金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

川西での「器再楽」の様子

2023-04-29 16:53:48 | 金繕い教室「器再楽」

一昨日の木曜日、川西パレットでの金繕い教室「器再楽」でした。

 

さあ、スタートですね。

この日の参加者は8名。

 

私のテーブルの前に置かれた作品たち。

 

この方、陶芸をされている女性。

前回の接着剤を剃刀で剥がす作業から。

この後二つの大きな部分の接着となります。

 

この日は、また新しい男性メンバーが加わりました。

ブログで私のことを知ったようですが、男性陣も増えてうれしいことですね。

この日は黒艶漆を塗る作業から。

「画廊シャノワール」のオーナーの作品です。

ベースの修復がとても上手になっていますね。

 

他の作品も。

 

皆さんいい品物をお持ちですね。

 

そして、錫粉を蒔く作業。

金の消し粉のような錫粉です。

 

この大皿も終了ですね。

持ち帰った後は、漆を乾燥させるのにたっぷりの日時をかけて、その後真綿できれいにして完了ですね。

 

この日は見学だけだった左側の新しい男性。

なんと私と同じ名字で、教室終了後、いろんなお話をさせてもらったのですが、私の父と従弟という関係。

そのことを判っていたので、持参されたメモ紙には、私もよく知っている親戚の名前がズラリと。

長い間懐かしいお話をさせてもらいました。

伊丹市役所(主に福祉分野) のOBで、尼崎市役所のOBである私と同様、いろんな活動もされていたようで意気投合ですね。

 

私の父とはずいぶん年齢差がありますが、現在76歳とのこと。

不思議で、とても嬉しい出会いでしたね。

 

いろんなものもお持ちのようで、次回からも楽しみですね。

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金繕いのPR

2023-04-26 15:51:05 | 多種類の繕い例

金繕いのPRポスターなどを一新しました。

 
私の陶芸のプレハブ工房の壁面です。
 
金繕いがとても人気が出ていると新聞などで報道されていますが、川西のパレットの教室はとても好評ですが、地元尼崎では、皆さんの反応はいまいちなんです。
 
最近、金繕いでいろいろと活躍してとても収入を得ている人が、脱税していて、億を超える金額を追徴されたとの新聞記事を読みました。
すごい人がおられるのですね。
 
私は、ほぼボランティアで、とても安価で修復してあげていますのですがね。
 
新しいポスターなどです。

 

右側のものは最近作り替えておいたものです。

陶板皿は、立杭の若手作家の丹文窯の大西雅文さんから頂いたものです。
「金繕いの例」の写真も相当傷んでいたので作り変えました。

 

そして、今回の新しいもの。

魚を貼り付けた私の時計作品の下に。

大きさは、A3サイズのものをラミネートして、4枚貼り付けたものですので、A1サイズになるのでしょうかね。

(写真をアップして読み込んでくださいね!)

これをご覧になった皆さんの反応を期待しましょう。

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昨日の川西パレットでの金繕い教室「器再楽」

2023-04-14 10:50:59 | 金繕い教室「器再楽」

昨日は川西パレットでの金繕い教室「器再楽」がありました。

参加者は9名。
最近新しいメンバーが2名加わりました。

 

最初に、このパレットでのイベントでの金繕いした作品の展示や体験教室のお知らせの説明が役員からありました。

 

陶芸を長年されているという新しい女性メンバーが持ち込んだ作品。

なかなかいい作品ですね。

私とご本人の二人で修復を開始して。

 

男性の新会員。

ご自分で金繕いの勉強もされていた方です。

たくさん欠けた部分があるお茶碗ですね。

 

私の作業。

 

こんな風に接着してあげて。

 

次は漆塗りの工程です。

黒艶漆を使って。

 

ベースの修復については、皆さん大分上手になっています。

それで、ベテランのメンバーは私が体調不良の時は、休んでいただいても大丈夫ですよと言ってくれています。

 

実際、前回一度欠席させてもらいましたが、ベテランの二人がしっかりと指導してくれたそうです。

 

大皿の修復、ベテランが手伝ってあげて。

 

最後の接着は次回ですね。

 

私はたくさんの作品の漆塗りの作業です。

 

金属粉は、安価な錫粉を使っていますが、場合によっては金粉での仕上げの依頼もありますが、材料費をいくら頂くかが難しいので、できるだけ自分で購入しておいてほしいと伝えています。

 

ここでの教室、簡易法で行っていますが、本格的な金繕いの手法も自宅では試みてくださいと伝えています。

参加者の皆さん、とても楽し気に参加されて下さって、私も元気がもらえます。

ここの教室の参加費はお一人500円、他に会場使用料を皆さんで分担してもらっています。

 

私の居住地の尼崎市、近くの伊丹市でも教室をさせていただきたいのですが、金繕い(金継ぎ)をする品物を大層高価なものだと思っている方が多くて、なかなか参加者が集まらないのが残念ですね。

 

金繕いの依頼にも、とても安い価格で対応していますので、必要な方はご連絡下さいね。(辰己正美 ℡090-8214-5659 尼崎市南塚口町8-31-8)

 

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