とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

台風一過

2016年08月31日 | 日記
台風が過ぎ去り、本日は朝から久々の秋晴れでした。


台風10号は長野県からやや離れて北上しましたが、それでも一昨日と昨日の二日間でかなりの雨が降りました。今朝になっても畑の通路に大きな水溜まりが残っている程の雨量でしたが、団粒構造が発達したおかげで畝の土からはしっかりと水がはけ、秋野菜の生育に支障ありませんでした。

<小松菜>


<源助大根>


大根の株元を見ると、粒々の土が雨を逃がした様子が見てとれました。
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秋の作付 其の二

2016年08月28日 | 日記
草を刈り終えた後は、種を播けるように畝を立て直します。
畝立て作業には、今春から鍬ではなく立鎌(通称 草削り)を使うようになりました。


先ず、刈った後に残る切り株を立鎌で取り除きます。
立鎌には鍬よりも鋭利な刃が付いており、切り株の根に対して斜めに打ち込んでやると、軽い力でもスパッと断つことができます。鍬を使っていた時には、渾身の力で叩き切るような具合でしたので、かなり作業が楽になりました。


切り株を取り除くと畝の土が現れました。


このまま種を播くこともできますが、日射しや風によって畝の表土が風化して砂っぽくなってしまっている点と、降雨によって畝が潰れて低くなっている点を考慮し、現在は耕して畝を立て直す方法をとっています。


耕すことで畝表面がしっかりとした団粒土で覆われ、むらのないスムーズな発芽が期待できます。
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秋の作付

2016年08月26日 | 日記
立秋に白菜を播き、その後、聖護院カブ、大根、中カブと、冬期の大物野菜の作付を進めています。

早採り用に播いた源助大根は双葉が出揃い、間もなく本葉が展開します。葉大根がたくさん収穫できるように2条播き。


さて、今年も秋の作付は、両手鎌で夏草を刈り倒す事からスタートです。
2年前に購入した播州刈払鎌もだいぶ手に馴染んできています。

<播州刈払鎌「菊松」>


畝間に敷きやすいように細かく草を切っていくのですが、ブタクサなど背丈を超える程に伸びているものもあり、刈り込むのはなかなかに手間がかかります。


草を刈って現れた春作の「時無し大根」の畝


春野菜→夏草→秋野菜→冬草→春野菜という具合の輪作によって、常になにがしかの植物の根で畝の団粒土を育てていくのが現在のスタイルです。
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秋の始まり

2016年08月25日 | 日記
子供の誕生前後でバタバタしている内にだいぶ日があいてしまいました。
幾分落ち着いてきましたので、相変わらずの不定期ですが、更新を再開したく思います。

冷涼な当地では真夏も短く、お盆を過ぎてコオロギなど秋の虫達が鳴き始めました。
秋雨期に入り、曇りがちの空模様が多いですが、陽射しがあるとまだまだ残暑厳しい感じで、夏野菜も元気です。

たわわに実る十六ササゲ


気温が高く虫達の活動が盛んな時期ではありますが、先日の台風の雨で十分な水が供給されたので、食い荒らされるよりも早く、葉物類がぐんぐん成長しています。

山東菜


高菜


湿りが強く、昨年まで思うように野菜が育たなかった場所ですが、春作でジャガイモを育てながら徐々に土を盛っていったところ、かなりいい具合に葉野菜が育つようになりました。
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