたシーンが思いのほか少なかったのが残念でした。もっとジョディの活躍するシーンが見たかった!!! その点がちょっと物足りなかったな。

ジョディ演じる母親に対する乗客の視線が
 気の毒な母親→イカレ女→たった一人で娘を救ったすごい母親
と変わっていったのはおもしろかった。

あと、文句を少し言うとしたら、娘がおとなしくない女の子ならこのような展開はありえなかったということ。また、親子の周りに子ども好きな乗客や優秀な乗務員がいたら、同じようにこのような展開はありえなかったでしょう。
ま、映画ですから、それくらいのことは気にするべきじゃないかもしれませんが・・・



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。