役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

震災5日目、関西にいて、現状は義援金で協力するしかない。

2011年03月15日 14時28分49秒 | Weblog
3月11日金曜日14時46分に起こった震災に関する報道番組を
テレビでずっと観ています。

現在3月15日火曜日14時30分、
もう4日経ちます。

今のところ
物資関連では
関西地方ではほとんど影響がなく
スーパーでも商店街でも普通に物が陳列されています。
駅前でも義援金募集が多くなり
私にも何か協力できることはと思い
微力ながら義援金に協力してきました。

しかし、現状をみてみると
被災地はもとより
この惨状が
1か月単位で長期化しそうな模様です。
首都圏関東地方でも震災の影響で物不足が深刻化してきそうです。

首都圏2000万人規模で物不足が発生すると
東北地方まで物が行き届くか
という問題も出てくるかもしれません。

東京電力の輪番停電も長期化しそうで
かなりの混乱をしているようです。
毎日このような状態が続くと
経済産業活動等が救援物資ほか
中長期的に支援体制が不可能になって来るようにも・・・
そんな不安が頭をよぎり・・・。

テレビの報道アナウンサーや解説者は
しきりに批判的な言葉を流し続けます。

「福島第1原子力発電所で
 水素爆発が起こり放射線物質がどうのとか・・・
 政府の対応が悪い、本当に10km圏で大丈夫か・・・」

「物が被災地に届いていないとか・・・」

「医療物資が無いとか・・・」

「電気が来ない、情報が無いとか・・・」

「何千人が死にました。」

「4階まで津波が来ました。」

すべてが被災者で、
日本国民なら
皆が助けたいと思っているはずです。

被災地では
情報源が無く
テレビが唯一の情報源となっている場合が多い。
批判的な現状や絶望的な言葉ばかりを流すのは
やめてほしいものです。

2~3日は生き残った安堵と緊張で
なんとか人間性を保てますが、
4日、5日過ぎると
希望も見えなくなり
人間性の維持が難しくなってきます。

そんな中でテレビでは、
東京電力の原発の現状の説明は
分かりにくく情報伝達しているとは到底思えない・・・
輪番停電でするかしないか分からないけどする可能性もとか・・・
経済活動を混乱させるだけで・・・

しかも解説者は
ああすべきだとか、こうすべきだとか
批難を繰り返し、または誘導し、
観ている人の感情を
苛立たせるように煽っているようにも思えるし・・・。

被災地で唯一の情報源のテレビが
「希望」を伝えられなかったら
絶望している心情の上に
それでもがんばって人間性を保とうとしている被災した方の心は
どうなるのでしょうか。

解説者はしきりに
「救援物資を早く送らないと、政府は何をしている」といいます。

しかし、送っても送っても救援物資は消費され、
多くの廃棄物が発生し
その処理作業も出てくるわけで・・・
神戸でもそうでした。

報道者も水が無いとか
食べ物が無いとか
放送局どこも同じ報道するのでなく

救援物資がどういうルートで
どこまで届いているとか
あと何時間で届くとか、
救助がどこまで入っているかとか
ヘリで空からとか陸上からとか・・・
マスコミお得意のおっかけをやればいい。
今後救援体制がどうなって行くとか予定とか
もっともっと突っ込んだ期待の持てる情報がほしい。
テレビを観て
いろいろ協力したいと思う人も出てくることでしょう。
どうするのが一番いいか何がダメか
もっと報道すればいい。
役場関係が全滅している現状
前例とか常識とか通例とか無く
そういうものが
報道機関の伝達すべき情報だと思うのですが・・・。

また、情報と指揮命令系統があいまいで
救援物資が搬送され
物が余って来る場合もあるのに
他では全く来ないなどという問題も起こって来るのです。
神戸の時もそうでした。

それでも継続することが大事で
仮設住宅ができ入居できる所もありながら
未だに給水車すら来ない部分も出てきます。
それでも継続することが大事です。

日本国民は
すべて被災者救助の協力体制に入れると思います。
それが長期化しても
対応できると思います。

それを指揮する政府閣僚には
あいまいにすることなく
情報を開示し、
国民が今すべきことを伝え、
中長期再建計画ほか
野党与党なく協力すべきだと思います。

私は国を信じています。
情報収集し
今協力できることをします。

。。。。