一昨日の川西パレットでの金繕い教室「器再楽」の様子です。
この日は久しぶりの男性二人が来てくれて。
でも、そのうちお一人は奥さんの体調不良などであいさつにだけのようで。
もうお一人、陶芸もされている方、段ボール箱に一杯壊れたものを持ってこられて。
皆さんにプレゼントでした。
直すものがなくなってきますので、とても有難いですね。
さあ、スタートです。
この日の参加者は先に帰られた方を除いて7名。
隣接する画廊シャノワールのオーナーの佐野さん。
ギャラリーとの往復です。
自分でベースを繕った品物を置いて行かれて。
なかなか上手になっていますね。
錫粉の仕上げでいいですって。
ここからは私の仕事になります。
私も作業スタートです。
この小皿、とても気に入っているものらしく、3か所ほどの欠けた部分を修復した後、周りも全部金粉を蒔きたいと。
口辺に漆をきれいに塗るのは難しいですね。
轆轤が欲しいところですね。
金粉は丸粉をお持ちなので、蒔くのは時間をおいてからです。
参加者の皆さん、各自ご自分で作業を進められて。
世話人のお一人が、私のカメラでうまく写真を撮ってくださいます。
私は、さらに黒艶漆で処理して。
外側から。
そして、底の部分。
次の品物も、同様に。
この後、錫粉から蒔き始めて。
そして、いよいよ小皿です。
口辺すべてに漆を塗っているので難しいですね。
それから、丸粉は重いので、沈んでいくので大変です。
やはり消し粉も用意してもらった方がいいですね。
この日私が仕上げをした品物たちです。
次回は11月の11日です。