Heart Beat

草なぎ剛くんのこと、読書記録など・・・気ままに更新♪(コメント&TBは承認制となっています)

『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』

2008-08-18 00:07:43 | 映画

今年初めて映画館で観た映画です。
しかも、新作ではなくインディです。
でも、インディが好きなので観てきましたよ。



評価・・・★★★☆ 3.5



      


冒頭からいきなりピンチの状況で、次から次にいろんなことが起こり、正直ついていくのが大変でした。
あんなに好きなインディなのに、前作3作品をあまり覚えていないことに気づいたことも、ショックでした。ちゃんと覚えてたら、もっといろいろ楽しめて観れたかなぁ。
ストーリーとしては、不思議要素が今回SF要素になってしまったのが残念だったかも。
SFも好きなんだけど、インディにはSFは合わないような・・・呪いとか、怪しげな魔術とか、伝説の雰囲気のほうが合うような気がするなぁ。
ケイト・ブランシェットの、ロシア語訛りの英語が上手かったことに妙に感心してしまいました。



『診療室にきた赤ずきん 物語療法の世界』

2008-08-17 23:42:01 | 読書

2008 No.20  8/16~8/17

著者:大平健(新潮文庫)

評価・・・★★★☆3.5

新潮文庫の100冊フェアの中の1冊です。
以前から気になっていた作品だったので読んでみました。



      


『物語療法』ってなんだろう?…と気になって読んでみました。
著者は現役の精神科医。患者の抱える問題を患者自身に気づかせたり、深く理解させるためのツールとして、子どもにおなじみの童話や昔ばなしを用いています。
古くから広く読まれている童話や昔ばなしが、現代の人々の抱える問題に通じるものをたくさん持っていることに驚きました。精神科医ならではの、童話のキャラクターやアイテムなどがなぜそういう設定なのか、という分析が面白かったです。もっと分析して欲しかったなぁ。



『太陽の塔』

2008-08-04 20:29:30 | 読書
2008  No.19  8/2~8/3

作者:森見登美彦(新潮文庫)


   




評価・・・★★★★☆ 4.5

新潮文庫の100冊フェアの1冊です。
今年はエコバッグがもらえるよ~




    

一言で言うと「超・妄想男の独白記」というべき作品。


語り手は京都大学の学生!でも、農学部の休学中の5回生。元カノの水尾さんの生活を観察して記録し、愛車の自転車には「まなみ号」と名付け、モテようとする努力さえ放棄した友人達と男臭い毎日を送っているという、普通の女子なら2~3歩どころか10歩も20歩も引いてしまいたくなるような男なのに、独特の味わいのある語り口により、楽しく読めてしまいました。


しかも合間には、お馴染みの小説や場所などの固有名詞が隠しアイテムのように散りばめられてニンマリさせてくれます。私は主人公が「灰色の脳細胞」を駆使しようとするくだりでニンマリしていました。


京都市内の場所や地名もたくさん出て来て、京都に住んだことがあるとか京都が好きな人など、京都に何らかの思い入れがある人にはよりおもしろいかも。


ラストはちょっと物足りなかったけど、かなりおもしろい作品でした。




ドラマいろいろ

2008-08-03 15:36:23 | 海外ドラマ

7月はようやく仕事が一段落したおかげで、たくさん読書できたし、たくさん録りだめしていたドラマも見ることができました。



まずは今さらだけど春ドラマの話題から・・・春は4作品だけ見ていました。

1  位[E:shine]Around40~注文の多いオンナたち~
2  位  ラスト・フレンズ、CHANGE
最下位  猟奇的な彼女

アラフォーは毎回楽しく見ていました。CHANGEはあり得ない設定と思いつつ、おもしろく最後まで見ることができました。ラスト・フレンズのみちるにかなりイライラさせられたし、宗佑は怖ろしかったけど、みんなの友情も大切なテーマだったので最後まで見ました。なかなか良かったです。特別編にはがっかりさせられたけど。
でも、なんといっても一番がっかりさせられたドラマは『猟奇的な彼女』でした。平たく言えばサイテーなドラマでした。ストーリーそのものがつまらなかったし、中でも人の気持ちを無視するような駆け引きがたくさんあった。もう視聴者が1頁ずつ脚本をリレー形式で書いたほうがよっぽどおもしろかったんじゃないかと思うくらい。もうあの脚本家のドラマは二度と見たくないと思いました。

夏ドラマは、『シバトラ』『コード・ブルー』『魔王』『Tomorrow』を見ています。
『シバトラ』はちょっとつまんないとこもあるけど、小池徹平くんの可愛さに癒されています。
『コード・ブルー』と『Tomorrow』は医療ドラマですね。『Tomorrow』の菅野ちゃんの役柄がちょっとうざいです。そんだけ病院の体制に不満があるなら、あんたがどうにか患者さんを預かったり、お金を貸してあげれば?というふうに思っちゃいます。ま、ドラマの展開としては、彼女の存在があるからこそ、みんなが変わっていくことになるんでしょうけど。
『魔王』は展開が早いうえに、伏線もたくさんあって、ながら見しにくい作品ですね。このさきどのような展開が待っているのか、すごく気になります。

海外ドラマでは、『プリズン・ブレイク』と『LOST』のそれぞれセカンドシーズンを見ました。
『プリズン・ブレイク』はマイケルかっこよすぎ~[E:lovely]
せっかく安息の日々がやってくるかと思ったのに、またまた大ピンチ!続きが気になりまくりです。
『LOST』は登場人物が更に増えて、人間関係もややこしくなってきています。みんなかなり精神状態が不安定になってきてますね。これも続きが気になります。
今放送中の海外ドラマでは、『O.C.』『4400』『HEROES』『ビヨンド・ザ・ブレイク』を見ています。
『HEROES』は結構流血シーンが多くてビックリしました。でも、噂どおりおもしろいです。
『ビヨンド・ザ・ブレイク』はどんな作品かわからないまま、とりあえず予約録画していたのですが、サーフィンで頂点を極めることが目標の女の子達が登場する作品でした。ハワイが舞台なので、海がきれいで、サーフィンのシーンは迫力があって見応えがあります。その他は、今後恋愛ネタが多くなりそうな予感。それは別にかまわないけど、気になるのが女の子達の吹き替え! 主役のレイシー役の本仮屋ユイカちゃんを始めとして、主要な女の子キャラの声を若手(ユイカちゃん以外は若手人気モデル)が担当しているんだけど、まだはまりきれていなくて、かなり違和感が。そのうち上手くなってくるかもしれないけど、プロの声優か字幕で放送して欲しいな。
話題作の吹き替えを若手俳優や若手芸人などにやらせる風潮はどうにかしてほしいです。

久々に時間ができたので、だらだら書いちゃいました。
8月もたくさん読書とドラマを楽しめるといいな。




『ハリーポッターと死の秘宝』

2008-08-03 14:44:04 | 読書

2008  No.18  7/26~7/27



作者:J.K.ローリング(静山社)

評価・・・★★★★★ 5.0



ついにシリーズ最終章です。


ハリーって、いわゆるスーパーヒーローではないですよね。
彼が普通の魔法使いと違うのは、ヴォルデモートとの皮肉な絆と、そして持って生まれた才能の片鱗がかいま見られるところ。でも、その才能の片鱗も、ある程度時間をかければすばらしい力になるかもしれないけど、17歳のハリーがヴォルデモートと闘うにはあまりにも心もとないもの。技の多彩な面ではハーマイオニーにとても敵わないし。ハリーの精神的な未熟さで、自ら危機を招いているところが今回も見られました。ハリー一人ではまだまだヴォルデモートには敵わない。
実際に、ハリーは今回も周りの多くの人の助けがあって戦い続けることができます。ロンとハーマイオニーの友情や、ハリーを守り抜くと誓った多くの仲間たちの支えのおかげで・・・
作者の予告どおり、ハリーにとって大切な人たちがたくさん命を落とします。児童書でここまで!?という感じでした。
結果的には、ハリーを守ろうとする人々がたくさんいること、愛にハリーが守られていることがハリーの最大の武器でした。



でも、そんなハリーよりも、第33章「プリンスの物語」を読むと、ある人物の存在がすごく大きくなってしまいました。
作者にやられちゃいましたね~
また最初から読み直してみたい! だけどこれだけの分量はさすがに苦しいなぁ[E:coldsweats01]