小さい。少ない。乗らない。場所ムラが激しい。なんだかとてもひねくれている。と評判の今年の秋アオリ。
寒い夏に水温が上がらず、春からの産卵もだらだらと長期に渡って行われたため例年なら最盛期と思われるこの時期でもまだホタルイカサイズの個体がわらわらと浮かんでいる。
おまけに数年ぶりのエチゼンクラゲの来襲。こいつが複数見える水域で良い思いをした事が無い。
しかしそんな状況の中でも昼間のサイトフィッシングにおいてはサイズを問わなければいくらでも釣れる。
エギのサイズにプライドを持たなければ投げた数だけ掛ける事ができる。それは例年通りだ。
だが例年であれば足元に群れるその小イカの背後のdeepに一回り大きな個体が潜んでいるのであるがそれがいない。
足元の小イカの活性を上げ、見えない背後のイカの気分が盛り上がったところを直撃するのが僕の得意パターンであるのだがことごとく空振りに終わる。
薄いのか?成長が遅いのか?まだ判断がついていない。見える小イカの数は例年通りであると思うのだが。
9/25/16:00
僕の最も得意とするポイントに入る。幽霊テトラ横の大岩。
底の形状は熟知しておりサイズによる付き場も把握できている。
4mの岩の上から澄みきった海中を覗くともう既に30匹程の小イカが群れているのが見える。
そいつらは無視して遠いdeepに3号のエギを沈めてみるがやはり反応はない。
足元までしゃくってきたエギに小イカが放射線状になってわらわらと寄ってくる。
しゃくるとその円はぱっと大きくなり止めた瞬間すっと縮まる。
すっと縮まるその勢いのままに大抵そのうちの1匹が乗ってくる。しかし小さいなぁ。

ピントが合わない程小さいw
今シーズンから使いはじめた10-FootのEgi-Ten Qの鋭いダートはイカを寄せる力が非常に強い。
しゃくった後のステイでのイカの間の詰め方の勢いが違うのである。
このサイズのイカであれば3号のエギはやや辛いのであるが躊躇が無い。
ひゅんっ!と寄ってすっと抱くのである。
聞くところによれば僕のしゃくりは激しいんだそうだ。周りの釣り人が一斉にこちらを見るぐらいだ。
よって11月にはいつも腕を痛めているw
「激しくしゃくった方が釣れるの?」と良く聞かれる。秋アオリに関してはYESである。
激しくしゃくった方が、と言うより「エギを鋭く動かした方が」、と言う事だが。
サイトでの釣りは大変勉強になる。エギの動き方次第で変わるイカの反応。
しゃくり損ねたもったりとした動きのエギには明らかに反応が悪い。
水の抵抗をエギの全身に乗せるような一瞬の強いテンション。
Egi-Ten Qの幅広に作られたボディーはそのテンションを掛けやすい。レンジを変えず左右に瞬間移動する。
この日も結局サイトでの釣りになる。エギの動きとイカの反応をイメージとして頭にたたき込む。
来るべき遠いdeepでの釣りに、目に焼き付いたそのイメージを再生するために。
今エギはこう動いた。イカはこう寄ってくる、はず。イメージのない釣りは釣りではない。

しかし小さいなw
10数匹釣って夕暮れ。

掛けていた偏光グラスを外す。
エギを3.5号に替える。
もう小さいのはいいよ。ここからは大人の時間ね。18禁ね。
この岩の正面は根掛かるもののないdeepである。最もサイズを期待できるライン。
フルキャストする。底を取る。ビシバシっとしゃくる。テンションフォールさせる。
つつつ~とすぐにエギが持って行かれた。
おしっ!
合わせる。強烈な重量、であるはずだったのであるが……。

こらっ!!18禁やってゆうてるでしょぉぉ~。
明らかにエギより小さい。普通こんなのは3.5号には乗らない。何かの間違いだ。
また同じライン。今度こそは。
つつつ~。

だからあかんって!!なんというおませさん。そんな大きな魚捕まえたら逆に食われるよぉぉ!
しかし3.5号にしてこのサイズ。なんという乗りやすさ。躊躇のなさ。
何となくエギを3号に戻す。中層を攻めてみよう。
このエギにはもうひとつ効果的な動かし方がある。
とーんとーんとーんと軽くテンションを掛ければ1m程の幅で左右に大きくスライディングする。
エギを動かす感覚ではない。トップやシンキングのペンシルベイトをスライディングさせる感覚である。
抵抗の少ない背の低いシンカーのおかげでテンションがそのまま推進力になり妨げるものがない。
とーんとーんとーんの間に糸ふけは出ない。同じ位置でテンションを掛け続ける事ができる。
エギは手前に移動せず180°の左右にひたすらスライディングを続けるのである。
3号をフルキャスト。フリーフォールで10秒。3mのほぼ中層。
とーん…とーん…とーん…とーん…。
そっとラインを張りあたりを聞く。
コン!
良いあたり!だがどうせまた小さいんでしょうよぉと合わせた。が。
ずんっ!
!!!!重い!!。
ひたすら10cmばかり釣り続けているので異常に重く感じる。おっし!グッサイズ!!

16cmか。ようやくこのサイズが出て来たか。中層なのか。
再び3.5号に替え中層を狙う。
とーん…とーん…とーん…とーん。
またつつつ~と持って行く。

あかん。また子供帰りした。
は~。
とーん…とーん…とーん…とーん。

あのね。18禁なんてお構いなしの無法地帯やな。
19:30。嫁の帰ってくる時間でstop fishing。
帰宅してキッチンに立つ。

食べさしの写真で汚いなw
16cmはお刺身に。これぐらいが最も美味しい。ワサビと生姜で。
小さいのはイカリング。少し揚げ過ぎぐらいが味が濃くなる。
マヨネーズたっぷりに一味を振りかけ檸檬をきゅっと絞る。
相変わらずアオリイカは旨い。自分で作るとひときわ旨いw
はぁ~でもしかし。もっと燃える釣りがしたい。まともなブログが書きたい。
この日以後数回釣行している。相変わらず小さいが徐々に良いサイズも混じるようになってきている。
今シーズンはこれからだ。10月半ばだな、ピークは。
皆さんめげずにがんばりましょうねww。
TACKLE DATA
ROD/Calamaretti 862M
REEL/CERTATE2500 CUSTOMBODY
LINE/VARIVAS avani Eging premiumPE0.6G+10lb
EGI/Ten-Foot Egi-Ten Q 3G,3.5G
Moon Data

寒い夏に水温が上がらず、春からの産卵もだらだらと長期に渡って行われたため例年なら最盛期と思われるこの時期でもまだホタルイカサイズの個体がわらわらと浮かんでいる。
おまけに数年ぶりのエチゼンクラゲの来襲。こいつが複数見える水域で良い思いをした事が無い。
しかしそんな状況の中でも昼間のサイトフィッシングにおいてはサイズを問わなければいくらでも釣れる。
エギのサイズにプライドを持たなければ投げた数だけ掛ける事ができる。それは例年通りだ。
だが例年であれば足元に群れるその小イカの背後のdeepに一回り大きな個体が潜んでいるのであるがそれがいない。
足元の小イカの活性を上げ、見えない背後のイカの気分が盛り上がったところを直撃するのが僕の得意パターンであるのだがことごとく空振りに終わる。
薄いのか?成長が遅いのか?まだ判断がついていない。見える小イカの数は例年通りであると思うのだが。
9/25/16:00
僕の最も得意とするポイントに入る。幽霊テトラ横の大岩。
底の形状は熟知しておりサイズによる付き場も把握できている。
4mの岩の上から澄みきった海中を覗くともう既に30匹程の小イカが群れているのが見える。
そいつらは無視して遠いdeepに3号のエギを沈めてみるがやはり反応はない。
足元までしゃくってきたエギに小イカが放射線状になってわらわらと寄ってくる。
しゃくるとその円はぱっと大きくなり止めた瞬間すっと縮まる。
すっと縮まるその勢いのままに大抵そのうちの1匹が乗ってくる。しかし小さいなぁ。

ピントが合わない程小さいw
今シーズンから使いはじめた10-FootのEgi-Ten Qの鋭いダートはイカを寄せる力が非常に強い。
しゃくった後のステイでのイカの間の詰め方の勢いが違うのである。
このサイズのイカであれば3号のエギはやや辛いのであるが躊躇が無い。
ひゅんっ!と寄ってすっと抱くのである。
聞くところによれば僕のしゃくりは激しいんだそうだ。周りの釣り人が一斉にこちらを見るぐらいだ。
よって11月にはいつも腕を痛めているw
「激しくしゃくった方が釣れるの?」と良く聞かれる。秋アオリに関してはYESである。
激しくしゃくった方が、と言うより「エギを鋭く動かした方が」、と言う事だが。
サイトでの釣りは大変勉強になる。エギの動き方次第で変わるイカの反応。
しゃくり損ねたもったりとした動きのエギには明らかに反応が悪い。
水の抵抗をエギの全身に乗せるような一瞬の強いテンション。
Egi-Ten Qの幅広に作られたボディーはそのテンションを掛けやすい。レンジを変えず左右に瞬間移動する。
この日も結局サイトでの釣りになる。エギの動きとイカの反応をイメージとして頭にたたき込む。
来るべき遠いdeepでの釣りに、目に焼き付いたそのイメージを再生するために。
今エギはこう動いた。イカはこう寄ってくる、はず。イメージのない釣りは釣りではない。

しかし小さいなw
10数匹釣って夕暮れ。

掛けていた偏光グラスを外す。
エギを3.5号に替える。
もう小さいのはいいよ。ここからは大人の時間ね。18禁ね。
この岩の正面は根掛かるもののないdeepである。最もサイズを期待できるライン。
フルキャストする。底を取る。ビシバシっとしゃくる。テンションフォールさせる。
つつつ~とすぐにエギが持って行かれた。
おしっ!
合わせる。強烈な重量、であるはずだったのであるが……。

こらっ!!18禁やってゆうてるでしょぉぉ~。
明らかにエギより小さい。普通こんなのは3.5号には乗らない。何かの間違いだ。
また同じライン。今度こそは。
つつつ~。

だからあかんって!!なんというおませさん。そんな大きな魚捕まえたら逆に食われるよぉぉ!
しかし3.5号にしてこのサイズ。なんという乗りやすさ。躊躇のなさ。
何となくエギを3号に戻す。中層を攻めてみよう。
このエギにはもうひとつ効果的な動かし方がある。
とーんとーんとーんと軽くテンションを掛ければ1m程の幅で左右に大きくスライディングする。
エギを動かす感覚ではない。トップやシンキングのペンシルベイトをスライディングさせる感覚である。
抵抗の少ない背の低いシンカーのおかげでテンションがそのまま推進力になり妨げるものがない。
とーんとーんとーんの間に糸ふけは出ない。同じ位置でテンションを掛け続ける事ができる。
エギは手前に移動せず180°の左右にひたすらスライディングを続けるのである。
3号をフルキャスト。フリーフォールで10秒。3mのほぼ中層。
とーん…とーん…とーん…とーん…。
そっとラインを張りあたりを聞く。
コン!
良いあたり!だがどうせまた小さいんでしょうよぉと合わせた。が。
ずんっ!
!!!!重い!!。
ひたすら10cmばかり釣り続けているので異常に重く感じる。おっし!グッサイズ!!

16cmか。ようやくこのサイズが出て来たか。中層なのか。
再び3.5号に替え中層を狙う。
とーん…とーん…とーん…とーん。
またつつつ~と持って行く。

あかん。また子供帰りした。
は~。
とーん…とーん…とーん…とーん。

あのね。18禁なんてお構いなしの無法地帯やな。
19:30。嫁の帰ってくる時間でstop fishing。
帰宅してキッチンに立つ。

食べさしの写真で汚いなw
16cmはお刺身に。これぐらいが最も美味しい。ワサビと生姜で。
小さいのはイカリング。少し揚げ過ぎぐらいが味が濃くなる。
マヨネーズたっぷりに一味を振りかけ檸檬をきゅっと絞る。
相変わらずアオリイカは旨い。自分で作るとひときわ旨いw
はぁ~でもしかし。もっと燃える釣りがしたい。まともなブログが書きたい。
この日以後数回釣行している。相変わらず小さいが徐々に良いサイズも混じるようになってきている。
今シーズンはこれからだ。10月半ばだな、ピークは。
皆さんめげずにがんばりましょうねww。
TACKLE DATA
ROD/Calamaretti 862M
REEL/CERTATE2500 CUSTOMBODY
LINE/VARIVAS avani Eging premiumPE0.6G+10lb
EGI/Ten-Foot Egi-Ten Q 3G,3.5G
Moon Data

つーさんのブログは勉強になるし、目を閉じるとその光景が目に浮かぶような臨場感があって面白いです。デカイのばんばん釣って面白いブログをどんどん更新してください!
いやいや面白いブログ書きたいんですけどねぇ。なんだかねぇ。
でかいのバンバン釣るのもブログをどんどん更新するのも全く自信のないつーでございますww
It's a Small World・・・そのとおりですね><
あっ、でも先週、幽霊テトラ横の大岩の近くで
20位までは上がりましたよぉ
でも、この話の内容は一週間前のお話ですもんねぇ
これから、という言葉を信じて頑張りたいです!!
でも、メバルも始まっちゃいますね(笑
だいぶ首が伸びました。
げほっ、ごほっ、げほげほっ ィ、イカ、イカリングが食べたいぃぃぃ
これが正しいおねだりの仕方だったっけ?
いやはや、本当に食べたい。
釣り師つーさんのバンバン釣果に期待!
文豪つーさんのドンドン更新は・・・儚い夢かしら。
どちらも楽しみにしているので、いい釣り、ができるとホントにいいね。
そして。わたしもイカ釣り、がんばってみる。
20釣りましたか…。18禁クリアですね。うらやましい。
>幽霊テトラ横の大岩の近くで
って微妙な表現ですね。どこなのさ。
いろいろ行きましたがこの辺りが最も濃いようです。
でも常に人がいますね。なかなか入れません。
メバルねぇ。イカに対する「義務」を果たせたと感じたら移行します。今年は飛ばし浮きに手を出す予定なんでそうなるともう無敵の予定。あくまで予定ですがw
シンコでメバルの40上がったらしいですね。
なんだよ。いるんじゃんw
なに!?どうしたの!?卑しい食べ方してむせたの?
正しく萌えるのは「こほっ、こほこほ(血)」です。間違えないように。
イカ釣りやるんだね。昼間にあの偏光掛けて深めのところ行けば釣れるよ。誰でも釣れるんだよ。イカはw
イカ料理画像、内蔵に効きすぎです...グルッッ..
うまそう!!
お腹空いてきました。
アジやメバルばかり追いかけていますが
アオリもやってみようかな...
しかしうまそうです。。
はい、気をつけます。
決して「ごぼっ、ごぼごぼ(血)」にならないように注意します。
勉強になるのね、このブログ。
うん。イカ、行ってみる。
わたしのもったりと動くエギに反応してくれる誰かをねらうの。。だっちゃ。
ラムちゃんは萌えないか。
そちらアオリってどうなんですかねぇ。
東海地方の車、イカシーズンには釣り場で良く見かけるんであんまりいないんでしょうか?
あのですねぇ、ものすごく美味しいですよ。
お刺身はねぇ太くて長いの数本まとめて生姜醤油にたっぷり浸け、炊きたてコシヒカリに乗っけてぱりぱりの海苔で巻いてあうん…って頬張るんですよ。これは…もう…。
イカリングはですねぇ味が濃くってですねぇなんか甘味料でも入ってるんじゃないかってくらい、はぁ…甘いんですよww
釣りとしても類い稀なる面白い釣りです。やって下さい。
萌えるのはあの方ですw