「すいません、居酒屋いかがっすか?」
って、街中で、声かけられますよね。
渋谷でも新宿でも。
最近、飲むことが多かったせいか、
そうやって声をかけられる機会に、嫌ってほど恵まれてたんですが、
そこで気づいたこと。
おいら、断るのが、丁寧らしい!!
「あ、すみません、もう決まっちゃってるんで・・・」
「あ、ごめんなさい、また今度・・・」
おいらとしては、普通に断ってるつもりだよ?
でも、一緒にいる人に、
「超優しいですね」とか、
「丁寧だなー」とか、
驚かれることが多いのです。
普通なら無視するらしいね。
でも、可哀想じゃない。
寒い中、一生懸命、声を張り上げてるのに。
冬の冷たい風に晒されてるんだから、
せめて、人の温かみを与えてあげようよう。
どうせ断るなら、気分を害さず、断ろうよう。
あと、オーダーの仕方も丁寧だと言われる。
別に、自分では普通ですが。
ってか、明確に言わずに、間違えられたり、
感じ悪くて、店員の気分を害するより、
はっきりと感じ良く喋って、良いサービスをしてもらう方が、得じゃない?
気分も良いじゃない?
話変わって、夜中の仕事場での電話。
夜勤中。
夜中の1時頃。
プルルルル、プルルルル
――「はい、フロントでございます」
「今日、部屋空いてる?」
「ありがとうございます。今現在、ご案内できる部屋が、ツインのお部屋でございます」
「幾ら?」
「¥30,492でございます」
「安くなるでしょ?」
「(絶句)申し訳ございません、こちらの料金が、今、唯一ご案内できる料金でございます」
「でも、高いよ。安くして」
「そう、おっしゃられても・・・申し訳ございません」
「だって、そのままさ、部屋、放っておくより、2万円とかでも売った方がいんじゃないの?」
「あの――」
「2万くらいになるでしょ? そしたら泊まるんだけど。
誰も使わずに空けておくより、いいでしょ。
ねぇ、安くするべきなんじゃないの?
せっかく泊まってあげようって言ってんだからさ」
ボっ(僕の中で火がついた音)
「申し訳ございません。やはりこの料金のみのご案内でございます」
「だってさ、こんな遅くに泊まる人いないでしょ?」
「えぇ、実は、さきほどから予約問い合わせの電話が止まらない状況でございまして」
「何、つまりは、安くならないってこと?」
「申し訳ございません」
「じゃぁ、いいよ」
「申し訳ございません。また是非、よろしくお願いいたします」
「さぁ、どうだろうね?」
「失礼いたしました」
「本当に失礼だよね? 良いサービスって何だろうね? 考え直した方がいいんじゃないの?」
「失礼いたしました」
「ったくよーっ! やってらんねー! ぶつぶつ・・・」
ガチャンっ!
そして、また別の日。
夜勤中。
夜中の2時頃。
プルルルル、プルルルル
「はい、フロントでございます」
「あー、もしもし、今からね、行くから」
「あ、あの、ご予約は?」
「だから、電話してんじゃない。ダブル、一泊ね」
「ご利用は何人ですか?」
「二人。もう目の前だからね」
「今、ダブルの部屋ですと、¥27,027ですが」
「もっと安いプランがあるでしょ」
「実は本日、ほぼ満室でございまして」
「んじゃ、しょうがないから、それで」
「お名前をフルネームでお願いします」
「××」
「あの、フルネームでお願いします」
「何だよ、××△△っ」
「ありがとうございます。お支払い方法は――」
「ごちゃごちゃうるさい!」
ガチャンっ!!!
・・・そして、三分後とかにチェックインに来て、
「支払いのことなんて何も聞いてない!」
とか言い出すんだから。
子供じゃないんだから。
と、こんな感じで、毎日接客をしているので、
きっと他人の振り見て、我が振り直せ!って潜在意識があるんでしょうね(笑)
僕はストレスを溜めない主義なので、
こういう電話を受けても、別にストレスにはならないし、
「もっと上手く接客する方法ないかなぁ」と自分の電話案内を反省したりするけど。
でも、本当に世の中に「go fish!!」って思う人が多いのも事実です。
ん? 「釣りに行け」?
よく分かんないけど、そんなニュアンスさ。
Anyway,良い待遇っていうのは、良い人間に集中するってことを、
そろそろ世の中の人は、気づき始めるべきだと思う。
そして。
自分に自信を持ったり、プライドを持ったりすることは大切なことだけど、
それを横柄に出したり、抑圧的に出すのは、どうかと。
もっと人間同士、温かく生きていこうよ、と思うのです。
せっかく同じ世界に生きているんだからさ。
譲り合い、というか、余裕を持って、お互いに気分良く生きようよう。
切なる願いです。
って、街中で、声かけられますよね。
渋谷でも新宿でも。
最近、飲むことが多かったせいか、
そうやって声をかけられる機会に、嫌ってほど恵まれてたんですが、
そこで気づいたこと。
おいら、断るのが、丁寧らしい!!
「あ、すみません、もう決まっちゃってるんで・・・」
「あ、ごめんなさい、また今度・・・」
おいらとしては、普通に断ってるつもりだよ?
でも、一緒にいる人に、
「超優しいですね」とか、
「丁寧だなー」とか、
驚かれることが多いのです。
普通なら無視するらしいね。
でも、可哀想じゃない。
寒い中、一生懸命、声を張り上げてるのに。
冬の冷たい風に晒されてるんだから、
せめて、人の温かみを与えてあげようよう。
どうせ断るなら、気分を害さず、断ろうよう。
あと、オーダーの仕方も丁寧だと言われる。
別に、自分では普通ですが。
ってか、明確に言わずに、間違えられたり、
感じ悪くて、店員の気分を害するより、
はっきりと感じ良く喋って、良いサービスをしてもらう方が、得じゃない?
気分も良いじゃない?
話変わって、夜中の仕事場での電話。
夜勤中。
夜中の1時頃。
プルルルル、プルルルル
――「はい、フロントでございます」
「今日、部屋空いてる?」
「ありがとうございます。今現在、ご案内できる部屋が、ツインのお部屋でございます」
「幾ら?」
「¥30,492でございます」
「安くなるでしょ?」
「(絶句)申し訳ございません、こちらの料金が、今、唯一ご案内できる料金でございます」
「でも、高いよ。安くして」
「そう、おっしゃられても・・・申し訳ございません」
「だって、そのままさ、部屋、放っておくより、2万円とかでも売った方がいんじゃないの?」
「あの――」
「2万くらいになるでしょ? そしたら泊まるんだけど。
誰も使わずに空けておくより、いいでしょ。
ねぇ、安くするべきなんじゃないの?
せっかく泊まってあげようって言ってんだからさ」
ボっ(僕の中で火がついた音)
「申し訳ございません。やはりこの料金のみのご案内でございます」
「だってさ、こんな遅くに泊まる人いないでしょ?」
「えぇ、実は、さきほどから予約問い合わせの電話が止まらない状況でございまして」
「何、つまりは、安くならないってこと?」
「申し訳ございません」
「じゃぁ、いいよ」
「申し訳ございません。また是非、よろしくお願いいたします」
「さぁ、どうだろうね?」
「失礼いたしました」
「本当に失礼だよね? 良いサービスって何だろうね? 考え直した方がいいんじゃないの?」
「失礼いたしました」
「ったくよーっ! やってらんねー! ぶつぶつ・・・」
ガチャンっ!
そして、また別の日。
夜勤中。
夜中の2時頃。
プルルルル、プルルルル
「はい、フロントでございます」
「あー、もしもし、今からね、行くから」
「あ、あの、ご予約は?」
「だから、電話してんじゃない。ダブル、一泊ね」
「ご利用は何人ですか?」
「二人。もう目の前だからね」
「今、ダブルの部屋ですと、¥27,027ですが」
「もっと安いプランがあるでしょ」
「実は本日、ほぼ満室でございまして」
「んじゃ、しょうがないから、それで」
「お名前をフルネームでお願いします」
「××」
「あの、フルネームでお願いします」
「何だよ、××△△っ」
「ありがとうございます。お支払い方法は――」
「ごちゃごちゃうるさい!」
ガチャンっ!!!
・・・そして、三分後とかにチェックインに来て、
「支払いのことなんて何も聞いてない!」
とか言い出すんだから。
子供じゃないんだから。
と、こんな感じで、毎日接客をしているので、
きっと他人の振り見て、我が振り直せ!って潜在意識があるんでしょうね(笑)
僕はストレスを溜めない主義なので、
こういう電話を受けても、別にストレスにはならないし、
「もっと上手く接客する方法ないかなぁ」と自分の電話案内を反省したりするけど。
でも、本当に世の中に「go fish!!」って思う人が多いのも事実です。
ん? 「釣りに行け」?
よく分かんないけど、そんなニュアンスさ。
Anyway,良い待遇っていうのは、良い人間に集中するってことを、
そろそろ世の中の人は、気づき始めるべきだと思う。
そして。
自分に自信を持ったり、プライドを持ったりすることは大切なことだけど、
それを横柄に出したり、抑圧的に出すのは、どうかと。
もっと人間同士、温かく生きていこうよ、と思うのです。
せっかく同じ世界に生きているんだからさ。
譲り合い、というか、余裕を持って、お互いに気分良く生きようよう。
切なる願いです。