金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

丹波立杭焼のコップの繕い その1

2019-04-16 09:35:37 | 陶器の繕い例
川西の「器再楽」の教室で、依頼があって持ち帰った丹波立杭焼のコップの繕いスタートです。
 
こんな風に壊れていて、赤ん坊が落としてしまったそうです。

 

いつものようにアラルダイトと地の粉を混ぜたもので。

 

テープで固定して。

 

 

これで1日置いて。

 

そしてテープをはがして、次は欠けた部分などの補正作業です。

ほぼ固まった状態で、剃刀の刃で余分な箇所の手入れをしてベースが完了です。

 

つづいて、いつもであれば黒艶漆を塗って、銀粉などを蒔く作業ですが、今回は亀裂部分をきれいに仕上げたいため、その前にロイロ漆を塗ってみました。

 

少し盛り上がった感じになりますかね。

このあと、簡易ムロに入れて。

 

1日たって、ロイロ漆はこんなに黒く変わっていましたね。

もう少しムロに入れてから、次のステップに進みましよう。

その2に続く。

 

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1 コメント

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Unknown (福本 静香)
2019-04-16 17:06:26
こんばんは。昨日はご丁寧にありがとうございました。
主人にもこの記事を送りました。直ってきてると大変喜んでおりました。
続きも楽しみにしております。
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