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鯨統一郎「タイムスリップ明治維新」

2015-08-19 22:31:01 | 読書
この作者の本も、
今年2冊目。

シリーズ物とは知らず、
なんとなく買ってしまった1冊。
歴史小説の経験も無いまま、
この作者のなら読めるかもと思い。

当然、主な舞台は江戸末期の江戸。
タイムスリップした主人公の女子高生は、
歴史通りに明治維新が行われないと、
元の世界に戻れない、らしい・・・。
それを防ぐ側の未来人と、
もつれ合う、なんだかんだの物語。

8月と言うこともあり、戦争特番が多い中
これを書いていると、
そういえば、この時期戦争が日本国内の
最後の戦争だったんだと
気づいたりもする。

学校の授業でもこのあたりは、
最後のほうで流されたりもするし、
明治以降の歴史は、
ほぼ頭に入っていなかったりもして、
実際、一番苦手な部分でもあるが、
読んでみると、すんなり読めました。

だいぶ好き勝手に歴史の改変をしたりもしてるが、
実際はどうだったと言う流れも押さえているので、
うっすらではあるが、
このあたりの歴史も頭に入ったのも、確か。

こんなことなら、学生の頃から歴史小説読み漁っていれば、
もう少し頭良くなっていたかもとか、
思ったりもする。

縄文時代やら平安時代やらとかの事よりは、
明治以降の歴史をしっかり知っておくほうが、
実際の生活では重要だったりもすることだし・・・。

今の学生たちは、歴史(現代社会?)で
昭和のことを学んだりとかするのだろうか・・・。

何気なく戦争特番を見たりもするのだが、
お涙頂戴系の展開が多く、
なんとなく納得いかなかったりもする・・・。
戦争に突っ走ることになった原因が、
本当の意味での戦犯を、
本当の意味での原因を、
現実に目の前に突きつけておかないと、
「忘れてはいけない」
「語り継がなければいけない」
だけでは、どうなんでしょうかね・・・。
ドイツでは、ヒトラーと言う絶対的な悪役がいるが、
日本では、いったい誰に当たるのかと言われても、
すんなり名前が挙げられない・・・。

なんて事を、思ったりもしました・・・。

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