役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

ふらりとお出かけすると・・・集会・・・いろいろ思うこと

2011年12月26日 11時53分24秒 | Weblog
朝からふらふらと
りうぼう前を歩いていると
沖縄県庁前は、えらい賑やか・・・。

どうやら
普天間基地移転問題における名護への
移転環境影響評価書を
防衛庁沖縄局職員が県庁担当課へ提出するのを
阻む集団のようで
「怒」のプラカードを持っています。

まだ8時過ぎなのに・・・

朝早くからご苦労なことで・・・

良いとか悪いとかでなくて
あくまで個人的な意見です・・・。

今日の新聞をみていると
政府の2012年度予算案では
沖縄振興経費予算が
2937億円で計上され
前年度比で27.6%増という
飛んでもない増額が認められたようで・・・。

しかも
概算要求時点より
500億円上乗せされて認められたらしい。

これは裏で取引かなにかあったのでしょうね。
自民党政権時代の
合意に至っていた時点に戻って
なし崩し的に名護市に移転するようです。

新聞を読む限り
地元役人は
沖縄振興予算と普天間は
「別次元の問題だ」
と発言している・・・、
けれど
飴とムチなのは一目瞭然です。

沖縄の人の感覚がずれて
おかしいとしか私には見えません。

まぁ・・・
新聞報道がすべて正しい!
とは思いませんが、
それを信じて
冷静に日本の国のことを鑑みてみると
税収が落ち込み
史上最悪な国債依存財政を強いられ
12年度予算では
財務収支報告での「とばし」のごとく
見かけは赤字国債でないように見せかけ
バンバン国債に依存しているそんなご時世に
「500億円」も増額って・・・
ありえないとも思える。

「金あげるから受け入れてよ」
という意味だと考えることは
普通ではないでしょうか・・・。

確かに
日本の在米軍基地問題は
沖縄に集中し
本州や首都の犠牲になっている面があるので
一概にはおかしいとは言えない。
そういう考え方もある。

しかし、
大阪市長の橋下氏の
飛ぶ鳥を落とす勢いの大阪維新の会、
この地方政党が
国政で
今後政権を握っていくような今の政界の流れを考えると、
橋下氏は
「大阪交通局は
 市バスの赤字補填を地下鉄の黒字で行っている点」を
大きく取り上げ、
赤字バスは切り捨てる方向性を示している。

この流れが
今後どうなって行くかのヒントのようで・・・。

新聞紙上で大々的に活字化されている
「国には1000兆円もの借金があって・・・」
という文章・・・。
算出した計算式や定義がよくわからないので
信ぴょう性は定かではありませんが
ここでは一応正しいと仮定します。
一般家庭と国の会計では
借金をすることの意味合いが違うので
良い事か悪い事かという議論はここでは考えません。

とりあえず
新聞にならい悪習慣のように考えて・・・、
1000兆円の借金まみれなのに、
なお借金に依存する財政状況・・・。

でも、

“人はわが身が一番かわいい”

それを考えると
借金返済を先送りし更なる借金を今後も続けることでしょう。

ただ
橋下氏のような壊し屋が首相になった場合は
劇的に既得権益の破壊が生まれ
今回のような「飴とムチ」はなくなって行く傾向に進むでしょう。

「大きな切捨て」がなされ、
自分たちのことは自分たちで考えなさいと
突き放されるかもしれません。
例えば
基地はすべてなくす方向に持っていくけれども
その後の施策は、予算は、雇用対策は、
都市計画は、など
山積みの難題解決は
地元で対応しなはれとなるでしょう。
(自国は自国で守るという軍隊の話は置いておいてです)

今しなければならないことは
既成概念で考えられる
空港滑走路増築とかそんなことではなく
来たるべき時に備えての
「破壊から創造への準備」 と 「意識改革」なのかも知れません。

ふと我に返り・・・
たばこに火をつける。

もう何度目の沖縄か・・・

かなりの回数です。

「沖縄の生の声」も
いろいろ聞きました。

地元の新聞や報道番組もいろいろ観ました。

公文書館などの施設もいろいろ行きました。

基地問題を生で見る機会もありました。

いろいろな沖縄を見てきて思ったことがあります。

思ったことを書く前に・・・、

先日の散歩の話を書きます。

夜中の2時ごろ、
急に歩きたくなって
那覇市内を散策、安里あたりでしたか・・・。
深夜なのに
親子連れが目に入る。

奇声と笑い声・・・
どうやら酔っぱらっている様子・・・。
酔っぱらうというか「泥酔」に近い状態でした。

しかも
両親とも若い。
30代前半か20代か
子供も3歳くらいの3人親子。
どうやら
タクシーを捕まえようと待っているようで
子供は地べたに座ってしまいました。

あまり近付くとカラマレそうだったので
たばこを吸うために立ち止まっている体で
見学することにしました。

妙に気分が上げ上げで
本当に男女とも酩酊泥酔状態で
子供が心配でした。

タクシーは5分ほどで捕まりましたが
運転手さんは乗車拒否したそうな苦笑いを浮かべ
走り去って行きました。

沖縄では
若い夫婦が多く子供が多い。

今回の酔っぱらい夫婦は珍しい事ではなく
結構な頻度で目撃する。

私の育った京都や北摂ではあまり見かけない。

以前にも書きましたが
子供は親の一挙手一投足を見て育つもの。
こういった酔っぱらいの親を見て
子供の教育には
良い影響があるとは到底思えない。
きっとタクシー内でも悪態をついていると思う。
それを垣間見て
それが許されることだと認識し
大人になって行くことが非常に恐ろしい。

沖縄の現状で他にもあります。

私は一部自慢みたいになることなので
恐縮するのですが・・・、
どうやら私の顔を含めた容姿は
女性にとって「母性本能をくすぐる」らしいのです。
今まで何度も言われているので
客観的事実でしょう。
そんな私は
沖縄でもあまり観光客の行かない場所や
普通に市場やスーパーに行くので
しかも何度も行くので
顔を覚えられてしまうのかもしれません。

レジなどで声を掛けられることもあり
会話することもある。

図書館などの施設で会う人は
外でたばこを吸っている時に
火がつかなくてライターをカチカチしていると
声を掛けて来たり、

何度か行くお弁当屋さんでも
知り合いになったり・・・。

海岸でタイムズを広げていていると
声を掛けて来たり・・・。

その中には
沖縄についていろいろ教えてくれる人がいました。

 アメリカ軍人の多くは紳士的で
 基地の仕事に就きたいと志願する沖縄人(うちなー)が多いことや、

 テレビで流れる報道とは違い
 普天間基地飛行場や嘉手納基地飛行場は
 ほとんど住宅がない辺鄙な場所に建設され
 中でも普天間基地ができた当初は
 周辺の住宅が4件だけで
 飛行場建設のあとに住宅街ができたという事実や、
 
 沖縄には暴走族が多く
 若い者のマナーが非常に悪くなっている半面
 軍関係の人は
 男女問わず、年齢も問わず
 お行儀が良いと思っているうちなーが多いことや、

 琉球大学は
 アメリカ軍が創設したことや、

 戦後の荒廃で貧乏学生が多かったので
 奨学金を
 アメリカ軍の婦人会がボランティアで集めたことや、

 男尊女卑のきつかった当時の琉球の一般市民に
 レディファーストを教えたことや、

 戦後占領下、
 子供の多くが栄養不良であったことに対し
 牛乳を飲む習慣をつけさせたことなど、

いろいろアメリカ軍とうちなーの関わりを
教えてくれるのでした。

悪い事を言う人も時々いましたが
総じて、
報道番組や
新報、タイムズに書かれているような
沖縄県民全体が
「基地はいらない、アメリカ軍は出ていけー」
という感情を持っているわけでは決してない。

アメリカ軍を悪く思い、
軍を憎んでいるような記述が非常に多いのに
「生の話」では
それほどでもない気がしました。
と言うよりも
8割以上、否、
もっと多くの方々が
好意的にとらえているような気がしました。

そりゃそうだ。
恩を受けたのだから
好意的に思うのは当たり前の話です。

どこかの国の様に
反日反日に終始し
歴史をねつ造し
多額の金を貰うだけ貰い
絞れるうちは永久に絞り取ろうとする。
恩をあだで返すとはこのことだ。

うちなーの個々人は
好意的に思っているのに
全体になると反米軍・・・。
恩を受けたのに
あだで返そうとする・・・。

どういうことでしょうか・・・。

役場や政治、マスメディアが
煽っているのは
何故なんだろう・・・。

報道は、うそなのか・・・。
沖縄の新聞は、ねつ造なのか・・・。
左翼的で反日なのは知っているけど
これほどまでにひどいとは・・・。

確かに
一部ではあるが
ハングルや中国語の文字が
横断幕やのぼりに書いてあった・・・。
県庁前のデモしかり、
米軍基地の反基地団体しかり・・・。

!!!
アメリカ人に訴えるならば、
絶対に英語でないと通じないわけで、
横断幕ものぼりも
英語表記が当たり前で
ハングルや中国語で書いてあっても
アメリカ人にとって
意味不明でしかない。
通じないと意味のない横断幕やのぼり。

何故気がつかなかったのだろう・・・。

現状多くの日本人は性善説の立場に立ち
ほとんどの人が「メディア」を疑いもせず信奉している。
テレビは嘘を言わない。
新聞は真実の情報しか伝えない。
日本人はそう思って疑わない。

思い起こせば
今までの自分も
確かにそうであった。

しかし、
自分なりに様々な検証をする中
メディアは平気で嘘をつく・・・
真実をねじ曲げる場合が多い・・・
そんな結果が頭をよぎるようになった・・・。

田原総一郎や鳥越俊太郎のような
意味不明な左翼論者が発する見解が、
まるで日本の正しい世論の様な事を言うメディア・・・。

信じたくても信じられない・・・。

では
今見ているこの沖縄の光景は・・・。
「怒」のプラカードを持った方々は誰なんだ?
沖縄の人、
うちなーのはず・・・。

沖縄振興経費予算2937億円を
日本人の血税から
沖縄のために予算化されたのに
プラカードを持った人たちは
その自覚があるのだろうか。

「何のチカラ」によって
この人たちは動いているのだろう・・・。

どこに向かっているのだろうか・・・。

本当に
沖縄のことを思っての行動なのだろうか?

多くのうちなーの子供たちも見ている。
彼らは
そんな大人の行動を見て成人になって行く・・・。

良い影響があると思っているのだろうか?
そんな疑問すら浮かんでくる。


りうぼう2階の喫煙所・・・。
たばこをふかしながら落ち込んだ心を立て直す・・・。

一体、何が正しいのだろうか・・・。

たばこの本数が多くなる・・・。

ため息交じりにたばこを吸いながら
朝の涼しい(沖縄では冷たい)風を頬に感じ
またいろんな言葉たちが
まるでクロスワードパズルのように縦横行き交い
頭の中をぐるぐる飛び交ったのでした。


。。。。