宇治の花火の嫌な思い出・・・・・

本当に久しぶりの関西は曇りでした。
暑いけど陽がさしてなかったので
気持ちの良い一日でした。

朝から近所のホームセンターと
総合スーパーに買い出しに行きました。

その帰り道のこと・・・・

バイクに乗ったおばさんが
走りながら
いきなり声を掛けてきました。

ホームセンターはどこですかって・・・

たぶんサミット袋を持ってたからだと思うけど
車道と歩道が分かれたガードレールのある道路
そんなところから聞かれてもって感じでした。
本当にびっくりしました。

よく道を尋ねられる私にとって
ここ２週間ほど道を聞かれてなかったから
新鮮だったと言えば新鮮でした。

ところで
明日は宇治川花火大会なんですけど

実は・・・・

子供の頃の話・・・・

宇治に親せきが多くいて
夏休みに遊びに行った時のこと
宇治川花火大会を見物に行ったことがあるのです。

しかし、その時の思い出が最悪で・・・・

小学生入る前だったか
まだ小さかった記憶があります。

花火の会場と少し離れた場所で
お祭りみたいな自治会の行事があって
そこで親戚一同と家族がたむろしていたのでした。
花火が打ち上がり始め
みんなが上空を眺めていると
アイスキャンディを自治会の方が
配り始めたのでした。

親戚の子は
年上で２歳上と５歳上でしたので
いち早く貰いに走って行きました。

私は地元の人間でないので
貰えないと思っていたので
そのまま花火を見物していたら

いきなり父親やって来て
「アイスキャンディ貰って来い」と・・・

別にほしくなかったので
「いらない」と答えたら

「アイスキャンディくらい貰いに行けないのか！」と
えらい剣幕で怒られたのでした。

訳がわからず
とにかく貰いに行くと
すでに無くなっていて
それを父親に話すと
「情けない、嘘をつくな」と頭を叩かれました。

そのあとの花火がどうなったかとか
頭がパニックになっていて
とりあえずその場に座っていたような気がします。

それから１時間ほどして
花火が終わり親戚一同たむろしている場所で
大人はお酒、
子供はコーラだったかジュース類で
宴会みたいな感じで盛り上がっていました。

自分ものどが渇いたので
飲み物を貰おうとしたら
父親に
「こいつは水でいい、水道で自分で汲みに行かせ」
そう言われました。

他の親戚が
かわいそうだとか言ってくれたかどうか
全く記憶にないのですが
言ってくれたとしても
その時は
独りでトボトボと
お水を飲みに水道まで行った記憶があります。

暗くて怖くて
悲しくて・・・・
確か・・・５歳くらいだったような・・・

今でもあの時の記憶は
　　　　鮮明に残っています。
忘れたくても
　ずっと心に刻まれてしまって
　　　薄れることなく
ずっと心の傷みたいになってしまってます。

それから
宇治の花火は大嫌いで
小学卒業し中学のクラブ活動で行けなくなるまで
毎年毎年この時期になると
宇治に行っていたので
苦痛でした。

大人になっても
花火は好きですが
宇治は行ったことが無い。

昔と形を変え
場所も変わったのかもしれませんが
知りたくもなかったのでした。

思い出したくない多くの思い出の中の一つ・・・

嫌な思い出を消すためにも
行った方が良いのかもしれません・・・

んんん・・・
行けるかなぁ・・・


。。。。