ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

エンシェント・クリスマスソングの記憶「荒野の果てに」とドリフ

2023年12月23日 | 各話末エッセイ


ドリフの少年少女合唱隊、
たいてい最後はこうなってたらしいが…。



【各話末エッセイ⑥の1】

 メンバーの生き残りが
どんどん減って行く一方、
評価はどんどん高まっている
ザ・ドリフターズ。

 全盛期にリアルタイムで
「8時だヨ!全員集合」見ていた
人達の話では
「少年少女合唱隊」のコーナーで
印象に残っている曲は
夏に歌われた
「Vacation」と
クリスマスの時期に歌われた
「荒野の果てに」だそうです。

 「上と下に分かれての
二重唱が綺麗で好きだった」
と言ってた人がいました。

 私自身はこの曲、
クリスマスシーズンになると
商業施設の有線で
聞こえて来るので知りましたが、
高校の時には音楽の教科書にも
載っていました。

 教科書には「フランス古謡」
とあり、17世紀くらいのかな?
と思っていましたが、
「18世紀の頃から伝わる古いもの」
と書かれている本が多いです。

 歌詞で日本語の部分は
聴けば分かるとして、後半に
何語?か分からない言葉を
引き伸ばして歌っているのが
気にはなりましたが、

教科書を見るまでは
何て歌ってるのか
全く分かりませんでした。

 Gloria in excelsis deo

ラテン語で
「天のいと高きところには神に栄光あれ」

 「四季」の作曲家ビバルディや
モーツァルトにもこの歌詞がある
曲があって、
前半作者から譲られたCDの中にも
「グロリアニ長調」(ビバルディ)
「戴冠ミサ」(モーツァルト)
がありました。

 「荒野の果てに」
野宿をしている羊飼い達の前に
天使達が現れて
救世主が生まれた事を告げ、
天へと帰って行く場面を
歌っているそうです。

 しんみりとした雰囲気が
いい感じの曲なのですが、
同じ場面を歌っていても
作曲者によっては
全く雰囲気違う曲に
なるのです。


 「全員集合」の少年少女合唱隊、
たいてい途中で志村けんさんが
突然「ワァ〜オ!」と叫び出し、
前にしゃしゃり出て来て、

神父で指揮者役のいかりやさんの
制止も聞かず
「東村山音頭」を4丁目3丁目と
歌って行き、
2丁目は無くて1丁目の時には
何故か「白鳥の湖」の格好に
なってたのが凄いインパクトで

記憶に残ってる人が多いようですが、
「荒野の果てに」の時も
そうしてたんでしょうか?


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