tsubowの忘れた頃に書き込むログ

できれば社会に有益な情報を載せたいと思います。(愚痴もあり)

良い独裁政権と悪い民主主義政権。

2018-03-06 10:24:34 | 持論

中国はそもそも共産党独裁国家で、この度めでたく習近平氏の個人による独裁支配も

視野に入り、いよいよ完全なる独裁国家の姿になってきました。

北朝鮮はご存知世襲3代目親分が、独裁し放題で民衆を苦しめております。

ロシアは共産党独裁をやめたはずですが、民主主義国家としては不完全で

事実上プーチン独裁国家の状況となっています。

こう見ていくと、独裁国家=悪い国という図式になります。

独裁の最大の欠点は、政権の腐敗と独裁者の狂気です。

太平洋戦争前の日本も、天皇を中心とした狂信的独裁国家でした。

さて、本当に独裁国家は悪く民主主義国家は良いのでしょうか?

国という単位でみると、歴史的には独裁支配は悪いという結論になりそうです。

私の持論では、決してそうではないという意見です。

国も企業も同じで、黎明期にトップになる人はカリスマ性があり、高貴な理念があり、

素晴らしい指導者であることが少なくありません。これは良い独裁者と定義します。

良い独裁者は、トップダウンで事を進めるので動きが速いのが特徴です。

正しい判断力で、短期間で国家や企業を最先端まで持っていく原動力となります。

国民が未熟な段階では、民主主義は成立しません。民衆に十分な教育と情報を与えて、

初めて民主主義は正しく機能するのです。(たぶん)

悪い民主主義は、無知な国民がポピュリズムで美味しい公約を語る、バカ政治家を

代表者として選んでしまい、結果的に国家を間違った道に追いやることです。

「多数決」は民主主義でもっとも悪い制度=誰でも票の価値が同じなのは正しいのか?

が最悪の結果を導く例として、今の米国を想起するのは私だけではないと思います。

日本も悪い民主主義にだんだんハマって、国会を見れば不毛な議論ばかりに時間を使って、

重大な法案などがなかなか成立しない事態になっています。国会議員の面々を見れば、

悪しき「多数決」の結果がすごくわかりやすいと思います。

参議院などは、はっきり言って必要ないと言いたくなる惨状ではないでしょうか?

今の日本には、良い独裁者が欲しいと思っています。私は極右ではありませんが、

お花畑に住む「話せばわかる一辺倒」のリベラル(笑)でもありません。

民主主義は、物事の決定に面倒なプロセスを科すことによって、誤った道に進まない

ようにしたシステムのはずですが、そろそろ賞味期限が切れかかっているような

気がします。

だれも責任を取らない悪しき「多数決」がもたらす、ダークな未来が垣間見えます。

民主主義=自由経済だった?の次のシステムをそろそろ試す時期ではないでしょうか?

優秀なAIを文字通りブレーンに使った、良い独裁国家をどこかの国が施行するのを

期待します。もちろん日本でも良いよ。

じわじわ近づくシンギュラリティは、新たな社会体制をつくるのでしょうか?