湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

子供の時のひもじい思い出

2013-03-02 22:28:06 | 学習

こどものとき、親は共稼ぎだった。それはよいが、不便で商店などないところだったから、親が町で買ってきてくれるモノだけがライフラインだった。特に食い物。おやつなど、なぜか親が買い忘れるのだ。そうすると食い物がない。

当時は給食で、パンが固いパンで食えず、全部捨てていたのだ。当然3時に家に帰ったときはすごく腹が減っている。それで食べ物を探すのだが、ないのである。

腹が減って仕方がない。だけど、戸棚を開けても片栗粉しか入っていない。のちにはそれを水に溶かして食ったのだが、とにかく腹が減る。腹が減ると力が出ないので、動けない。

5時過ぎるとようやく親が家に帰ってくるのだが、そこからご飯を炊きだすので、飯ができるのが7時くらい。やっとありつけるが、このごはんがひどかった。

アジを焼いたのばかり出る。ワシ魚が食えなかったのである。なので、口に入れたままトイレに行き、吐くのである。ご飯も石が入っているので、恐る恐るしか食えない。しかもベタベタで食えない。炊飯器をケチって何年も使っていたので、ちゃんと炊けないのである。

結局何も食えないまま、寝て、起きて親の方針で朝飯抜きで学校に行ったから、まともにご飯が食べられるのは、月に2、3回だっただろうか。だんだんやせ細っておかしなことになって、校医に栄養失調と判断されてしまった。

そんなことを指導されたら、親もたくさん食べさせればよいのだが、食事を作れない親だったので、結局ご飯はそのままで改善せず、代わりにキヨーレオピンや朝鮮人参などの強精剤を食べさせられた。おかげでやせ細ってぎらぎらの性欲丸出しの少年時代を過ごした。