Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

三つ折りのお札

2018-10-02 23:32:59 | つぶやき

 1万円を使ってお釣りをもらった中に5千円札があって、いつも通りメモ帳の間に二つ折にして挟み込んだ。わたしはふだんどころか、常に財布というものを持たない。あるのに使わない、ではなくそもそも財布というものを持ち合わせていない。今どき財布を持たないのも珍しくないかもしれない。電子マネーしか使わない人たちには、財布は用はないかもしれない。しかし、わたしは電子マネーなどというものは使わないし、カードも使わない。にもかかわらず財布を持たないのは、そもそもお金を「使わない」からかもしれない。使うときだけバッグの中から出して使う、そんな感じだろうか。小銭はズボンのポケット、お札が必要な時はメモ帳に挟んだ千円札を利用する。だからせいぜい携帯しているお札は2千円から3千円程度。それ以上だと、メモ帳が膨らむし、しょっちゅうメモ帳から落としたりする。こんな生活は、記憶を取り戻しても、いつからだったわからないほど昔からだ。格好いい財布を持ちたいと思って、少しばかり気取ったことがずいぶん昔にあったかもしれないが、メモ帳とは別に財布を携帯することの厄介さに、結局メモ帳に挟むことに…。時には万札を挟むこともあるが、くずすと千円札で分厚くなることもあることから、万札を挟むのは嫌う。

 さて、今回の5千円札、メモ帳からはみ出していたので、気になって小さくしようとしたら、三つ折りのあとが。実はメモ帳に挟むには千円札もそうだが、三つ折りの方がお札が外から見えなくて良い。メモ帳に挟むようになった初期は、まさに三つ折りでメモ帳に挟んでいた。しかし、二つ折りより三つ折りの方が面倒くさいということもあって、今では三つ折りにすることはない。たまたま三つ折りのあとがあったから、今はメモ帳に三つ折りで挟んでいる。おそらく三つ折りのあとをつけた人も、お札をコンパクトにしようとしてつけたのだろう。三つ折りといえば、お年玉袋に入れる際には、よく使われる折り方だ。お札は折り目がない方が喜ばれるものだが、わたしにとってはこんな具合に三つ折りになっているお札がお釣りでやってくると、少し親近感を覚える。


コメント    この記事についてブログを書く
« 久しぶりに車を抜く気分に・・・ | トップ | 第2段階 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つぶやき」カテゴリの最新記事