金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

次の繕いの依頼 その2

2024-03-24 18:58:52 | 磁器の繕い例

依頼された繕い品の続きです。

 
黒艶漆に金の丸粉を蒔いた皿です。
漆が乾燥するまで日にちを要します。
 
その後、生漆をテレピンでうんと薄めたものでの粉固め処理です。
漆が乾いたらまた同じ処理を、3回繰り返します。

 

仕上げの処理です。

余分に漆を塗った部分をきれいに削って。

 

そして、最後の段階、鯛の牙(たいき)での磨きの処理です。

 

こんな風に金が輝いて。

 

もう一枚は、ひびの部分を補修して、目立たない様に「新うるし」の白を塗って。

こちらは手間はかかりません。

 
仕上がった2点です。


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