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妊娠をきっかけに、生活をもう一度考える日記。
それから、
・・・その後。
・・・弱気なピーターパン親父の日記。

~哀悼キャンプ~Grief Camp@無印良品カンパーニャ嬬恋 2015/04/25~26

2015-04-29 03:00:04 | 無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場
高齢超ハイリスク妊娠で、今年は第3子の出産に胸を膨らませていた矢先。

まさかの流産。。。


気丈な私達は、大丈夫!
・・・と思っていたが。
やはり妻も私も一人になると、陰で涙ぐんでいた。
しかも時間が経つにつれて、重く、深く・・・。

受容までの段階なのか?
・否認
・怒り
・取引
・抑うつ
・受容
で当てはめれば今の私達は、抑うつだ。

仕事中も気分の高低差が激しく・・・。
その気分を隠そうとする作業で、更に心は疲弊する。。。

自宅療養中の妻も一人になると、寂しかろう。
案の定、急に涙がこぼれる時間を過ごしていたらしい。

そんな中でも、
私達は恵まれている。
以前から子供達の面倒を見てくれる保育園の先生なんて・・・美味しい夕飯を作って届けてくれたり。
高齢の親も、私の夜勤中は泊まってくれたり、カレーやシチューを作って届けてくれたり・・・。
美味しさに、やさしさがしみわたる。。。

そして子供達。







出産予定をキャンセルされた我が家。

抑うつの親。

心ここにあらず、新年度を仕切る主任さんは、満を持して考えを放つ。



さらにさらにさらに!!

息子の視力が0.1という事が判明。。。
ゲームのやりすぎ??
こんな事象が重なっていいの?







・・・あそこに行こっ!

去年、また来るときにはもう一人家族が増えていたらいいなって思った聖地。
(んで、Campかよ!)


Camp中はおもいきり哀しもう。
言っちゃいけない事を言い合おう。
泣けるときに泣いとけ。

・・・をテーマに、グリーフキャンプを。

私の職場は90%女性。妊婦さんもたくさん。妻なんか助産師なんだから、この経験を糧により一層大きくなるだろう。


テント張りが終えたのは18時近く。陽が沈む。

今回から、DVDや3DSは禁止。
絵を描く!


夕陽を描く。




そんなこんなしているうちに・・・時間は経ち。
19時までの「湖畔の湯」check inを逃し、「つつじの湯」へ。

つつじの湯で湯上りにご飯をいただき・・・キャンプ場へ戻った。
花火をする予定だったが、子供達は眠ってしまった。
私達も。


薪ストーブとアルパカストーブを使用したが、深夜2時頃からは冷え込みが厳しく感じた。
用意していた楢薪は、いまひとつ・・・。
コントロールがうまく付かず、テント内は暑かったり寒かったり。

夜中にカモシカの鳴き声が聞こえたっけ・・・。








・・・4時30分過ぎかな。


バラギ湖を散策。



そして、キャンプ場のオープニングイベントの「早朝餅つき大会」に参加。

ま、



会場「草原」ってあったけど、草原広し。。。
そんなところでやってたの~。。。
子供達はたまたま長靴をはいていたが、私達の靴は霜の降りた草原で凍てつく寒さ!!

でも、つきたてのお餅のお雑煮やきな粉とあんころ餅をたくさんいただき。
満腹!
早朝で気持ちよく、
この景色の中でこの時間にこのイベント・・・
心身ともに満腹!!



まだ6時台だけど、娘の念願のクッキー作りスタート。
これが本当のsummer timeだよねー。


子供達はクッキーを作って、食べるのかと思いきや・・・
お店屋さんごっこからの

なぜか周りの方々へ配りだす・・・。


テロ!?






受け取っていただいた方、
ご協力ありがとうございました。



とにかく雲ひとつ無い晴天で気持ちよかった。。。















Aigleのブーツと、汚いフュアハンドランタン。
それにFly fishingの道具。
この天気とロケーション。


妻は爆睡。





子供達と場内を散歩して、






テントをたたみ。
ウクレレをちょっと爪弾いてから、



check out時間をすこし・・・だいぶ過ぎちゃったけど・・・。



バラギ湖で釣りして、何も釣れなくて。







「湖畔の湯」であったまり、ご飯食べて・・・って、キャンプ場でご飯作って無いじゃん!





帰り道は渋滞で4時間かかったけど、
ああ、
もう、
さあ、
抑うつはおわりだ。







今回のこといろいろ、
・・・感謝しよう。



おしまい。







































追記:同年にココへ訪れた夏の嬬恋:Outdoor jamboree2015ソトナニの日記
Campで元気!!!!!ダヨ!!

そして、嬬恋のクロージングイベントへ。

MUJI キャンプ場と共に歩ませていただいた2015年。
MUJIのスタッフの方々はじめ、
年老いた親や。。。
友・・・
そして声をかけていただいた方へ。

ありがとうねっ!!


私達は、あなた方のおかげで幸せじゃ!!






私にとってここは、
・・・たぶんパワースポットかな。







いい時間が流れてる。






ので。

関連日記を集合してみます。
季節の服装や装備など参考となるか・・・

2014/10/14 柔らかな雨に包まれたCamp
2013/11/04 クローズイベント       なんてあった・・・け?
2013/11/04 おもてなしは前からあったんだよ!
2013/10/13 連休の嬬恋キャンプ場
携帯の写真があるのはこんなところかしら。




繋留流産 #2 @2015/04/19

2015-04-20 13:03:27 | 育児・妊活・子どもとお出かけ
4月16日に心拍停止が判明して、4月20日に掻破術を予定していた。

・・・、その時間の微妙なこと。。。
出血はじわじわ。
腰痛と腹痛もたまに。。。


私はたまたまちょうど休みで。
複雑な心境。

新しい子を迎える準備の心と、
喪失感。

迎える必要が無くなったので、今後の予定と想像力を切り替えなくてはならない、けれど妻にはダイレクトに話してよいものか否か。

悶々とした時間。




子供たちは普通に妻と遊びたがる。


心は、早くこの状態から離れたがっていった。

日曜日。












羽村の堰へ。
気分転換もしたくて、妻の体調も伺いながら家族4人でエビを採りに行った。

水のせせらぎを聴きながら、
子供たちの歓声を聴きながら、
それはそれは
癒された。
堰で、
レジャーシートを敷いて、お菓子を食べて。
エビに混じった小魚のことや、
川虫のこと。
普段よりも大きな声でお喋りし合った。


我が家の水槽にエビを入れた頃、
妻の出血が増え始めた。

そして、痛みも。。。






第2子を自宅出産したときのことを少し思い出した。
元気な子が生まれてきますように。。。と願いながら妻の体を心配していた。
今回は違う。

もう、死んでいるのだから。せめて妻の苦痛が最小限であるようにと願うのみ。。。

妻が何度もトイレへ通う。








そのうちに
「こういうの見ても平気?たぶんこれが子供だと思う。」

・・・俺は平気。






ガーゼの上に横たわった胎芽と胎児の境目のわが子。


黒い目と、
鼻の穴、
口、
耳、
手の指、
足。
しっかりと分かる、可愛い姿。
頭はでっかくて、
お腹はぷっくり。
さっきスーパーで買った蛍烏賊みたい・・・。・・・。・・・。
とにかく、かわいくて。
損傷は、一つもない。




できればKissしたかったが、あまりに小さすぎて、人差し指で頭を触ってやることしかできなかった。
体中が粘膜のわが子は、触るとくっついてしまう。

妻と一緒にトイレでお話した。
・すっごい幸せだったこと。
・あんたは可愛いこと。
・残念だったけど、次の機会で絶対頑張るんだぞということ。
・忘れないこと。
・ありがとうということ。
などなど。

その後、
助産師である妻は。。。
冷静にも、
出血の塊(コアグラ)を自ら拾い上げ・・・手袋をしながら開き・・・
「これ、胎盤だよねぇ?」
と、私に確認をとった。。。

たしかに、ミニ胎盤だった。。。

流産でも、子供が先に出て・・・
その後に胎盤が出るんだ。。。と、言う妻。



不穏な行動をする私達に気づいた子供達はトイレに集合。

6歳の長男につられて3歳の長女も。
これは、教育として見せよう。
見るに耐えられる子のこの姿だから。




「かわいい。」

子供達は言ってくれた。







長男は、妖怪ウォッチの塗り絵をあげたいと、亡骸にプレゼントしていた。
「泣いちゃった」
と、隠れていた。





夜は、一緒に寝床へ連れて行った。









亡き君へ、家族より。









家族4人がそろったこの日に、
出てきてくれて、ありがとう。


最後に一緒にエビを採りに行けて、よかった。
ありがとう。楽しかった!

君の、美しい顔を見せてくれて
ありがとう。

胎盤も、引っ張ってくれたのかな?
母さんのことも助けてくれてありがとう。




君に、

名前をつけて御礼をしようと思ったんだけど・・・・・・・・・

やっぱりやめます。
お互いに未練が残るから。











幸せあふれる、受診した産婦人科医院より。
こういうこともあるんだなぁと。


幸い、
・・・echoで子宮はぺっちゃんこ。
掻破術はせずに帰宅させてくれた。



あ、
ありがとう。





風は吹き、木々の葉は揺れる。その動きを巻き戻そうとすることは愚か。。。
先に進むしかない。










ありがとね、
胎芽と胎児のハザマのまめゾウさん!!




私達だから乗り越えられる!







おっしゃ!

次の魂、




おい、
うちらを
どこかで見ているそこの魂!!





私達は、私達のBaby募集中だぜ!?
ただし、
お利口に限ります。。。!!
しかも、





かなーり
年取ってるぜぃ!






















おしまい!!

繋留流産

2015-04-17 10:12:34 | 育児・妊活・子どもとお出かけ
私たち夫婦は40歳(私)と43歳(妻)。

もう、若くない。

私たち最後の子育てができるね、と4年越しの期待を胸に。。。
新緑まぶしい春の日差しの中、妊娠10週を迎えて産婦人科を受診した妻からのmail。

「診察したら赤ちゃんの心拍が止まっていました。1週間前位に亡くなっちったようです。手術することになりました。ごめんね。残念だけど仕方ないかなと思いました。子供たちに言わなきゃよかったなとちょっと後悔かな。落ち込まないでね。私は大丈夫です。」


40代の標題の確率は30%だと。
それなりの心の準備をしていたにもかかわらず、まさか大丈夫だろうという気持ちは大きかった。

3月に検査薬に沸き、たったの約2ヶ月間だったが、本当に幸せだったな。
嫌な仕事も乗り切れたのは、君のおかげだったかな。
とても辛い。
Upside down
その日のその後の仕事は、とても辛かった。男のくせに涙をこらえて係長に報告し、妻の手術日に時間休をもらえるように話をした。
強がっても、
目を合わせて話が出来なかった。

そして、
後は妻と長男の事が気がかりで。。。


妻のmailより「長男が、帰りにお腹をさすって赤ちゃんいるんだよね~と笑顔で言う姿がせつなかったな・・・」

妻は、自宅の駐車場で車を停めて。
涙が止まらなかったのだそう。
そんなところへ隣の奥様が通りかかり・・・
「どうしたの?花粉症??」
・・・というやりとりがあったそう。

知ってたけど、大丈夫じゃないさ。
誰だって。


今回の健診の後に、母子手帳をもらいに行こうと思っていた。
お世話になっているかたがたに報告して驚かせてやろうと思っていた。
Upside down

でも、
私たちはできる事はやってきた。

私は、出来る限りの家事と仕事と子育ち援助はしてきたので、何も後悔はない。
ただ
残念な思いだ。

俺のするべきことは2つ。
・妻の掻破術が無事に終了し、術後の回復に役に立つことをすること。
・妻の心が適度に低空飛行できるように、目を離さないこと。





しかし、妊娠ってのは
幸せ気分から一転・・・
・・・掻破術。
にもなりえる、大変な事なのだな。

女性は、それでも生きていかなくてはならない。

男は傷つきやすいなんて、
よく言ったものだ。


妊娠についてもっと過酷な体験をされた方がいるであろう。
だけど、

子供たちにも、命について良い学びができた気がした。








生まれるということは、とても凄いことなのだ。
が、長男に、
少しでも伝わったかな??

俺は、同じ病棟の妊婦さんが急に幸せそうに見えて・・・うらやましくなったよ。
より一層優しくしなきゃなって、
思ったよ。

そして、この先
亡き君に会えるのかな?




そこまで!












ところで、
GA mammoth

pow-wow

music&camp
festival 2015



こんなときに
これのticketが届いた。
マンモス
パウワウ
キャンプ
。。。
しらけないように、
我慢もす。
「怒りは禁物!」




Upside down・・・



ありがと。


未だに、優しく強い人間になりたいな!



父子で暴風雨Camp@PICAぐりんぱ 2015/04/02

2015-04-05 05:02:42 | Camp @ PICA☆


初めての息子と2人でのキャンプは、彼が4才の晩夏だった。
確か、自宅からほど近いケニーズだったっけ。

娘が0,7才で、妻は助産師学校へ進学。
私は転職し、近くでパート勤務をして家事に専念したんだな。。。

そんな息抜きに、息子と行くキャンプは最高の贅沢な時間だった。

娘が1歳を過ぎ、そろそろキャンプデビュー・・・を試みたが、
夜泣き。
さらには、テント内では寝ない!
テント内では不機嫌!!

と、親への虐待(?)


そんなこんなで娘を含め、妻を含めたファミリーキャンプがやっとできたのは娘が1.9歳


頑固で個性派の娘を攻略するのはなかなか困難。

共働きの我らにとって、娘と出かけられなければ、どこにも行けないと言うことだ。
娘が2.4歳の時に、スイートグラスで年越し父子キャンプをしたが、もう、御馳走様だった。



時は経ちて


彼女も、私もキャンプ経験を重ね





。。。


少し前に、ほったらかし温泉で朝陽を見ながら入浴しようと、父子3人で高速道のSAで車中泊体験をした。結果的には寝坊して朝陽もなにもなかったが。。。
これで、
手応えを感じた。


ただいま娘は3.8歳。


DSさえ渡しておけばどうにでもなるのだ・・・ヒヒヒ。。。





時は春休み。
共働きの我らには、恐ろしい子供と過ごす時間が多くやってくる訳だ。

最近発見したキャンプ場PICAグループ(。。。遅!)
ぐりんぱへ。


シルバニアコーナーは兄弟で大盛り上がりだった。

こんな家があったらいいよな。。。


もう、テンションあがりすぎて走りながら移動。


小動物の家のくせに、我が家より天井高いし。
良い家具使っとるやないか。ウサギならかじりたくならないか?


あと、
他はほぼ迷路。

うん、ぐりんぱは迷路。
迷路はぐりんぱ。

閉園まで遊ぶと濃い霧に包まれた。
そこからはもう、強風。からの、暴風。

深夜に霧雨が混じり、次第に雨粒も大きくなり。。。
暴風雨完成。

アメニティードームだったし、フルにペグを打っておいたので何とかなろうと。。。
でも、アメニティードームがコンニャクのようになる暴風雨は、なかなか迫力ある夜だった。
朝もおさまらず。


でも、雨降りは好きさ。


ロマンチックだろー♪♬





サファリパークに寄って帰ろうとしたが、やめて帰宅。
圏央道の開通のおかげで、1時間チョイで家についた。



ところで、PICAっていいね!
安いところ。

だけど、人気者なだけあってキャンプ場の地面が相当くたびれてる。
そんな気がした。


そして、何より今回父子3人キャンプを完遂出来たことに娘の成長を感じた。


いつものことながら飽くまでも私的な日記でした。


おしまい。