Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

こんな車、運転したことがなかった

2019-06-06 23:53:03 | つぶやき

 先日もマニュアル車のことについて触れた。車が原動機(バルブスプリング)のリコールのため修理に入った。合わせて3回目の車検に出したのだが、そこで代車としてAT車がやってきた。わたしにとってAT車は、先日も記した通り、会社の車と妻の車だけが経験値で、妻のAT車は古いため、そして会社のAT車は安い車のため、ハンドルは至ってシンプルで、昔の車と同じ。わたしの車もマニュアル車のため、ハンドルには何もついていない(最近のマニュアル車は違うようだが)。ようは、ハンドルにスイッチやレバーがついている車を、今まで運転したことは一度もない。いまどきそんな人はほとんどいないのだろう。自慢ではないが、わたしはハンドル周りが至ってシンプルな車しか運転したことはない。繰り返すが、マニュアル車しかふだんは乗らないから当然かもしれない(わたしの乗っている今の車種にはマニュアルでもスイッチがあるらしいが、すでに7年落ちの車だからそんなものは付いていない)。

 ということで、興味津々。息子の車にはそうしたスイッチがついているが、動かしたことがなかった。なぜこんなにたくさんスイッチが、と思うほど色とりどり。制動上に支障あるものはないのだろうと、通勤時にいろいろ動かしてみた。おおかた1回乗っただけでその意図が理解できたが、帰りに確認するように再び動かしてみて、解ってきたことが…。いまどきのAT車は、少しグレードが上がればマニュアルモードというものが付いている。ようは足でクラッチ操作をしなくてもシフトチェンジすることができる。ほとんどマニュアルと同じ操作ができるが、とはいえ、あえてマニュアルモードでシフトチェンジするバカはいないはず。そのくらいならマニュアル車を購入すべきだ。ということは、AT車に乗る人のほとんどはドライブモードで運転しているはず。エンジンブレーキを使いたい際にギアを落とすレバーを使う程度。わたしがふだん乗っている会社の車は、これをシフトレバーで行う。それがハンドル周りについているだけのこと。あえてなぜマニュアルモードがあるのか、わたしには理解できない。この機能が付いているAT車に乗っている人の、どれほどがこの機能を利用しているのだろう。たった1台で経験しただけだから、ほかの車のことはわからない。

 それにしても今どきのAT車は、確かにギアチェンジがスムースだ。運転しやすいことは確かだと言えるし、高級な車でもない普通の車なのに、わたしの車よりずっと静かだし、乗っていて高級感を抱く。裏を返せば、車(車種)による差があまりないとも言える。これでもって排気量1600だという。わたしの車より、ずっと高級感がある。それにしても、この車に乗っていると、左足は使わないし、左手も使わない。左半身が呆けそうだ。いや、左手は使うが、動きがほとんどない。それは右手も同じ。使うのは指だけ、という感じだ。身体が疼く。


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