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金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

こんな時に繕いの依頼

2017-11-20 13:22:27 | 多種類の繕い例
伊丹クラフトフェアーの時に伊丹市野間在住の帽子作家さんから繕いの依頼を受けていました。
最終日の撤収時に作品を預かるお約束をして。

その最終日に私の右腕をみて、「あら、大変。いつまでかかってもいいですよ」と。

こんな品物です。

ご本人がとても気に入って使っていたという鉢が真っ二つに。
繕いの手法は、できるだけ目立たない方がいいとのこと。


それとこんなものもあってと、もう一点です。
変わった形の花器ですね。
これは捨てようかと思っていたとか。
とんでもない!
面白い花器ですよね。


撤収に同伴してくれた娘たちに持ち帰ってもらって。

繕いは妻に依頼して。
さあ、スタートです。

割れ目に汚れが少しあったので、漂白処理をしてからアラルダイトのみでの接着です。
後の処理がやっかいなので、余り付け過ぎないようにと横からアドバイス。


ずれないようにしながら、しっかり接着するように口うるさく。


次の花器にも取り掛かってもらって。
この花器も目立たない繕いでと、頼まれています。


アラルダイトのみで、ずれないように。
見ているだけで手が出せないのがはがゆいですが、仕方がありませんね。


この状態で一日置きましょう。

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