All Sunday

今日はポリー二と指揮者アバドとウイーンフィルのブラームスのピアノコンチェルト2番を聞きました。いつも思うが、ポリーニのピアノのタッチは素晴らしいと思います。が最近、ちょっと耄碌して来ていませんか？

ある時、今は亡き友人から、そう言えば、私も同じような事があった話を聞きました。

自分では気持ち良く、気分にのって弾いたつもりだった。でも、先生に「あんた、なんて弾き方したの！！」と言われて、びっくり仰天したそうです。最近のポリーニのベートーヴェン「皇帝」はポリーニは耄碌し始めているせいで、気持ち良く弾いているかもしれないが、聞いている方は微に至り細に至りではない演奏で、いただけない所がある。でも、本人が幸せなのが一番だし、お歳をめした方には敬意をはらうのが、当たり前なので、みんな感動した振りを演じていると穿った見方を私はしてしまいました。

なんて真面目なブログでしょう？独奏者が花形に見えても、実は違うのが、コンチェルトだと思いました。