とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

梅雨間近

2014年05月22日 | 日記

遅霜の終わりとともに、畑に朝露が降りるようになりました。梅雨が間近に迫り、大気の湿度が増してきたようです。

【朝露に濡れるズッキーニ】

20140520_zkn

そして、昨日は待望の雨天。昨年に劣らぬ日照りでカラカラに干上がっていた畑もやっと水で満たされました。

【雨後発芽した黒モチモロコシ】

20140522_krm

昨年は早い収穫を見込んで5月頭に黒モチモロコシの第一回目播種を行いましたが、ひどい干ばつに出ばなをくじかれ、結局十分に生育しませんでした。今年は5月20日前後から始まる梅雨前降雨にタイミングを合わせ、スムーズな初期生育を図っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小麦出穂

2014年05月15日 | 日記

5月5日の立夏から10日経ち、冷涼な当地でもようやく小麦の穂が出ました。

20140515_kmg

小麦の出穂は1日の平均気温15℃程度が目安だそうですが、昼夜の寒暖の差が大きい当地の場合、晴れた日で早朝8℃~日中22℃といった具合です。夏野菜は5℃以下では低温障害を起こしやすく、更に3℃を下回ると降霜により枯れてしまう恐れがあります。小麦出穂を確認し一安心です。

また、これを機に、トウモロコシやカボチャなどの生育に比較的高温を要する夏野菜も播種適期を迎えます。発芽だけなら5月初旬でも可能なのですが、温度不足により初期生育が停滞すると虫や鳥の食害が致命傷になりやすいので、発芽後勢いよく伸びる今時分から播くのが良い気がしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅霜終わる

2014年05月14日 | 日記

当地の遅霜は例年5月13日頃が最後のようで、今年も夏野菜が無事育つ季節を迎えました。

筆不精なもので、長らく記事を書けておりませんでしたが、ぼちぼち畑の様子をお伝えしていければと思います。

さて、4月24日に1カ所4粒ずつ直播きしたズッキーニは本葉が伸び始めました。

20140514_zkn

ズッキーニは低温に強いのが特徴で、遅霜が降りるような朝の冷え込みにも肉厚な子葉がよく耐えていました。しかし、薄くて柔らかい本葉はそうもいかず、遅霜で焼けるかどうか際どいところです。

種を多目に播いておくと生育に数日の差が生じ、いち早く育ったものが霜にやられても、出遅れた株が生き残ってくれます。種に余裕があればの話ですが、1カ所10粒くらいにすれば、播種をもっと早めてもいけそうな気がします。

一方、何度か遅霜にやられて冷や冷やしたのがトマトです。

20140514_tmt

両手を広げたような子葉の間に小さな本葉が出始めました。4月20日頃の播種でしたが、本葉の展開は後に播いたズッキーニより遅れています。やはりズッキーニの方が幾分寒さに強いようです。

トマトは乾いた砂質土壌を好むとのことですが、確かに、土が湿った状態で朝の冷え込みに晒された時に冷害を受けていました。水遣りは朝行い、夕方には表土が乾いている状態にするよう心掛けないといけませんね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする