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金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

次の繕いの依頼 その1

2023-07-22 18:12:49 | 多種類の繕い例
阪急武庫之荘駅の北側にあるギャラリーのオーナーから、繕いの依頼がありました。
 
受け渡しが面倒なので、複数作品でとお願いしていたので、久しぶりの依頼でなんと5点も。
しかも、いつもそうですが、金の丸粉を使ってとの依頼です。
手間と金額、相当なものになりそうですね。

 

簡単なものからスタートです。

生漆を使う本格的な繕いは、とても大変なので、ベースの修復は2液混合のエポキシの接着剤です。

 

2点目はこんな皿ですが、表側には亀裂が見えません。

裏側を熱して、接着剤を浸透させます。

 

そして、次は1か所欠けた部分のあるカップの修復です。

 

だんだん厄介な品物に。

取っ手がたくさんに壊れていますが、幸い部品は揃っています。

 

テープで固定しながら作業を進めます。

 

こんな形で。ずれが生じないように気を付けて。

 

そして、一番厄介な品物です。

いいお皿ですね。

 

接着を終えて、こんな形で固定です。

 

5点の手入れを終えて、接着剤が固まるまで1日置きます。

続きます。


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