とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

越冬ホウレンソウ

2019年04月16日 | 日記
春採りのため、昨年10月に播種して越冬させた西洋ホウレンソウ。春先は三寒四温が常とは言え、今年は寒暖の差が余りにも激しく、暖かくなって伸びた葉が、寒の戻りによって霜枯れてしまうパターンを繰り返し、なかなか大きくなれません。


水田から畑への転用に関する農業技術書を読んで初めて知りましたが、ホウレンソウ栽培においては、土壌pHが中性以上であることと同時に、地下水位を下げること(深さ50㎝以上)が重要とのこと。霜で焼けやすいのは地下水位が高過ぎるためと考えられ、今年取り組みたい課題の一つです。
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二十日大根発芽

2019年04月15日 | 日記
今朝は最低気温7℃。寒波が抜けて、ようやく氷点下にならない暖かさになってきました。

小松菜などに比べて、霜がやや苦手な二十日大根が昨日から発芽し始めました。試し蒔きの二十日大根が無事発芽したので、春蒔き大根も近々蒔こうと思います。


山はまだまだ冷え込むようで、全体を覆うように雪が残っています。

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渡り鳥

2019年04月13日 | 日記
今朝は最低マイナス4℃。日中は穏やかに晴れて春らしい暖かさとなりました。厳しい寒の戻りが続く間、鳴りを潜めていた羽虫達が再び飛び始め、しばらく姿を消していたツバメも舞い戻りました。当地にもようやく本格的な春が来たようです。


ツバメは、水田の害虫(ウンカなど)を駆除してくれる益鳥のようですが、農業用水路沿いにも羽虫が飛び交うため、畑上空にも頻繁にやって来ます。夏場、厄介な蚊やブヨも捕らえてくれ、頼もしいパートナーです。ツバメは、冬を温暖な南国で過ごし、夏に営巣のため日本に飛来します。水田に溢れかえる羽虫が子育て期間の餌になるのでしょう。

こちらはツグミ。ツグミは営巣地がシベリアで、越冬のため、秋~春にかけて日本にやってくる渡り鳥だそうです。春先の畑のような丈の低い草地を好み、虫を捕まえて食べています。長野県は高地に牧場が点在しているので、ひょっとしたら牧草地周辺で営巣するものもいるのかもしれません。
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雪解け後

2019年04月11日 | 日記
起床して外を見ると、3㎝程度の積雪がありました。午前中はやや曇りがちの弱い陽射しでしたが、さすがに4月ともなれば地温が高いので、昼には畑の雪がすべて解けてしまいました。雪の重みで押しつぶされた格好になっていた野菜も、14時過ぎには再び立ち上がり、何事も無かったかのように見えます。

ホウレンソウは、本葉3枚目が出始め。


ルッコラは、本葉1枚目が出始め。


レタスは乾燥には強いですが、雨や雪には弱いため、少々元気がありません。移植のダメージがまだあるようです。


16時半時点、絹さやエンドウの畝。土が乾き始めています。


気になったので、畝の地温を測定し、気温と比較してみました。
(16:30) 地温9℃ 気温6.5℃
(17:50) 地温7℃ 気温3.5℃
地温は気温より高く、更に、気温が3℃低下したのに対して、地温は2℃しか下がっていませんでした。明朝、マイナス5℃程度まで冷え込む予報ですが、この様子であればなんとか耐え切れそうです。
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吹雪

2019年04月10日 | 日記
夜半から雪が降り始め、朝には一面真っ白でした。気温が全く上がらず吹雪が続き、夕方になってもまだ雪が舞っています。梅も雪まみれになりました。


ちなみに、昨日はよく晴れ、満開になった梅の花をヒヨドリがつついていました。気候がこうも不安定だと、野生動物もさぞかし戸惑っていることと思います。

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