Knockin' on heaven's door

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PO二回戦-2

2015-05-08 18:54:49 | NBA
カンファレンス・セミファイナル、
2試合目が終了。

東西の1位シードが登場した。

・WAS90 - ATL106
 怪我での欠場のウォール。代わりの選手は、R.セッションズ。
シュートタッチが戻らないまでも、
アシスト数と、切れ込んでのレイアップや、
FTを取ってくるところはさすがのエース。
出場できないのは、でかい。

試合としては、3Qまで5点差の接線も、
4Qに突き放し、ATLがホームで勝利。

アシスト30とこれでもかとボールを廻し、(WAS:21A)
全員でリバウンドを取り、
(ATL:OR11+DR33 WAS:OR7+DR33)
TOも10と堅実なプレー。(WAS:16TO)

3Pは10/29(コーバー:4/11)と、34.5%は物足りない。
(WASは12/22で54.5%)
それでも勝利した要因の1つは、
ベンチメンバーの奮起。
シュローダーが2/4で4A 0TOで9Pのほか、
アンティッチとベンズモアが、2人合わせて
5/9(3P:4/7)で18P。
(WASのベンチPが22P)
ほぼ8人しかプレーしていないが、
8人ともに仕事をこなせた感じか。

特にインサイドでの健闘が大きく、
ペイント内で40対26と圧倒。
リバウンドも互角どころか、
ORでは上回ったのも大きい。

WASはインサイドが誤算。
いつまで経っても、ネネの調子が戻ってこない・・・。
シューターならともかく、
インサイドでって、ヒバートかよ。

3Pが50%以上も入っての敗戦は、
なんか感じが悪い。
あとはFTが8/14(ATL:22/25)と、もらえていない。
ウォール抜きでも21Aは、チーム力の高さだが、
ビールは8/22で20PもFG%が36.4%は、低すぎ・・・。
あと、ゴーダッド、グッデン、ネネの3人で
17Pの17R・・・。
ミルサップ、ホーフォード、キャロルの3人に
58Pの21Rとやられまくっている。

ここで負けると、いつかは外も入りだす。
30Aとボールも廻りまくったことだし、
WASには嫌なムード。

次の試合次第で、ATLの外が入ると
一気に持っていかれる危険。
かといって、インサイドで競り負けるのも危険。

スモールラインナップのATLに
インサイドで負けるとは
考えてもみていなかった・・・。

ピアースの調子が落ちる前に、
2枚看板の復調とネネの奮起を・・・。

MEM97 - GS90
 フェイスガードを付けて、コンリーが復帰。
GSは怪我人なしで、リーまで復帰しているし、
ボガッドも、今年は怪我なしで最後まで行けそうな感じ。

復帰のコンリーが1Qから得点を重ね、
仏陀トンプソンには、アレンがマッチアップ。
DFも無事機能して、6点リードで2Qへ。

アレンがDFで威力を発揮し始めると、
仏陀は試合からほぼ消される。
悪い流れはカリーにも伝播し、
当然周りの若手にも伝染する・・・。

MEM側から言うと、願ったりかなったりの最高な状況。
イェーガーHCも流石なもんで、
前半終了時のコメントが、
「ペイント内の失点を減らさなければ。」

それだけ注意していたにもかかわらず、
ペイント内の得点は、ほぼ互角(MEM42-GS40)。
リバウンドも、MEM:OR8DR31-GS:OR9DR36と、
負けてしまっているのは、いただけない・・・。

勝因は、トニー・アレン。
4STもすばらしいが、奪ってからの速攻でも得点し9P。
さらに、仏陀の存在を消し、4Qではカリーにもマッチアップ。
カリーはシュートタッチがこんなに悪い日もあるのかと、
久しぶりに見るほどの悪さ。
(FG:7/19 3P:2/11)
イグドラ、バルボサのベテラン勢は、
それでも落ち着いて得点できたが、
バーンズ、グリーンは3P:0/5。(仏陀は3P:1/6で13P)

これで、ようやく多くの人が、
カリー以外は並程度のシューターと
認識してくれたはず。
仏陀の爆発力は警戒しなければいけないが、
アレンなら、止め切れるかもしれない。

これでゴール下のレイアップさえ、
バーンズとグリーンにやらせなければ、
MEMの勝機は、見えてくる。

問題は、カリーへのDF。
コンリーならば、ある程度は付けることがわかったが、
リーとウードリッヒ・・・。
リーとJe.グリーンは、シュートタッチも戻ってこないし。

リーがもう少しSGとしての得点を重ねて、
カリーをもう少し押さえられれば、
きっと、勝てるっ!!!

カーHCがどう立て直すのか、
お手並み拝見となる第3戦。

3ヶ月ぶりにホームで負け、
HAを失い、カリーも入らなかった。

RSは開幕から勝ちまくり、
1Qからシューと入りまくりで、
大量リードで負けてもいい試合が
ほとんどだった、今シーズン。

重圧の中で打つ3Pが、
ペイント外の2Pが、
どれほど厳しいか、
GSの若手にはのしかかるはず。

それでもカリー頼りの
同じ戦いかたしか出来ないようなら、
HCの手腕は全く評価できない。
RSの67勝も、選手が良かっただけとなる。

カリー以外でスラッシャータイプのPGがいれば、
戦術的にはいいんでしょうが、
(バレアとかローズとかアービングタイプ)
ホリデーでは・・・。
バルボサとリビングストンは、
正直キャラがかぶりすぎ。

さてさて、どうでる?