Heart Beat

草なぎ剛くんのこと、読書記録など・・・気ままに更新♪(コメント&TBは承認制となっています)

2007年を振り返って

2007-12-31 23:53:00 | お気に入り

あと数分で今年も終わりです。
この1年間は仕事で大忙しの一年でした(^_^;)
プライベートは全くと言っていいほど充実してませんでした。
そんな平成19年を振り返ってみます!


☆記憶に残っているドラマ



『花より男子2』 『華麗なる一族』 『花ざかりの君たちへ』



忙しいながらも、そこそこドラマを見ていた1年でしたが、振り返ってみるとあまり覚えてないのがショックです。



☆今年読んだ本・・・17冊



たくさん読んでる月もあれば、全く読んでない月もあるという極端な1年でした。来年も読書頑張るぞ!



☆今年映画館で観た映画・・・3本



うわ~っ、少なすぎる!!! いかに今年は余裕がなかったかというのがわかります。来年は6本は見れるようにがんばろー


☆今年観た舞台・・・2本
  今年行ったライブ・・・1本

これらも少なすぎです。全てブログをサボり中のかなり前に行ったので、今さら記事にもしませんが、本当に少ないです。来年はこの倍ぐらい行けるようがんばろー


☆今年行った旅行・・・ゼロ

もう絶句するしかありません・・・(ノд・。) グスン

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こんなふうに列挙してみると、この1年間がいかにヘビーだったかというのが、改めてわかります。来年はもっと心に余裕のある1年にしたいと思いますがどうなることか・・・

来年もブログの更新は滞りまくりの1年となりそうですが、ぼちぼち続けていきます。

皆さん、どうかよいお年を!



『捜査官ガラーノ』

2007-12-31 23:48:52 | 読書

2007 No.17 12/17~12/18

作者:パトリシア・コーンウェル

評価・・・★★★ 3.0

コーンウェル作品に新たなヒーロー誕生です。



     




今回の主人公ガラーノは、今までのコーンウェル作品の主人公とは少々違っています。美形で優秀というところは一緒ですが、結構苦労人。
身につけているものはブランド品だけど、実は中古品。IQが高いのに、試験に弱くてハーバードに行けなかったという過去もあり。
父親はアフリカ系、母親はイタリア系で、飛び抜けた容姿を持っているけど、それを与えてくれた両親を子どものころに亡くしています。代わりにおばあちゃんを大切にしているけれど、そのおばあちゃんが神秘的な人で、透視能力・予知能力のようなものを持っているみたい・・・私はこのおばあちゃんのふフシギ発言が気に入っちゃいました~ もっと活躍してほしいなぁ♪



肝心のミステリの方は、わりと小品のような感じがしました。どちらかというと、海外ドラマで言うところのパイロット版のような感じ。“序章”ですね。
主人公の他にもいろいろ気になるキャラが出てきたので、今後このキャラ達がさらに盛り上げていってくれそうです。
次回作に期待です!



『チーム・バチスタの栄光』

2007-12-17 19:58:54 | 読書

2007 No.16 12/15~12/17



作者:海堂 尊(宝島社文庫)



評価・・・★★★★☆ 4.5



大学病院を舞台にしたミステリ。第4回“このミス”大賞受賞作。


同じく大学病院を舞台にした『白い巨塔』の重厚さには到底及びません・・・って、何しろこちらはミステリですから(^▽^;)
バチスタ”というとドラマ『医龍』でおなじみになりましたよね。
そのバチスタ手術の現場で起こった連続“術死”(手術中に患者が亡くなってしまうこと)の謎をめぐるミステリです。
医学用語は多少難しいですが、厚生労働省技官という肩書きを持つ超個性派キャラ・白鳥が登場して楽しめる作品です。
作者は現役勤務医とか。医師という激務のかたわら、こんなおもしろい作品も書いちゃうなんてすごすぎる!
この作品の主人公というか、語り手の田口と白鳥のコンビで、シリーズ化しているようです。文庫化したら読んでみたいな。
そして来年には映画が公開されます。原作とは人物設定をいじっていて、田口は女性になって竹内結子ちゃんが演じます。
そして変人役人・白鳥には阿部(寛)ちゃん! はまり役ですね。



     映画『チーム・バチスタの栄光』のホームページ



掃除の収穫

2007-12-16 23:43:02 | ひとりごと

昨日久々に部屋の戸棚の整理をしていると、引き出しの奥から、“よーじや”のあぶらとり紙が出てきました。しかも5冊組! 前に京都に遊びに行ったときに買ったのを、しまい忘れていたようです。ちょうど無くなるころだったので嬉しさ倍増でした♪
これで年が越せそうです(笑)




『死の猟犬』

2007-12-15 22:25:53 | 読書

2007 No.15 11/3~12/14

作者:アガサ・クリスティー(早川書房クリスティー文庫)



総合評価・・・★★★★★ 5.0

ハヤカワ文庫の旧シリーズを含めて、読むのは今回で4回目くらい。短編集です。
作品によって完成度にばらつきはありますが、おもしろい作品がたくさんあり、何度読んでも楽しめます。


怪奇的な作品がほとんどで、普通のミステリ作品は映画や舞台でも知られる『検察側の証人』くらいかな。
表題作は、何度読んでもあまり面白く感じないのですが(^_^;)、クリスティーがどこからヒントを得てこの作品を書いたのかが気になる。ネタをふくらませれば、ファンタジーができそうな作品です。
『赤信号』はサイコ的な作品で、あっと驚く展開でおもしろい。
怪奇的な作品の中では
『ランプ』『最後の降霊会』がお気に入り。
『ランプ』は切ない物悲しいお話。
『最後の降霊会』は背筋が思わず寒くなる作品。特に終わりから5行目の一文が・・・
異色作のオンパレードですが、クリスティーの意外な一面を垣間見るようで、ちょっとお得な気分になれる1冊です。