tsubowの忘れた頃に書き込むログ

できれば社会に有益な情報を載せたいと思います。(愚痴もあり)

JR北海道に代表される保守の軽視体質は日本を駄目にする。

2013-12-25 01:28:16 | 持論
永年、分野は違うとはいえ保守サービス業務に従事したことがある私は、
メンテナンスに対する評価が、日本では非常に低いという認識を持っています。
私はその評価環境が嫌になって、(仕事は好きだった)セールス・エンジニアに
転身した経緯があります。
メンテナンスは、現在機能しているシステムに必要な部品交換や調整などを定期的に
行い一定期間機能を持続するのが第1目的です。
万一トラブルが発生しても、迅速に原因を突き止め復旧させるのが第2目的です。
この原因追求には、長年の知識と経験が重要なファクターになります。
開発者や設計者という技術部門のエリートは、故障原因の特定には全くと言っていいほど
役に立ちません。(それはありえないとかいって原因追求の邪魔はするが)
むしろ彼らは原因を作っている側(コストダウンで部品耐久性を犠牲にしたり・・)ですね。

正常にシステムが稼働していて当たり前(それが大変なのにー)、一度でもトラブルが発生した場合は
大騒動になり、保守部門には営業から叱責が来ます。
「何をしているのか。早く復旧しないと膨大な損失が発生するぞ。責任問題だ!」
場合によっては今流行の「土下座」を顧客に向かってさせられる場合もありますね。
設計ミスだろうが、稚拙なコスト・ダウンが原因だろうが、常に貧乏くじは保守部門です。
無能な経営者や経営幹部ほど、口先だけで「CSには保守部門の対応が欠かせない」などと言います。
あなたの会社にもいませんか?実際にはこいつらは何もわかっちゃいませんぜ。

保守部門の評価は大半が減点です。何も無ければ奇跡の100点。なにか起きるとその分減点。
大半の経営者は、コストセンターとしてしか保守部門を見ません。
人員削減(貴重な有能者でも高齢なだけでポイ捨てされています)、
部品交換サイクルの見直し(部品をいかにケチるかQCじゃ)、
移動コストの削減(レスポンスより経費削減!)、残業は認めないが24時間対応の体制は作れ。
保守部門の責任者は、大半が左遷された営業管理職なので専門知識はゼロです。まさに役立たずの典型。

JR北海道はそれに加えて、会社の存亡の危機もろくに理解できない古い体質の労働組合がはびこっていますね。
何とか一度リセットする方法を考えるべきです。保守部門は別会社に分離したほうがよいかもしれません。

メンテンス軽視はそのまま、国のインフラ崩壊へまっしぐらです。
突然崩落する道路に橋にビル、水やガスが漏れまくる地下の配管、暴走する列車に墜落する航空機。
SF映画の破滅シーンそのままですね。今後どうなるのか少しだけ楽しみでもあります。



Kernel Power 41病が治る。

2013-12-25 01:13:12 | ITのよもやま話
Windows7Pro(SP1)がある日を境に強制シャットダウンをする。

この現象は「KernelPower41病」という結構流行しているトラブルのようです。
イベントビューワーのシステムログに「イベント41,KernelPower」と記載されるのが
名前の由来のようです。
しかしながら、原因が多種のようでなかなか安定させるのが難しいようです。
私が対処した対策手順を記載します。同じトラブルで困っている方の参考にされば
幸いです。

PC本体:NEC MateNX PC MY29RAZ
OS:Windows7 Pro (32bit)
メモり:1GB×3枚
状況:強制再起動が次第に多くなり、Windows7が最終的に壊れた。(OSのディスクからでも修復できず)
対策:(1)HDを単体でチェックするも異常なし。メインボードの電池を外してリセット。
   (2)HD全体をイメージ・バックアップしていたので、それを使って復元する。
   (3)数日は正常動作するも、またもや10分間隔で強制再起動が始まる。
   (4)電源管理に問題がある場合にこの現象が多いとの情報で、省エネのため
      動いたり止まったりするものすべてを、常時稼働状態に設定変更する。
      BIOSで管理するものも同様に節電を解除する。
   (5)しかーし、状況まったく改善しない。
   (6)メモりが4枚差しでなく3枚差しなのが気になり、追加したサムソン製1GB
      を抜く。他の2枚もスロットをローテーションする。
     (抜く前に3枚で3GBの認識は、BIOS上では問題なかった。)
   (7)その後、1週間(4時間×7日の稼働)経過したが強制再起動は起きない。

私の場合どうやら原因はメモり不良のようだ。サムソン製のハード・ディスクでは
何度も痛い目にあっているが、メモりでも泣かされるとは恐れいった次第です。