酒と鉄道の日々

大好きな酒と趣味の鉄道の話題を絡め、時評・四方山話に酔うコーナー。

久しぶりにカメラをサカナに酔う酒

2005-03-12 08:18:54 | Weblog
 金曜日の夜の開放感たら、ないよね。まあ、ウクークデイを働き通して、ひとまずゴールの日の夜だし、とりあえず今夜は「明日」を考えなくていい。もしかして、「明日は要らない、今夜が欲しい」って感じ? 違うか。
 それでも、天邪鬼っ気のある私は、その一日前、木曜の夜に飲みに出ることが多いんです。心理学的に言えば、一週間でバイオリズムが最低になるのが木曜日だって言うじゃない(ン?)。
っていうか、月から木まで働いてきて、もう、息切れするんだろうね。多少酒が残ってても、あと一日ジャン。(あまり褒められた考え方とはいえないかな)で、自分で決定できる、仕事のスケジュールは極力、金曜日には入れないよう心がけているのです。
 で、今週も行って来ました、例のカメラにうるさいマスターのお店。ちょっと自慢したいものがあったのです。
 「マスター、中古の出物があったんですよ、ホラ」
   マスター「おお、ペンタックスES、これはスゴイ!」
 「M42で、絞り優先オートですよ」
   マスター「電動なのが気に食わんが、ME2よりはいいよ」
 <良く分かる解説  旭光学が作った初期の一眼レフカメラは、レンズがスクリューマウントと        いって、クルクルとねじ込んでボデイに装着する仕様になっていて、M42と         よばれる方式。世界中に様々なレンズが存在し、個性的なレンズが使用可能>
 「これで スナップ撮ったら楽しいでしょうね」
   マスター「そうだね、で、列車は撮らないの?」
 「ペンタックスESに使えるレンズは、この55ミリと135ミリだけだもん。列車は、もっと  長タマが要るから、F4を使いますよ。修理も終わって、還ってきましたから」
   マスター「いやぁ、このESのベースになったペンタックスSPで、昔は女の子の写真を、  良く撮ってたっけなぁ。レンズ交換してる間に逃げられちゃったりしてなぁ」
 「マスター、このMEには、どんなサケが似合うかな」
   マスター「日本酒。純米酒かな。スクリューマウントのレンズは世界中にある。それだから  こそ、日本の酒の原点、純米酒がいいと思う」
 「賛成!じゃ、純米酒ください」
   カメラ談義、初めて、マスターと意見が一致した夜でした。

焼肉を焼きつつ飲む酒

2005-03-12 07:41:06 | Weblog
 かつては焼肉大好き人間で、仲間内で「飲もう!」ってことになれば、目指す店は焼肉屋でした。それも、場末の(こういう表現はイカンのですが)本当の韓国の方が作ってくれる焼肉屋で、
壁に貼られたメニューを一瞥し、「ここのメニュー、一皿ずつ全メニュー持ってきて!」なんて、バカなオーダーで悦に入っていたものでした。焼肉っていっても飲み物は、最初こそビールなんだけど、すぐに熱燗に切り替え、コップでグイグイ。瞬く間に倒れたお銚子の行列が出来上がります。
 最近は、「肉」か「魚」か? 問われれば、即座に「魚」!  それも「焼魚」。焼き立てでジューシーな香りを湛えているヤツに軽く醤油をまわし、箸でほぐす。アツツ、といいつつ、熱燗を口に運ぶ。やめられませんなぁ。変われば変わるものです。
 焼肉っていえば、アメリカからの牛肉輸入再開圧力がかまびすしいようですね。国内でも、牛丼食べたい!って声も。でも、ちょっと待ってください。日本からもアメリカへ牛肉は輸出されているのですが、日本から入ってくる牛に対して、アメリカは「全頭検査」を日本に義務付けていること、知ってました。日本には義務付けていることを、アメリカから日本へ売る分については、「全頭検査なんて、そんな難しいこと言うな」ってコトなんですよ。
 「世界の警察官」かなんか知りませんが、アメリカって国も、つくづく幼いというか、勝手な国なんですね。先ごろ、核兵器保有を宣言した、どっかの国と似たもの同士って感じがしてなりませんね。