tsubowの忘れた頃に書き込むログ

できれば社会に有益な情報を載せたいと思います。(愚痴もあり)

ハワイ島への家族旅行8

2009-10-12 22:26:41 | 旅行記
ハワイ唯一の世界遺産になっている「ハワイ火山国立公園」。
マウイ島やカウワイ島にも、世界遺産で通りそうなすばらしい場所がありますが登録しないのかしらねえ。
そのもっか活動中の活火山「キラウエア」に近づくほどあいにくと天候は悪化。
火山は標高1200mほどの場所ですが、公園の入園料10ドルを支払って「キラウエア・ビジターセンター」にまず到着。
小雨で気温は低め(摂氏20度ぐらい)。

今は火山活動が盛んらしく外輪道路は途中までしか通行できないので残念です。
徒歩で溶岩トンネルまで見学に行こうとしましたが、1時間以上かかるとのことで車移動に変更。
溶岩トンネルは観光客が結構いましたが、本当のトンネルは中に照明がなく懐中電灯がないと奥まで無理。
どうしてもトンネルの奥まで行きたい方は、自己責任でどうぞということ。
ツアー会社からは何かあっても保険が出ないと、団体客の添乗員が説明していました。
個人旅行客らしきカップルが懐中電灯持参で奥に入っていきましたが、大丈夫なのかしら。
火山性ガスとか充満していたら…。
当方は肝心な懐中電灯を忘れた(ハワイ島には持ってきたのに)こともあり断念。

溶岩トンネルから今度は反対方向の「トーマス・ジャガー博物館」へ向かいました。
ここは活動中の噴火口に近くて景色が良いです。
ここの博物館でハワイ島の火山活動の説明を見ました。
説明パネルによれば、ハワイ島の南の海底にも大規模な海底火山があり、将来ハワイ島と合体するようです。
ビッグアイランドはさらにスーパービッグアイランドになるようですね。
ちなみに道路はここから先が通行止めになっていました。

よくテレビで「キラウエア火山」を放送するときは、赤い溶岩の流れる映像を見せていますが
実際に海岸へ溶岩が流れ出ている場所にたどり着くには、ひたすら溶岩台地を2時間は歩く必要があります。
今回は時間がなくそこまで行くのは早々に断念しました。
もっともお金を掛ければ、ヘリで空から見学という方法もありますがね。
そういえば泊まっているワイコロアのそばにヘリの発着場がありました。
名残惜しい「ハワイ火山国立公園」を後にして、「ボルケーノ・ビレッジ」でガソリンを補給すると帰路へ。

ハワイ島最後の夜は、少々奮発して「キングス・ショップ」の「ロイズ」でステーキディナー。
店のお勧めを選択したら、とんでもない量の肉を食べる羽目になりました。

このように未熟な私はどうしても日本人的駆けずり旅行をしてしまうのですが、また行くチャンスがあれば今度こそ
ゆっくりとコンドミニアムで過ごしたいと思います。
<おわり>


キラウエア火山にあるハレマウマウ火口




ハワイ島への家族旅行7

2009-10-03 22:32:47 | 旅行記
9/2(水)今日も晴れ。
今日はひたすら19号線から11号線と島の南部目指して走ります。
ノースコナの市街地を抜けると道は一車線になり、アップダウンが多くなります。
途中にはいくつか眺望のよい場所がありますが、最初の休憩ポイントまでひたすら走り続けました。

本当は米国最南端という「サウスポイント」に行きたかったのですが、道が良くないようで
レンタカー(少なくともダラーレンタカーの地図ではNG)の走行は禁止のようです。
分岐点を恨めしく見ながら、そのまま直進!

予定していた休憩ポイント「プナルウ・ベイクショップ&ビジターセンター」に到着。
場所はサウスポイントの分岐点から少し走った「ナアレフ」という町です。
信号交差点の北東にあるきれいなお店で、駐車場も広くトイレもきれいで休憩に最適です。
ここの売りは「サンドイッチ」とのことしたが、本当においしい味でした。
私は甘党なので思わずシュークリームも食べましたが、こちらは少し甘すぎでした。
このお店には帰りも再度寄って、おいしいサンドイッチを買い込みました。

観光ガイドには、必ず乗っていると思われる「プナルウ・ブラックサンド・ビーチ」へ。
溶岩が砂になったビーチとのことで、本当に真っ黒な海岸が広がっています。
ここは、海亀が良く上陸するそうですが、ハワイでは海亀の保護が厳しく近づくだけでも罰せられるそうです。
(15ft=4.5m以下の接近はNGらしい)
行く人は気をつけてください。
残念ながら海亀には遭遇できず。
ここでしばらく景色を眺めてから出発。

この先は道が上り坂になって次第に標高が高くなって行きます。
ハワイ島にきて、今までは天気に恵まれていましたがついに空模様が怪しくなってきました。
車のフロントガラスに、雨が当たり始めました。
<つづく>

 
「サンドイッチがおいしいところ」                  「プナルウ・ブラックサンド・ビーチ」
         


ハワイ島への家族旅行6

2009-09-28 01:29:49 | 旅行記
ヒロ市内で19号線から11号線に入って、キラウエア火山(ここは明日行きます!)方面に向かう途中で
看板を目印に左折すると真っ直ぐな道に入ります。
道の両脇には、マカデミアナッツの木が大量に栽培されています。
約5分も走ると、道の終点に目的地「マウナロア」の本社工場が見えてきます。
ハワイ土産の定番に「マウナロア」のマカデミアナッツがありますが、生産しているのは
ここの工場です。
マカデミアナッツはハワイ原産ではなく、オーストラリアから伝わったと聞いています。
気候が合ったのか、今ではハワイの特産物のようになっていますが。

ここではもちろん、出来立てのマカデミアナッツも購入できますが、ガラス越しに生産現場を
見学することもできます。
チョコレートカバーのナッツを作る工程は面白かったですね。
ショップの外で地味にナッツ入りのアイスクリームを売っていたので購入。
もちろん、量が多いので一人分を4人でシェアしましたが、十分満足しました。
ここのトイレはきれいですので、ヒロ観光の方は休憩をお勧めします。

これでヒロ滞在を終わり、「ホノカア」まで戻って乏しくなったレンタカーのガソリンを補給。
ガロン表示なので、よーわからんが40ドル分をがぶ飲みしました。
まだ微妙に満タンではなさそうだが、一応メーターはFまで針が戻る。

時間があるので、240号線に入って一路「ワイピオ渓谷」へ向かいました。
断崖絶壁になっているワイピオでは国道がつながっていないので行き止まりになります。
下には神秘的な海岸があり、歴代の王様の墓場でもあるとの話。
海岸へ降りるには、急勾配の狭い道があるのみです。
展望台から、しばし絶景を眺めました。

この日はとにかく車移動の距離が半端ではありません。
「ワイピオ渓谷」から今度は一路島の反対側「カイルア・コナ」まで移動です。

夕食はコナにある海老料理で有名な「ババ・カンプ・シュリンプ・カンパニー」で食べました。
オアフにも同じ店はありますが、ここだけは海岸沿いの立地。
予約なしでも一番海側の眺めの良い席に案内してもらいました。
(ちーと遅めの午後9時ごろ入店でしたが)
料理は評判どおりおいしく、費用も思ったより安価ですみました。
(チップを入れても4人分で100ドル程度です)

車でここへ行く方に注意です。
店には駐車場がないので隣にある謎の有料地下駐車場に止めます。
ここは入り口がわかりずらく、駐車スペースも日本並みに狭いです。
探しながら道を何往復もしちゃいました。
この駐車場はゲートはあるが、自主的に料金を払うシステムのようです。
(夜間は一律20ドルとなっていましたが、よーわからん)

明日は実質最終日です。世界遺産の「キラウエア火山」を目指します。
<つづく>

  
マウナロア本社                             ワイピオ渓谷

ハワイ島への家族旅行5

2009-09-23 01:55:03 | 旅行記
9/1(火)。天候晴れ。風が心地よい。
今日はハワイ島の東南にあるハワイ州で「ホノルル」の次に大きな町「ヒロ」へ向かいます。
「ヒロ」に行くには、ひたすら国道19号線を走ります。
途中にある「ホノカア」という町で休憩です。
旧道に入ると、古い町並みが続きなかなか良い雰囲気があります。
「ホノカア・ボーイ」という映画のロケ地らしいのですが、映画を見ていません。

「ホノカア」では19号線沿いにある「Tex Drive In」で「マラサダ」という揚げパンを食べました。
これは地球の歩き方に「おいしい」と書かれていました。
確かに「おいしい」パンでした。これがお昼ごはんになってしまいましたが…。

海岸沿いの曲がりくねった道路を走って車は一路「ヒロ」へ。
ちょっとした橋を渡ったら道幅が3車線になり、そこがヒロ市街への入り口でした。
「ヒロ」へ来た最大の目的は、知る人ぞ知る「ビッグ・アイランド・キャンディーズ」でのお買い物!
ここのクッキーは「激うま」との評判ですが、本社でしか販売しないレアものでもあります。
日本だけでなく現地ホノルルでも入手できないのです!(うわさでは)
お土産も含め、予定よりはるかに多くのクッキーを試食しては購入。
作業工程をガラス張りで見学できるのですが、驚くほど工程が自動化されていません。
でも、味は間違いなく「激うま」でした。
残念ですが、これに匹敵するクッキーは日本ではいまだお目にかかっていません。
クッキーの生地に入っている、マカダミアナッツがどうも味の決め手のようです。

ここのクッキーはチョコレートのトッピング物もおいしいのですが、日本で箱を開けたらかなり溶けていて残念。
食べ物に卑しい私は、このあともう一ヶ所工場を見ることにしていました。

<つづく>

  

マラサダ                                 ビッグ・アイランド・キャンディーズ






ハワイ島への家族旅行4

2009-09-17 01:30:42 | 旅行記
マウナケア山頂までは、19号線からレンタカー走行禁止(保険が利かない)の200号線に入り
そのまま東に走って、途中から山頂につながる道路に左折します。
この200号線はハワイ島を東西に横断していますが、第二次大戦中に突貫で作られたとかで
かなりラフな作りかつ予算不足?で補修が不完全という怪しい道です。
通称「サドルロード」と呼ばれているそうですが、マウナケアとマウナロア(何とこの山も4000mクラス)
の間を抜けているので、馬のサドルにたとえているようです。
この200号線は本当にすごい道です。でこぼこあり、ジェットコースターのような上下のうねりがあり
バンの最後部に座ったのは正直失敗でした。
道の左右はパーカー牧場の敷地が広がり、牛や馬が放牧されているかと思えば、急に黒い溶岩だらけの
荒野が広がったりします。

2時間程度かけて、標高2600mにある「オニズカ・ビジターセンター」に到着。
ここでお弁当の夕食と休憩を取り、低酸素に体を慣らします。この時点ですでに雲海が下にあります。
気温は自分の感覚ですが15度ぐらいかと。ツアー会社からダウンジャケット上下を借りて着ます。
今の時期なら山頂の気温は5度前後との話。この山は冬になると積雪がありスキーができるそうです。
ここの名前「オニズカ」はいわずと知れたスペースシャトル打ち上げの事故で犠牲になった、ハワイ出身の
日系宇宙飛行士の名前です。(黙祷)

ここから山頂までの前半がとんでもない悪路、もちろん道にガードレールなどもほとんどなし。
4WDのバンは、エンジンをうならせて山頂へ。
山頂付近は普段風の強いことが多いそうですが、当日はほぼ無風。天候はまあまあ良かったようです。
雲海に沈む夕日を眺めて、しばし絶景を堪能。雲海に50km離れているマウイ島の最高峰「ハレアカラ」が浮かんでいます。
この山も標高3055mあります。(実は昔この山も登ったことがあります)
日本の天文台「すばる」が目の前にありました。ほかにも尾根に転々とハワイ大学やNASAなどの天文台があります。
日本では絶対に体験できない標高4000mでの夕日を眺めて、車は少し下山した星空観測ポイントに移動します。
当日は残念なことに月齢が11なので、月明かりで天の川が良く見えませんでした。
それでも、沢山の星を眺め、設営された天体望遠鏡で木星や月面を観測したり、星座の説明をレーザーポインターで
してもらい楽しいひと時を過ごしました。
「マサシ」というツアー会社の「オチ」さん、本当に楽しい話をありがとうございました。

マウナケア山頂ツアーはハワイ島に行く方に絶対のお勧めですよ。

そういえば山頂にオープンカー!!で来ていた米国人と思われるカップルを見ました。
「よーやるわ」の一言です。
<つづく>



マウナケア山頂にある天文台「すばる」です。