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IT経営応援隊~メガネ21のオープン経営に学ぶ~

2005-11-15 | ネットショッピングの戦略
本日鳥取図書館において、IT経営者セミナーを受講してきました。
本日のメニュー
(1)IT経営百選最優秀賞受賞企業 「メガネ21のオープン経営」
     講師:(株)21(トゥーワン)取締役 池本龍(のぼる)様の講演
(2)IT経営を実現する秘訣をお伝えする虎の巻「IT経営教科書」解説
     講師:ITコーディネータ
(3)業務パッケージ選定と適用について
     講師:ITコーディネータ

主催: 財団法人鳥取県産業振興機構、ちゅうごくIT経営応援隊、中国経済産業局

最近こういった内容のセミナーが増えてきている。これは経済産業省が推進している、e-JAPAN構想が基本となったともいえるセミナーだ。不況、倒産と相次ぐ中小企業の崩壊。日本を支えてきた中小企業が今どん底におとされようとしている。なんとか這い上げり生活していけるように生き残りをかけて戦っている。

その政策でもあるe-japan構想。そして中小企業も恩恵をおけるべくこういったセミナーがどんどん開催されている。しかし、鳥取県でその反応はどうだろうか?ITセミナーに参加すること、また、自社企業のIT化とは?売り上げやが落ちていることを不況のせいにしてはいないか?本日の参加者は、定員60名のところ、半数位でしょうか・・・。

そういった不況のあおりに向かって、時代に適応し、合理化を追求し、利益を出している企業もある。本日の講演では、「メガネ21」のオープン経営をして、売り上げを上げている取締役Iさんのその経営について伺った。インターネットをフルに利用して、合理化を追求している。そして社内の給与、賞与、会社の資金、評価、人事情報、部門別損益、税務調査内容その他社内すべてに係わる内容を社員に公開することで、社員も経営者と同じ視線で情報を共有するため、社員も育っていくといったもの。

どこかの政治家さんにもお手本にしていただきたい内容のようだ。社内の情報を隠さず、すべてを公開しているというからすごい。全国300もの店舗がある中、すべての店舗が情報を共有し、商品在庫、商品知識、商品についての開発など、全国のチェーンが知恵を出し合っているこのシステム作り。

ITセミナーではこういった成功店舗、または、先進事例に学ぶセミナーも多い。自社店舗に置き換えてみて、自社はどうすればいいんだろう?すべてここから始まる。
そんなことを考えている人は、
中小企業を応援しているIT経営応援隊という組織を開いてみてはどうでしょうか。