Heart Beat

草なぎ剛くんのこと、読書記録など・・・気ままに更新♪(コメント&TBは承認制となっています)

サッカーと『キャプテン翼』

2006-06-11 20:59:00 | アニメ・コミック

久しぶりの更新です。
サッカーのワールドカップがいよいよ始まりましたね。
世間は盛りあがっていますが、私はイマイチ波に乗りきれないでいます。
あまりサッカーというスポーツに興味が持てないんですよね。
同じ球技系のスポーツなら、サッカーよりも野球とかバレーボールを見る方が好き。
サッカーの試合で見事なプレーを見て、感動した経験がまだないからなのかなぁ…

でも『キャプテン翼』は大好きでした。



   


私が小学生の頃、『キャプテン翼』はクラスで大人気でした。
私もクラスメートに借りて読んでいました。
このマンガを読んで、サッカーのおもしろさを知りました。
選手個人の見事なサッカーテクニックに、見事なチームプレーが加われば、素晴らしいゲームが生まれるんですよね。
そして、登場人物たちの魅力や、サッカーに懸ける情熱・友情・ライバルなどの要素が加わって、本当におもしろかった。

今のサッカー日本代表に翼や日向なんかが加わったら優勝はまちがいないのに…とありえないことを想像してしまいます(^▽^;)

最近、関西地方ではアニメ『キャプテン翼J』が再放送されています(毎日放送で毎週水曜日深夜)。
ビデオに録って見てるんですが、なかなかおもしろい!
サッカーシーンでは、アニメなんだけどすごいプレーの連続で、思わず興奮しちゃいます。
そして、つっこみどころがたくさんあるのもおもしろい!!!
原作でも、マンガならではの派手な表現や技に「こんなのありかよ~!」とつっこむことが度々あったのですが(例:シルク・ド・ソレイユもびっくりの立花兄弟のアクロバティックなシュートなど)、アニメだとさらにオーバーな表現で結構笑えます☆
現在は、小学生時代の話で、全国大会の準決勝を放送してます。
先週は、明和VSふらのの試合の前半までを放送してました。
ちなみに、私はこのふらの小のキャプテン・松山くんが一番のお気に入りのキャラでした。他のクラスメートには翼・日向・若林なんかが人気でしたが、私は努力家で、チームメイトを大切にして、チームメイトからは絶大な信頼を寄せられている松山くんが大好きでした。そして、ボールのキープ力ナンバー1という実力の持ち主であるところもかっこよかったし、けっこうすぐ熱くなっちゃうところも好きでした。



最近知ったのですが、この『キャプテン翼』、今も連載されてるらしいですね。みんなすっかり大人になって、世界で活躍しているようです。ちょっと読んでみたいかも。

      『キャプテン翼』のオフィシャルサイトはコチラ

本物のサッカーにイマイチはまれないのは、この『キャプテン翼』の影響が大きいかも。この作品の中の選手や試合があまりに素晴らしすぎて、現実のサッカーが見劣りしちゃうのかもしれません。

とにかく、日本代表選手のみなさんには精一杯がんばっていただいて、この冷めた私を熱狂させるような素晴らしいプレーを見せてほしいと思います。
FIGHT!



『NANA』の最新刊は来週発売

2006-03-10 19:34:16 | アニメ・コミック

来週15日(水)に第15巻が発売されます。楽しみ☆
4月5日(水)には日本テレビ系でアニメ版『NANA』がスタートします。開始時間は23時25分。
関西でもその時間帯に放送されるのかなぁ?

      アニメ『NANA』のホームページはコチラ

      『NANA』(原作)の公式ホームページはコチラ 






『プライド』第5巻

2006-02-07 23:58:30 | アニメ・コミック

作者:一条ゆかり (集英社クイーンズコミックス)

   あらすじ・情報はコチラ

史緒と神野の婚約が、ついに蘭丸と萌に知られちゃいました!
萌の狂乱ぶりはすごかった~
恐怖コミックも真っ青!ってくらいのすんごい形相で史緒につかみかかり、押し倒して首を絞めつけて・・・
 コワーイ!!!!!   ((((((((・_・;)



史緒は頭を怪我して流血し、貧血を起こして倒れてしまいました。



萌は好きになれない。でも、キライにもなれない。
むちゃくちゃなこともするけど、飲んだくれの母親に苦しみながらも、苦学して実力で留学のチャンスをつかみとって、夢に向かって爆進する姿は、エライな~、と思います。



史緒は蘭丸にきっぱり別れを告げましたが、2人の恋はどうなってしまうんでしょう。心配。
でも、神野もキライじゃないから、史緒によって神野が幸せになるところも見てみたいな。

それぞれ失った恋の痛みに苦しみながらも、音楽を極めるため海外で新生活をスタートさせた3人。
順調な滑り出しの史緒(ウィーン在住)、メイドのように働かされてなかなかピアノに触れられない蘭丸(N.Y.在住)、トラブルに巻き込まれちゃう萌(ミラノ在住)。萌はまたトラブルかよ~っっ!
しかも、ラストで萌は絶体絶命の大ピンチに遭遇!
一条先生、あまりにも萌がかわいそうです(ToT)
こんな展開じゃ、萌派になっちゃいそうです。




『Paradise Kiss』

2006-01-10 23:55:00 | アニメ・コミック

関西エリアで毎週月曜の深夜に放送されていたアニメParadise Kiss(略してパラキス)が最終回を迎えました。原作は『NANA』でおなじみの矢沢あいさんのコミックです。

<あらすじ>進学校に通う高校生の(ゆかり)はある日、服飾デザインを学ぶ学生から、学校のコンテストに出品する洋服のモデルとしてスカウトされる。自分とあまりに違うタイプの彼らを最初は敬遠してたものの、彼らが夢を追いかける姿を目にして、次第に心を開いていく紫。そして、彼らの中で最も個性的でリーダー格のジョージに惹かれていく。また、勉強漬けの生活に行き詰まりを感じていた紫は、モデルを目指そうとするが・・・
恋と夢とオシャレがいっぱい詰まったストーリー。
実は『ご近所物語』という作品の十数年後の設定になっていて、『ご近所』の主要な登場人物がパラキスにところどころ出てくるところもみどころです。

アニメの最終回は、ちょっと‘はしょり’気味だったかな、という印象。でも、泣いてしまいました。
デザイナーとしての夢を叶えるためジョージがパリに旅立つ日、見送りに行かずに初めてのCM撮影に臨んでいた紫が帰宅すると、ジョージから小包が届いていた。中にはトランクルームの鍵が・・・トランクルームの中には、ジョージがこれまでに作成した洋服がぎっしり入っていた。それを見た紫が泣き出すところで一緒に泣いてしまったよ。ジョージの深い愛情が伝わってきました。(ToT)



でも、結局紫は10年後、ジョージ以外の人物と結婚することになるんだよね。ガッカリ。でも、それはある意味現実的な結末だね。アニメでは紫の結婚相手が誰なのかわからないようになってたけど、高校時代のクラスメートの徳森くん!
また紫自身については、結局は世界的なモデルにはなれなかったけど、日本ではそこそこ人気モデルになって最近はドラマで女優としても活躍している、ってところも現実的だわ(^_^;) このエピソードも、アニメでは省略されてました。
アニメだけ見てた人はもったいないかも。ぜひ原作も読んでみてほしいな。コミックではアニメと違ってモノトーンの世界だけど、それでも十分おしゃれで楽しめます! 私もまた原作が読みたくなってきちゃった~



独り言・・・矢沢あいさんプロデュースの洋服ブランドができたら、きっと大成功すると思うな。




『GENJI 源氏物語』第3巻

2005-12-31 13:47:01 | アニメ・コミック

今年やり残したことないかな~、と考えていたら、このレビューを書くのを忘れてました。
ご存じ『源氏物語』をきらさんが漫画化した作品です。
はっきり言って、この脚色はちょっと許せない。なぜなら、私の好きな葵の上明石の上の扱い方がひどいから! この二人は、たった3人しかない光源氏の子をそれぞれ1人ずつ産んでいるんだけど・・・



問題点1:葵の上の妊娠は彼女の作り話になっていて夕霧が生まれてない。

問題点2:京から須磨へ、須磨から明石へ隠棲した光源氏が明石の上と出会ってない。→娘が生まれるはずがない。



そりゃね、『源氏物語』には様々な女性が出てくるから描き方に偏りがあっても仕方ないと思う。でも、葵の上と明石の上に生まれた子どもを無かった存在にするとは、物語の根本を揺るがす事態だと思う。『源氏物語』のおもしろさはいろいろあるけど、一つに光源氏が受けた予言(帝になれば国が乱れるが、臣下に下っても臣下では終わらない。子どもの一人は帝、一人は后、一人は大臣の地位を極める)がどんどん現実のものとなっていく、というところにあると思う。それなのに、その子どもが生まれなくちゃ話にならないよ。



作者はあくまで光源氏・紫の上・藤壺との関係をメインに考えてこの設定にしたのかもしれない。でも、行間に書かれてないことについてイメージを膨らませて書くのはOKだけど、原作を無視した設定は受け入れられない。
ほかにも変なところも多い。たとえば2巻で、まだ光源氏と結ばれる前の紫の上(若紫)が宮中で弘徽殿女御に出会った、というところがヘン!!! 光源氏に養われてるだけでこの時点ではまだ世間的には正体不明の謎の存在だったはずの若紫が宮中に行ける訳がない。
でも、光源氏の兄の帝が病気になった原因が、朧月夜の君が毎夜毎夜眠ってる帝の枕元で亡き父・桐壺院のフリをして怒りの言葉をささやいていたせいだった、というのには笑いました。



やっぱり、『あさきゆめみし』には到底かなわないな。この中で、光源氏と葵の上の息子・夕霧と、いとこの雲居の雁の二人が結ばれるエピソードは、数ある名シーンのなかでも特に好きなエピソードの一つです。



『源氏物語』について偉そうに語ってしまった私ですが、完訳もので読んだのは、与謝野晶子版と瀬戸内寂聴版のみ(^_^;)
他に『源氏物語』関係の本はいくつか持ってるけど、瀬戸内寂聴さんの『女人源氏物語』は、登場する女性の視点から描かれていておもしろい。私の好きな葵の上と明石の上も魅力ある人物に描かれているので好きです。『田辺聖子の源氏がたり』もわかりやすくて入門編にはもってこいの作品です。