This Is The Way I Am

ただし。が、気まぐれに、日常にて考えていることを綴ってみます。

ニホンゴ→英語→日本語

2007年02月16日 15時00分45秒 | Weblog
フロント裏に外線でかかってきた電話。

出てみると、男性。日本語喋ってるけど、ちょっとおかしい。


「アノネ、キキタイコトアルンダケドネ」


きっとインド人だ。

イメージ的に。

発音的に。

きっと間違いない。



どうやら、うちのホテルに来るゲストが、
部屋でパソコンを使いたいらしく、
それが可能かどうか?という問い合わせのよう。

「アウトルクのプログラムはツカエマスカ?」

アウトルク?

・・・?

あぁ、Outlookね?

「はい、使えますよ」


「アトネ、インターネトエクスプロラーからネ」

インターネトエクスプロラー?

・・・?

あぁ、Internet Explorerね。



何故、インド人(勝手なイメージだけど)は、
小さい「っ」を入れないんだろう?


しかもね、発音が、ずーっと一緒の音階で、すごく聞きづらい。
なんて言うんでしょう?
リズムも音も単調だから、全然、文章が頭に入ってこないんですよ。
ロボットが話してるみたい。


途中から、専門的な話になってきて、更に訳分からなくなる私。


インド人も、途中から、何を聞きたいのか、分からなくなってきた模様。



「ワタシガキキタイノハ、システムノコトナンダケドネ、
 アナタプロフェショナルジャナクテワカラナイノハ、ワカテルカラネ、
 モウダイジョブナンダケドネ、
 ヘヤカラインターネトハツカエルデイイデスヨネ」


文章が途切れず、全部が「ネ」で終わるので、
最後の文章が質問かどうかすら分からず、
一生懸命につたない日本語を、一度英語に変換させて、考える私。

「what I wanted to ask you was, you know, about the system,
and I know that you are not pro, I know that,
so it's ok now,
so you can use the internet in your room, right?」


変換に手間取って、相手が話し終わっているのに気づき、
やっと、「はい」と答えて、電話は終わりました。


最後に、「お役に立てなくてごめんなさい」って謝ったら、


「ダイジョブネ、このシツモンハカナリプロフェショナルダカラ、
 ワカラナクテモゼンゼンダイジョブネ。
 ワタシモヨクワカラナイカラネ。アハハ。ジャァネ」



・・・じゃぁ、かけてくんなっ!




おかげで、電話切ってしばらく、
インド人のイントネーションが抜けなかったのでした。