Heart Beat

草なぎ剛くんのこと、読書記録など・・・気ままに更新♪(コメント&TBは承認制となっています)

2006年を振り返って?

2006-12-31 23:52:00 | お気に入り

2006年を振り返って・・・その2


2006年のドラマ



いろんなドラマがありましたが、笑えて楽しかったドラマは『結婚できない男』と『のだめカンタービレ』。
『結婚できない男』はときどきホロリとさせられたり、ズキッと痛いセリフもあって、メリハリがきいていて本当におもしろいドラマでした。
毎回ハラハラドキドキさせられたのが『アンフェア』。雪平というアンチヒロインの設定もよかったですね。
毎回ほっこり&涙させられたのは『僕の歩く道』。人間は一人で生きているわけじゃないということを改めて気づかされました。
そして妖しい魅力で光っていたのは『夜王』の聖也を演じていた北村一輝さん。『夜王』以来、北村さんをテレビで見るとドキドキしちゃいます。2007年も妖しい魅力を振りまいてくださいませ~!

2006
年に行ったライブ・・・1本







2006年はSMAPのライブには行けなかったけど、B'zのライブに行けたのでラッキーだったと思います。
今年はいろんなアーティストのライブに行けたらいいな☆



2006年の旅行回数・・・1回



2005年は4回も旅行に行ったのに、その反動のように、2006年は泊付きの旅行はたったの1回しか行けませんでした・・・
ディズニーシーは楽しかったけど、体調がイマイチで、思いっきり楽しめなかったのが残念でした。センター・オブ・ジ・アースのファストパスを取ったつもりが、海底2万マイルだったという大失敗もしちゃったし。でも、絶叫系に弱い私があの体調でセンター・オブ・ジ・アースに乗っていたら、マジで気分悪くなっていたかも。
あの大失敗は、結局よかったのかな(^_^;)

思いっきり楽しめたのはショッピングですね。
帰ってからディズニーシーや、周辺のディズニー関連ショップでいくら散財したのか調べてみたら、なんと23,830円も使っていました!!! これは、あくまでディズニー関係のものに対してのみの金額です。9割がたおみやげですが・・・
もし2泊3日だったら、いったいいくら使っていたのかな。考えるだけで怖い!

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2007年は2006年以上に楽しい1年になるように頑張りたいですね。
特に、仕事のストレスは職場に置いてきて、職場以外のところまで引きずらないように注意したいです。
結構クヨクヨするタイプで、特に最近はグチっぽくなってきているので、2007年はカラリと明るくいきたいです!



2006年を振り返って?

2006-12-31 23:51:00 | ひとりごと

遅くなりましたが、2006年を振り返ってみようと思います・・・


2006年に映画館で見た映画・・・7本



これは今までにない最高記録です! でも、結構見逃してしまった作品も多かったので、2007年は見たい映画を全部見るのが目標かな。
一番満足度の高かった作品は『イルマーレ』。
どきどきハラハラする展開で、最後はハッピーエンド。
やっぱりハッピーエンドの作品は良いですね。



2006年に読んだ本・・・13冊

2005年が6冊だったことを思うと、大健闘したほうなのですが、20冊読むのが目標だったので目標を達成できなくて残念。
印象に残っているのは以下の3冊。

『ダ・ヴィンチ・コード』
映画でも話題になった作品ですね。ウンチクが面白かったです。

『日本沈没』
これも映画になった作品ですが、やっぱり原作の方が圧倒的に魅力的ですね。
骨太のドラマと、日本列島や日本人に対する愛情が描かれていて、“感動”という一言では言い表されないほど、強く心を揺さぶられました。
この作品が2006年のナンバー1かな。

『博士の愛した数式』
これも映画化された作品。映画の方は残念ながら未見です。
とても心があたたかくなった作品。
手元に置いて何度でも読み返したくなるような作品ですね。
中学・高校の頃に読めていれば、もう少し数学が好きになれたかも。


2006年に観た舞台・・・1本

ブログにアップできませんでしたが、秋に劇団四季の『異国の丘』を観劇しました。
シベリアに抑留された元日本兵の過去と抑留生活を題材にしたもので、ミュージカルとしては異色作でした。
悲劇を描くだけではなく、過去の回想シーンでは主人公の楽しかったアメリカでの生活をダンスや歌を交えて描いてくれていたので良かった。
平和のありがたさと、戦争の虚しさが強く伝わってきた作品でした。



『書斎の死体』

2006-12-31 23:48:00 | 読書

2006 No.13   12/16-12/21



作者:アガサ・クリスティー(早川書房 クリスティー文庫



評価・・・★★★☆ 3.5


クリスティーが存命の頃、“クリスマスにはクリスティーを”というキャッチフレーズにのせて、クリスマスシーズンに新作が刊行されていたそうです。
クリスティーが亡くなったのは1976年1月。その頃私は母親の胎内にいたので、当然クリスティーの新刊を待ちわびた経験などないのですが、クリスマスシーズンになると決まってクリスティーが読みたくなっちゃうんですよね。



ということで今回選んだのがこの『書斎の死体』。クリスティーが生み出した名探偵のうちの1人で、ポワロと人気を二分するといわれるミス・マープルの登場する作品です。
ちなみに私はポワロ派! ミス・マープルは短編作品の方が好きです。ちなみに一番好きなミス・マープルの登場作品は、連作短編集という形式をとる『火曜クラブ』。オススメですよ~

少々、話が脱線してしまいましたが・・・
この作品を選んだのには理由があって、この小説を読もうと決めた少し前に、NHKのBS-2で放送されていたドラマ版『書斎の死体』が設定を変えられてしまっているのに激怒したせいなのです。
小説がドラマ化されたり映画化されたりすると、主人公やその周りの登場人物の設定が変更されるというのはよくある話ですが、この変更は許せなかったー!!!!!
クリスティーが聞いたらビックリして怒りにふるえたと思う。ひょっとしたら気絶しちゃったかも!?
犯人が全く別の人物に変えられていて(境遇は似ていなくもないですが)、おまけにその恋人の設定と来たら・・・
クリスティーのファンでない人は、当然クリスティーがした設定だと思うだろうから、その衝撃を狙ってしたとしか思えない設定変更。
ネタ晴れになるのであまり書けないのが残念です。

タイトルどおり、ある朝書斎で見ず知らずの女性の死体が発見されることから物語は展開します。なぜ、そのような奇妙なことが起こったのか? そしてそのような事件を引き起こしてしまったものとは?
なかなかよく書けている作品ではありますが、クリスティーの作品では珍しく、少女が犠牲になるので、その点がかなり後味が悪いので評価が低めになりました・・・



『天使と悪魔』

2006-12-31 23:45:00 | 読書

2006 No.12   12/9-12/10



作者:ダン・ブラウン(角川文庫 上・中・下巻



評価・・・★★★★☆ 4.5
   


『ダ・ヴィンチ・コード』に登場したロバート・ラングドンが初登場する作品。
科学者でありカトリック司祭でもある男が殺され、その遺体に残された奇妙な紋章の意味を探るためにスイスのとある研究所に呼び寄せられたラングドン。謎と陰謀を解明するためにヴァチカンにまで出向いていくのですが、この作品にも秘密結社“イルミナティ”や、有名な美術作品などのウンチクがたっぷり盛り込まれていて面白かったです。
作品中のヴァチカンでは、ローマ教皇が亡くなった直後で、新教皇を選出するための“コンクラーベ”の真っ最中。
コンクラーベというと、現実にも記憶に新しいところですよね。あのときに見たテレビの映像やその解説を思い出しながら読んだので、イメージが描きやすかった。
作品のラストはかなり衝撃的でした。
ラングドンのヘリコプターのシーンなんてありえね~!!!って感じがしないでもないですが・・・(^_^;)
この作品も映画化されるらしいですね。後半部分は特に映像的に見せ場が多くておもしろい作品になりそうです。

“イルミナティ”の紋章についても見物ですよ。これはちゃんと小説でも見ることができますがよくできてます! どんなところが良くできているのかは、ぜひ小説を読んで確かめてくださいね。



『硫黄島からの手紙』

2006-12-31 23:40:00 | 映画

12月某日、映画館にて鑑賞。



評価・・・★★★★★ 5.0
  


泣ける映画なんだろうな~、と漠然と思っていたのですが、泣けませんでした。
あまりに過酷で悲惨な戦況に凍り付いてしまって、泣くどころではありませんでした。



一番衝撃的だったのは、悲観した上官の命令に従って、塹壕の中で次々と兵士が自決していく場面。もちろんもろには映りませんが、次々に吹っ飛んで死んでいく兵士たち。手榴弾をコツンと頭に当てるその動作が最初コミカルに見えてしまっただけに、余計衝撃が大きかった・・・
思わず目をつぶって耳を手で塞いでしまいました・・・



良かったところは、日米双方の悪いところを描いていた点。よく美談ぽく描くことが多いと思うんですが、ここにはちゃんと双方の醜い点が描かれていたと思う。



タイトルにもなっている手紙のエピソードですが、ケガをして亡くなった若い米兵がもっていた手紙を伊原剛志さんが読み上げるエピソードが強く印象に残りました。
その手紙は米兵の母親からの手紙で、息子を心配する母親の想いが込められていました。その内容を聞いた日本兵たちが思わず立ち上がる場面に、ちょっとジーンときてしまいました。
憎き敵と思ってきたけれど、その米兵にも自分たちと同じように心配している家族がいる・・・
「戦争は悪いんだ!」と直接力説しなくても、こういったエピソードを淡々と描いていくことで、戦争の虚しさが伝わってきました。

新聞のこの映画についての批評に「日本人が撮るべき作品だった」というようなことを書いたものがあったのですが、本当にそう感じました。
そんな作品を生み出したクリント・イーストウッドがますます好きになりました。