役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

残日10・・・(デビットを知らないか・・・、指導者って・・・)

2013年01月10日 23時36分57秒 | Weblog
何気に特急に乗車・・・。

それなりに混雑・・・。

映画雑誌を見ていたら
デビットハッセルホフの記事が載っていました。
なにやら
ゴールデンラズベリー賞の
ワースト助演男優賞ノミネートという
不名誉な賞の候補になったらしい。

ナイトライダーのマイケルナイトが・・・
なんでやねん・・・
非常に残念で
その記事を食い入るように見ていた
そのとき・・・

お隣に座っていた若い女性が
“その人がどうかしたのですか?”

マイケルナイトが・・・
なんと不名誉なことか・・・と
言葉が口から勝手に出てくる・・・。

私にとっての大ヒーローなのに・・・
残念で残念で・・・

そんなことを言ったような気がします。

すると
その女性は私の雑誌を見て

“誰ですか?
  この人・・・。”

な な な 
なんと
20歳くらいのこの女性は
ナイトライダーを知らないという。

本当に
キットも
エイプリルカーチスも
デボンシャイヤーマイルズも
ボニーバーストも
ナイト財団も
知らないという・・。

な な な
なんでやねん・・・。

ホンマに知らんのかいな

そう言ったら
関西の方ですかと聞いてきよった。

関西弁が出てしまった。

ナイトライダーが放送されてから
もう30年も経つわけで
キットもマイケルも
全く知らない若者がいても
何もおかしくないわけで・・・。

私にとって
永遠の大ヒーローナイトライダー、
ナイトインダストリー2000と
マイケルナイトのコンビは
最強の相棒です。

札幌で列車を降りても
まだショックで
落胆気味・・・

時代が流れる
とは 
こういうことなのかと
改めて認識させられました。

気を取り直して・・・

ホテルのロビーで
新聞を読んでいると

大阪の桜ノ宮で
教師の体罰による自殺問題が取りざたされていました。

試合に負けたから
制裁を加えたとかなんとか
ななめ読みしかしていないので
事実ははっきりとわかりませんが
昭和の人間の
スポ根指導者の典型が引き起こした事件だな 
と思いました。

彼らは
指導者にもかかわらず
スポーツの試合の勝ち負けを
賭博のごとく
勝敗だけにこだわる傾向にある。
しかも
最悪なのは
負けたことの怒りの「はけ口」を
「反省を促す指導」と称し
体罰を肯定する。

負けたことから学ぶことは
非常に重要で
これからの若者の人生にとって
得ることの方が多いのに
生徒に考えることをさせずに
上からの権力で押さえつけ
更に殴る蹴るで
怒りのはけ口にしてしまう。

この昭和人間の最悪なところは、
ミスをしたことに焦点を当て
ミスをした生徒自身のことを
制裁してしまうところにある。

このことは
成長途中にある青年の心理に非常に大きく働く。
ミスは制裁をされると・・・。

そういう心理は
恐怖心を煽り
やがては、
逃避か隠ぺいに全精力がつき動くようになる。
青年時代に
こういった心理を経験すると
一生
その人物の人生上でそう作用してしまう傾向にある。

誰もミスをしようと思ってしているわけではないし
負けたくて試合をしているわけではない。
ミスをしたら
その本人が一番つらいわけで
一番責任を感じているはず。
そんな傷を負ってしまった人物の傷口に
更に塩をぬって
どないするねん・・・。

どこが指導者やねんな。
私は非常に残念でなりません。

大津市の問題で結構話題になったから
大津といえば大阪のすぐ近くだし
橋下氏の管轄だし
教育委員会と権限のことでもめてたし
問題を解決する手立てを打っていると思っていました。

国政選挙に気を取られて
本職をまっとうできてなかったようですね。
残念です。

話を戻して

私は体罰が絶対に悪いとは思いませんが
今回の桜ノ宮の教師のように
負けたことの怒りのはけ口を
生徒指導と称し行う
指導者の体罰は
体罰ではなく
“犯罪的暴力”にほかならないと思います。

前にも言いましたが
こういった40歳過ぎた男は必要ない。
社会から抹殺されるべきです。

こういった昭和男に限って
泣きながら
申し訳ありませんでしたと言う・・・
生徒指導の一環で行き過ぎもあったと弁解する。
怒りのはけ口だとは絶対に言わない。

怒りにまかせて
指導の名のもと
殴りましたと絶対に言わない。

最悪の卑怯者でもある。

私は経験から
そう思う。

生徒を指導する指導者にとって重要なことは
本来、
勝ち負けは二の次で
スポーツ競技を通して
精神を鍛練させ
将来に生かすこと、
日々の鍛錬こそが競技技術の上達手段であること
および
そこにある習得して行くことへの喜びと
挫折を乗り越える経験をさせることだと思うのです。

将来自身に起こる様々な物事を身に着けるための
予行演習的人生の訓練にあると思うのです。

団体生活の楽しさだったり、
難しさだったり、
試合と練習の違いだったり、
本来持つ実力の出し方の難しさだったり、
試合の緊張感、緊迫感、重圧感だったり、
仲間に支えられることの喜び、
又は助けられることへの感謝の念など
様々な経験ができることが大事なのです。

そこから
プロに進むもよし
別の道を選ぶもよしです。

その競技の習得した時間、
指導者と仲間と過ごした時間を通し
振り返ってみて
人生の糧になる時間を過ごしたなと
改めて思うことに意義があるはずなのです。

それが指導者の役目だと私は思います。


。。。。