ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

31-2 お前の仲間の内の一人が息絶えるだろう…

2024年08月30日 | 第31話 闇祓いの聖戦士マルティヌス THE FRAGMENT
  


 マルティヌスの側では
約80名の弟子が
めいめい洞窟を掘って
作った独居房で
修行していました。

 マルティヌスは
その中の一人が
悪魔に狙われたと思い、

緊急で呼び出しを
かけます。

 しかし、
命を狙われていたのは
ノーマークだった
意外な人物
なのです。

 ところで、
This Fragment (断片) が
ハリソンさんの人生の
本体とどう関係
あるんだ?

思う方がいる
かもしれません。

 全く関係ない
完全逸脱だと
思われるとしても、
それ、
第3部 (まだ第1部だけど)
英国編のラストまで
見てもそう思えるん
でしようか?

 きっと
めくるめくdéjà vu
ができますよ。
その時が来たらば!


 ⛪ 続きは来週。
陰惨な殺害の標的と
なったのはー。
  

31-1 ありのままで悪魔出現!

2024年08月26日 | 第31話 闇祓いの聖戦士マルティヌス THE FRAGMENT
  


 聖マルティヌス
(サン・マルタン)
はユリアヌス帝の
軍隊を抜けた後、
司教ヒラリウスの
願いを受けて
祓魔師 (エクソシスト)
となります。


 上記漫画の時期
(30代?)には司教に
昇進していましたが、
「いかにも
司教でござい!」

な格好では無く、
みすぼらしいくらい
だったようです。

 数々の経験も積み、
天使や悪魔が見え、
彼らと会話する事も
出来ました。

 悪魔は欲望全開な
ギリシア・ローマ神話の
神々
の姿で現れて、
力、富、性愛、知識、
羨ましいだろ?
欲しいだろ?
どーだどーだ!

と迫り、
マウント取ったりも
しています。

 それでも、
全くマルティヌスが
動じ無いのに
苛立った悪魔は
ある時、
マルティヌスの
住居の入口に
突進して来ました。

 そして、
マルティヌスに
自らの恐ろしい企て
を告げるのでした。


 ⛪ マジ怖い続きは今週末頃に。😱




第31話 【闇祓いの聖戦士マルティヌス THE FRAGMENT】 あらすじ

2024年08月23日 | 第31話 闇祓いの聖戦士マルティヌス THE FRAGMENT
  


 1765年11月10日
サン・マルタンの祝日の前夜、
オテル・ヌーベル・パペで
起こった事の続き。

 古代ローマ時代。
コンスタンティヌス大帝
によりキリスト教信仰が
公認された (西暦313年)
少し後にパンノニア
(現在のハンガリー辺り)
で軍人の子として生まれた
マルティヌス。

 成長すると、
コンスタンティウス
2世帝の命令により
軍務に服しますが、
除隊後はキリスト教の
聖職者として生き、
数々の奇跡を起こし、
殉教する事も無く
ガリア (現在のフランス)
で一生を終えます。

 ローラン神父は
この聖者マルティヌス
(フランスではサン・
マルタン) の生涯を
元にした物語を
少年時代に読んで
影響を受けた事を
仲間達に語ります。

 更には、
自らが法王庁に
申請して通った
秘密の任務を
打ち明けるのです。

 そして、
任務の手始めに、
祭りに乗じて
英国人である
ハリソンさんへの
接近を試みる事を
提案するのでした。


 ⛪ 第31話の開始は来週から。



  

それで、リュリVSリヒャルト・シュトラウス…どっちの曲を使ってたんだ?

2024年08月20日 | 各話末エッセイ
  
 
 貴族になりたい
17世紀・ルイ14世時代の
フランス平民富裕層の
ジュルダン氏。
娘の恋人には
「貴族でないから」
とダメ出し。
恋人はトルコの王子へと
従僕によって仕立て上げられ、
娘と成婚へ…モリエール作
「町人貴族」イメージ画。


 もし、
「町人貴族」を
選んで演劇鑑賞会で
上演されていたとしたら、
劇音楽はリュリと
リヒャルト・シュトラウス
どっちを使って
いたんだろうか?


 …と今だに考えて
しまう事があります。

 校内文集によると、
その年の何年か前の
演劇鑑賞会で一度
上演されていて、
「衣装と音楽と
ダンスが素敵だと
大好評だった」

と書かれていますが、
どっちの音楽を
使ったかは不明なの
でした。

 CDとかDVDとかで
観たり聴いたりが
現在できるんだとしても、
あの時に生で見とけば
良かったと
正直悔しいです。
吸収力が高い年の頃に
自分ではお金を払わずに
見られたんですから。


 リュリは
童謡「月の光」
謎の作曲者候補の一人
でもあります。
牧歌劇「アミンタ」
作者のタッソーが
原作を書いたオペラ
「アルミード」
も作曲しています。

 そして、
モリエールの他の
劇作品の幾つかにも
音楽を付けているの
でした。

リヒャルト・
シュトラウスは
あの有名過ぎる
「ツァラトゥストラは
かく語りき」の

作曲者です。

 シュトラウスの
曲の場合だと
活躍した19世紀後半
〜20世紀を舞台に
変えても使えそうな
雰囲気でした。

 「町人貴族」の主人公
ジュルダン氏、
貴族になりたくて
あれやこれや
頑張ってみるとこ
とか、
イメージが年取った
USAでのマルセルと
繋がるんだけどな〜。

 マルセル、
ローレンス・スターンの
「トリストラム・シャンディ」
のウォルターと
トランプ元 (これから?)
大統領
とジュルダン氏を
合わせたみたいな人になる
予定なんですけどね――。


モリエールVS戦争秘話…あの時の選択は間違っていた?!

2024年08月16日 | 各話末エッセイ
【各話末エッセイ⑦の1】


 今週、NHKFMの
朝の古楽番組を聴いてたら
17世紀フランスの
劇作家・俳優モリエールの
原作に付けられた音楽

を特集していました。

 そして、8月は
第二次世界大戦終結の月。
関連番組がNHKを中心に
連日放送されています。

 それで思い出すのは
学生時代の事。
校内行事の演劇鑑賞会で
私は演目決定の
投票権を持つ一人
だったのでした。


 幾つかある
候補作が絞られ、
最終候補は

「南の島に雪が降る」
  VS
モリエール作の
「町人貴族」

2つの競り合い!
一騎打ち!!
(⁠✧⁠Д⁠✧⁠)⁠→💥←⁠(⁠o⁠_⁠O⁠)

 最後の多数決が行われ、
私は「南の島に―」に
手を挙げてしまいました。

 日本の兵隊さん達が
戦地で上演された
芝居の中で降る雪に
日本を想い出す
という話でした。

 原作小説もあり、
作者・加東大介氏
の実体験を元に
書かれているようで、
映画化もされています。

 私は変人類だったん
でしょうか?
第2次世界大戦の頃の
人々の暮らしや戦況に
小学校低学年の時から
異様な程に興味を
持っていました。


 同年代の子は
マンガやアニメに
ゲーム。服装や
ヒット曲や映画。
そして友情と恋愛に
興味を燃やす中、
両親が将来を
心配すらしていた
くらいに。
(い〜や、堂々と続けられてたら
博士ちゃんにだってなれてた
かもよ?!) 🤔

 先生から言われんでも
その手のTVの特集番組を
自ら進んで見ていたのです。

 原子爆弾投下で
広島と長崎に
立ち昇るキノコ雲、
昭和天皇のラジオ放送に
涙ぐむ人々。

 私も涙を流していました。

 そういう人だったので、
日本人として「南の島に―」
を絶対選ぶべき!

と、その時は思ったの
でしたが――。

 現在、
こういうブログ
書いてる事からすると
完全な選択ミス
だにゃ〜!!!!

。・゚・ /⁠ᐠ⁠⁠ χꞈ⁠χ⁠ ᐟ⁠\・゚・。

 日本人としては
正しかったかもしれんが、
私個人としては
取り返しがつかない

くらいに間違っている!!!