1992年10月4日に結婚した。今日で19周年。ちっちゃい花束を買って家に持って帰ったら、ニョーボが喜んでくれた。
夫婦というものは、変なもので、赤の他人同士が合意して一緒に暮らすわけで、風呂上りに素っ裸でキッチンをうろうろしても、今では彼女は何も言わない。考えれば変である。
娘たちはれっきとした血縁関係だから、素っ裸でもいいわけ(?)だが、ニョーボはそうではない。たまに素っ裸でいるときに、我に返って恥ずかしくなったりする。
今日から20年目であるから、そこのところをよく考えて反省しよう。親しき仲にも礼儀ありというか。白洲次郎さんは、食事のとき、正子さんに「ネクタイしなくて失礼」といったそうである。