ハリソンさんはカノ紳士 ーフランス通過編 ー(後半)

今は昔の18世紀欧州が舞台の歴史大河ロマン。

32-4 聖都の魔女達、ママに非ねば人に非ずなんですか?

2025年02月04日 | 第32話 ポータブルシュンガショウシ
  


 ノアイラさんと同年代の
町方の娘さん達、
とっくに子持ち主婦になり、
仲間意識絶賛継続中。

 そんな中でノアイラさん、
焦りと除け者感に
苛まされ続け、
その事が今話冒頭の夫への
「足ダン」「壁ドン」
に繋がった…とかか?!

 てか、
ここアビニョンって
当時ってばローマ教皇領
なんですけど?
悪口ドギツ過ぎ。
結婚する訳に行かない
人達と
結婚したくても
すんなりと行けない人達
まとめてブッ飛ばす、
凄い破壊力。


 女性だって昔から
こうやって差別して
来ちゃってるし、
こういう場ではもう
完全なる強者
ですよね〜?!

 この人達ときたら、
逃げおおせた後には
「でも、髪の色が濃くて
若い方の人は
カッコ良かった」

とか…言って盛り上がって
いました。

 …この人達、
後日ノアイラさんの
奇跡の玉の輿婚を知ると
モーレツ歯ぎしりをする
羽目になるのです。



32-3 ビーナス教信者ぢゃダメなんですか?

2025年01月27日 | 第32話 ポータブルシュンガショウシ
  


 御年32歳のデノワ氏も
遂にビーナス教信者と
なってしまいました。

前半14話4ページ目の
ハリソンさんのように。

 2〜3段目は
30話8ページで
仄めかされていた
「茶色いオジさん
してた頃に街で聞いた
ノアイラさんの噂で
心を痛めた」という箇所。

 この後、
兄弟アンブロワーズ
(デノワ氏の修道院での
修行ネーム) さんは
事情を知る同行の先輩から
「心を乱すな」との
再度の注意を受けるかと
思いきや――。

 先輩、
何か前話に出て来た
アントワン助祭さんと
雰囲気似てるような気が。

だとするともしかして…。
😭🥲😢🥲😢😭


  


 そして、
その十数年後に
愛娘から「ダサい」
大不評の制服。
弟からも
「着る人次第では
股引丸見えでも
カッコいい
かもね」
とからかわれる始末。

 前話に出て来た
アダン氏の格好から
するとデノワ氏が
いた頃とはデザインが
違うので、
何処かでモデルチェンジ。
簡素化されたようです。

 …が、
デノワ氏の弟
シュペール氏には
それでも不満らしく、
サン・マルタン祭
当日のために用意した
余りに急進的服装で
ローラン神父が
「私は神の〇〇師だからな!」
「同じく〇〇員でもあーる!」

と…大見得切る予定に
なっております。


次ページからは
修道士アンブロワーズと先輩の
真面目な対話へ。

32-2 カンノーして描かんとダメなんですか?!

2025年01月23日 | 第32話 ポータブルシュンガショウシ
  


 他の方々どうなんしょ?
こういう場面描く時、
ドギマギしてますか?

 私は意外な程に
ドギマギしてません。

 学生時代の事。
クラスでマンガ描いてた
人がいて、
ノートにシャープペンで
描いたのを見せて
くれました。

 その中に濃き
恋愛の場面ありけり。
ラストで寄り添い合う
主人公男女。
女性が「あなたを愛してる」
――と!

 そこんトコどうやって
描いたのか
聞いてみたのです。

 その人は
セリフと絵を
別の日に分けて
描いた
と言って
いました。

 私も本ページ、
文のレイヤーと
絵のレイヤーは
別の日に制作して
いますが、

そうしたのは友人の
ように照れからでは無く、
陶酔又はクールダウン
のためでも無くて、
ただイッ気に描く時間が
取れなかったから
というだけです。

 こういうのって、
ドキドキとか、
恥じらいとか…
自ら官能?🤨
とかしながら
描かんといかんの
ですかねー?

 「『感動』は作者が
自らしながら描くべし!」

しばしば聞きますけどね。


   次ページ、
修道士のユニフォーム姿が痛々しい
デノワさん。



32-1 いきなりパパにならなきゃダメなんですか?!

2025年01月20日 | 第32話 ポータブルシュンガショウシ
  


 30話8ページで
仄めかされていた場面。

 デノワ夫妻が
新婚3ヶ月くらいの時期。
足ダン壁ドン、
&覚悟せい!!
…と、
凄い形相で迫り来る妻。
😨😰😳🙄😖😣😲😐

 いや〜心配なのは
ブログで漫画掲載してると、
それだけで
〇ロ〇〇ガの広告が
入って来るんで、
この内容だと
出る確率が上がって
ヤバイかも。



🙈 次ページは更に確率上昇…かっ!?


登場人物紹介と今までのあらすじ

2025年01月03日 | 第32話 ポータブルシュンガショウシ
  


 1765年の秋、
英国の冴えない
ノベライズ作家
ハリソン氏は起死回生の
旅行記を書くために
イタリアへと旅立ち、
フランスでマルセルが
従者として加わります。

 旅の途中では当時の
英国の人気作家
トリストラム・
シャンディ氏の正体を
知りたがる人々が
知ってるかもしれない
ハリソン氏に次々と
近付いて来ます。

 アヴィニョンまで
辿り着いた一行は
ホテルの主人一家や
彼らの友人クレールと
親しくなりますが、
クレールの元恋人で
貴族のエクトル氏とは
険悪な雰囲気。

 更にホテルには
主人の弟や孤児院の
子供達とその世話役の
修道士達と神父が
翌日の聖マルタンの祝日を
一緒に祝うために
やって来ます。

 その夜、
ホテルの中では
様々な人間模様が
繰り広げられるのでした。
 

 ※「トリストラム・シャンディ」は
  18世紀英国の作家
  ローレンス・スターン
  (1713〜68)が書いた
  実在の小説ですが、
  この物語はそれをもとにした
  フィクションです。



  本編開始は何日か後の予定です。