tsubowの忘れた頃に書き込むログ

できれば社会に有益な情報を載せたいと思います。(愚痴もあり)

テレビが売れないのは。

2012-01-20 19:03:51 | きまぐれな愚痴
テレビが売れなくなってニュースになっている。
実はブルーレイ・レコーダーも同じく売れていない。
久しぶりに、名古屋の大須界隈をぶらついて実感しました。
地デジやエコ・ポイント特需が去ったあとだからなど、
もっともらしい理由をニュースでは付け加えているが
実はこれ真の原因が別にあると思うな。
テレビもPCやゲームも同じ構図で、ソフトとハードで
ラリーしながら売れるビジネスモデルだよね。
しかも鉄則がある。先に魅力的なソフトが先行すること。
言葉を変えれば、優れたコンテンツがありそれを利用するには
最新のハードが必要になるというパターンだ。
アナログ停波は、最強のソフト側からの購買圧力だったわけです。
本当はチューナーやCATVで回避できたのですが、ブラウン管テレビは
もう使えないというイメージで液晶テレビを売りまくった。
ハイビジョンでないと地デジの意味が無いとかいって・・。

しかし・・
大画面、高画質、3D、サラウンド・システム・・・なにも必要としないよね。
これって国家規模の詐欺だったわけなの?
ワンセグで十分なチープな番組ばかりが氾濫している昨今の日本。
60インチのハイビジョンで、ばが番組を見る家族ってとても悲しい。
こんな日本に誰がした!!。これには裏があるのか?
最近ではうちの録画用のハード・ディスクの中身もすっからかんだ。予約したい番組がない。
そろそろ買おうと思っていたブルーレイ・レコーダーも無期延期にしよう。
テレビを見ないことが今後の知的ステータスになりそうな気がします。
「テレビ?最近は見ないね。あんなもん見る必要あるの?」

【私のテレビ業界に対する偏見】
(1)ほとんどの番組はタバコと同じで百害あって一利なし。時間と電気の無駄。
(2)間違った情報が満載で無責任。ばれたらあとで訂正してハイ終わり。
(3)マスコミの間違った特権意識が鼻に付く。報道の自由>>>人権らしい。
(4)テレビ広告の影響力が格段に小さくなっていることに気が付かない。
   そういう意味ではスポンサー企業もばか。だまされてんじゃねーぞ。
(5)すべてはやらせ、仕込みと認識している。
(6)変な効果音、前後を被せるくそ編集、しつこい番宣。全部うざいわ。
(7)番組制作のピラミッド構造の底辺は悲惨で歪な労働環境。(アニメ以下かと思われ)
(8)年端もいかない子供をありえないほどコキ使う。(親が銭ゲバだろうけど、見るに耐えない)

おかげで私はネットをする時間と読書する時間が倍増しました。
テレビではなくモニターとして、良質の映画だけは見ますけどね。

全国網はNHKとあと1局でもあれば十分ですね。電波資源を通信分野に解放しませう。(END)

もう輸出産業はいらない。

2012-01-01 14:10:07 | 持論
2012年、明けましておめでとうございます。
昨年は稀に見る大災害、大事故、大事件が連続する歴史に残る1年でした。

私のささやかなビジネスも相手が製造業なので、いささか大げさにいえば世界経済とリンクしているわけです。
日本の経済規模を維持、できれば新たな成長路線に乗って雇用を確保するためには
やはり「優良な」輸出産業を国内にとどめ発展させる政策が欠かせません。
内需は、人口減と平均所得減(正規雇用の減少、年金受給者増加)に
消費税の増税が追い討ちとなれば、もはや失速は避けられない状況です。
この国の経済政策は目先だけを考える、想像力に欠けた官僚主導になっています。
税の源を考えない愚策により、国内景気はどん底に向かうことでしょう。(ほんとにアホだわ)

じゃあどうすればいのか?

日本の産業構造を一大転換をする時期がもうきています。(いつも言っています)
今こそ輸出産業のパラダイム・シフトをする絶好のチャンスです!!
そのためには今より更なる円高誘導!を行い(海外でこっそりと円買いをする!!)
ついでに欲ぼけのヘッジ・ファンドをだますために、「円高困った」といい続けます。

労働集約型の旧型輸出企業には海外生産の拡大、海外の企業買収、
資源権益確保などを積極支援して、真のグローバル企業への道を開きます。
(工場は要らないので、本社と研究・開発部門だけ国内に残してもらう)
トヨタ自動車のように、「国内で生産をがんばる」というのは残念ながら間違いです。
もはや、旧型輸出企業を国内につなぎ止める政策は必要ありません。(できません)
アホな経団連が何といおうと、どうぞどうぞ海外へ行って活躍してくださいと・・。
(円高止まりません、法人税下げません、電気代も高いです、非正規雇用は認めません。)
日本は旧型輸出企業の雇用と法人税にもう頼っていてはだめですね。
正しい経済政策とは旧型輸出企業の代わりに、新しい新型輸出産業を支援・育成することです。
旧型追い出しと新型育成は平行で行います。
日本の新しい輸出産業とは、現地生産の必要の無い(したくてもできない)新しい企業群で構成されます。
日本から世界に展開しないと成立しないビジネスが新型輸出産業です。
端的にいえば、日本人(気質と知的水準)でないと成立しないビジネス・モデルを構築することです。
まだその内容は混沌としていますが、それが高度な知的集約産業になるのは間違いありません。
日本の人的資源の特徴は、一部のパワー・エリートが社会を引っ張る西欧とは異なり、
平均的に質の高い労働力になります。この固有資源を最大限有効利用するビジネス・モデルを構築するのです。
キーワードとして浮かぶのは、宇宙工学、再生医療、自立型ロボット、常温核融合、高度防災システム、
非接触型ヒューマン・インターフェイス、超小型発電システム、脳内ディスプレイ、ナノマシンなど。
新技術とソフト群の開発と、それらの知的所有権による収益がこれからの日本経済を支えます。
そのための最大の投資は教育部門です。記憶力から想像力、応用力へ、教育システムを切り替え
世界でも稀有な人材を大量に育成する。彼らがこれからの日本を支えます。人的資源大国=日本。
何かをキャッチ・アップする生産活動はもう終了しましょうや。パイを取り合うのではなく、
新しいパイを作るのが日本の与えられた使命だと思います。(多分に願望あり)